目次
ジウィピークに使用されている原材料やドッグフードに含まれている栄養の割合、生産国、購入する際の注意点についてご紹介します。
ジウィピークの原材料
ジウィピークは犬本来の食性である生肉食にこだわって作られたドッグフードです。実際にどのような原材料が使用されているのか、エアドライ・ドッグフードのベニソンを例にご説明いたします。
肉類
主原料となる肉類には、生肉や内臓(ベニソン生肉、ベニソントライプ生肉、ベニソンハート生肉、ベニソンラング生肉、ベニソンレバー生肉、ベニソンキドニー生肉、ベニソンボーン)が使用されています。
肉類や次に挙げる魚介類を含む動物タンパク質源は、ドッグフードの98%を占めています。
使用している肉類の多さからも、ジウィピークが生肉食にこだわって作っていることに納得できます。
魚介類
魚介類には、ニュージーランド緑イ貝が使用されています。
緑イ貝と言うと、近年、高品質な抗酸化酵素などを豊富に含むことから、健康食品として注目を集めています。
緑イ貝に含まれる栄養成分によって、犬の関節の健康や炎症を抑制するといった効果が期待されます。
穀物
ジウィピークには穀物は一切使用されていません。なぜなら、穀物は犬の消化器官に大きな負担をかける可能性があるためです。
犬は肉食であるため、人間と比較すると、穀物を消化するための酵素が少ないことが分かっています。
そのため、穀物を摂取することで消化不良を起こしたり、アレルギー症状が引き起こされることがあるのです。
野生の犬は穀物を直接摂取することがほとんどないため、ジウィピークの原材料にも使用していないのでしょう。
添加物
ジウィピークには人工的な添加物は一切使用されていません。ドッグフードの酸化防止には天然ミックストコフェロールやビタミンEが使用されています。
人工的な添加物は、時に犬の健康を害することもあるため、なるべくなら無添加であるドッグフードを選びたいものです。
その他
ジウィピークの原材料で気になるのは海塩です。
ただ、公式サイトにはミネラルを摂取するために使用していることが記載されているため、塩分についてはそこまで気にしなくても良いでしょう。
ジウィピークに含まれる栄養の割合

ジウィピークの原材料にはニュージーランド産の新鮮な生肉や内臓がたっぷり使用されていることが分かりました。
ただ、どんなに原材料が高品質で安全なものを使用しているとしても、ドッグフードの栄養の割合を確認しないことには、本当に品質が高いドッグフードなのかを判断することはできません。
では、ジウィピークの栄養の割合について、確認していきましょう。
- エネルギー 470kcal/100g
- 粗タンパク質 45.0%以上
- 粗脂肪 25.0%以上
- 粗繊維(※1) 2.0%以下
- 粗灰分(※2) 8.0%以下
- 水分 14.0%以下
※1.租繊維とは、体内で消化されることなく、便として排泄される食物繊維のを示しています。
※2.租灰分とは、カルシウムやナトリウム、リンなどのミネラルのことを示しています。
エネルギー・タンパク質・脂質高め
エネルギーやタンパク質、脂質全てが一般的なドッグフードで設定されている栄養の割合よりも遥かに高く設定されていることが分かります。
AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めるタンパク質は成犬で18.0%以上、脂質は成犬で5.5%以上であることからも、2倍以上の高さで設定されていることになります。
この数値から、原材料の98%が肉類や魚介類が占めていることに納得できます。
水分含有量多め
ジウィピークは水分が14.0%以下ということで、一般的なドッグフードよりも水分含有量が高いことが分かります。
ペットフードの区分などを定めているペットフード協会ではドライフードの定義として、製品水分10%程度以下であることが公式サイトに記載されています。
これは、ドッグフードの水分含有量が13%以上になるとカビの発生率が高まることを懸念しているためです。
ジウィピークの生産国
ジウィピークを生産している国はニュージーランドです。
ニュージーランド産のドッグフードはニュージーランド産の新鮮で高品質な生肉を使用していることから、世界でも高い評価を受けています。
ニュージーランドには人の手が入れられていない広大な自然が多数あり、広々とした自然環境の中で家畜が放牧されています。
そのため、赤身が多く、高タンパクで低脂肪な肉をドッグフードにも多く使用することができるのです。
さらに、ニュージーランドは厳しい検疫体制がしかれているため、これまで160年もの間、BSE(牛海綿状脳症)や口蹄疫といった家畜の感染病が発生していないのです。
さらに、食肉は全てトレーサビリティが保証されており、家畜の誕生から製品化されるまでの全ての情報を追跡することができます。
だからこそ、ニュージーランド産のドッグフードは高い評価を受けることができるのです。
ジウィピークを選ぶ際の注意点

ジウィピークを選ぶ際、どのような点に注意すればいいのか理解した上で購入を決めましょう。
肥満に要注意
ジウィピークは、エネルギーやタンパク質、脂質が高く設定されているため、運動量が少ない犬や代謝が落ちているシニア犬に与えると肥満になる可能性があります。
また、100g当たりのエネルギーが高いため、1食に与えるドッグフードの量が極端に少なくなることが考えられます。
犬によっては物足りなく感じ、食べ物を欲しがる犬もいるかもしれません。
開封後の保管に注意が必要
ジウィピークは水分含有量が高いため、一般的なドッグフード以上に開封後の管理に注意する必要があります。
冷蔵庫で保管せずに、密封した上で直射日光が当たらない冷暗所で保管するようにしましょう。
まとめ
ジウィピークは基本的には犬の食性に基づいて作られており、原材料や栄養の割合においても高品質なドッグフードと言えるでしょう。
ただ、自然界で暮らす犬の食性を再現しているため、室内飼育の犬よりは屋外飼育で1日中広い敷地内を走り回っているような運動量の多い犬に向いているドッグフードと言えます。