白いペルシャ猫で有名なキャットフード【モンプチ】ってどんなフードなの?

世界で最初に売り出されたのはペットフードはドッグフード。日本でも市販されたのはドックフードが先でした。

その後、登場したキャットフードはドックフードを少し改良しただけで、猫の食生活や猫に必要な栄養はあまり考慮されていませんでした。

現在、キャットフードにはさまざまな種類があり、選択肢も増えましたが、その品質については千差万別あるようです。

どうせなら、少しでも猫にとって良いフードを選びたいですね。

今回は日本でもっとも有名なキャットフードのひとつ【モンプチ】を取り上げ、その品質を調べてみました。

 

【モンプチ】ってどんなキャットフードなの?

ふわふわの白いペルシャ猫がクリスタルグラスの中に入ったフードを美味しそうに食べる・・・

「モンプチ」のCMは猫好きなら誰もが目を惹かれますね。

【モンプチ】を製造販売しているネスレは1800年代後半にアンリ・ネスレという人作った会社が原点です。

この会社はコーヒーのネスカフェを生んだ会社でもあり、世界でも有数な食品会社です。ネスレはその後、合併・吸収を繰り返し、その過程でペットフード事業を拡大していきます。

日本でフリスキーブランドが売られるようになったのは、1970年でした。

【モンプチ】はもともと缶詰からスタートしましたが、いまではドライ、テリーヌ、ピューレ、スープ、おやつなど、食感の異なるさまざまな種類が揃っています。

今回は特に【モンプチ】のドライフードの中から「モンプチボックス 7種のブレンド小魚入り」を取り上げます。

 

【モンプチ】のバラエティシリーズにはどんな原材料が使われているの?

肉類

原材料表記には、

  • 家禽ミール等
  • 小魚
  • フィッシュパウダー(かつお、鯛、まぐろ、サーモン、かに、サーディン、えび)

が使われていると書かれています。

まず、家禽というのは鶏のことだと思いますが、「等」と表記されているところを見ると鶏以外の鳥も使用されているのでしょう。

正確には何が使われているかははっきりしません。

ミールというのは、通常、肉を粉状にしたもの。保存性を高めるために乾燥させて粉にしたもので、多くのキャットフードに使用されています。

しかしながら、ミールの中には4Dミートと呼ばれる不健康な家畜、家禽の肉を使ったものもあります。

【モンプチ】の家禽ミールがどちらなのか知るすべはありませんが、このあたりが不明確なのには不安が残ります。

穀物

【モンプチ】には小麦、コーングルテン、米などが使用されています。

これらの穀物は原材料表記の最初に記載されていますので、【モンプチ】は穀物が主原料のフードだと分かります。

小麦は猫がアレルギーを起こしやすい穀物です。

また、とうもろこし由来のたんぱく質コーングルテンは、動物性たんぱく質に比べたら猫にとって質が落ちると言わざるを得ません。

添加物

【モンプチ】で気になるのは、合成着色料が何種類も使われている点です。

「モンプチボックス 7種のブレンド小魚入り」にも赤色2号、赤色102号、青色1号、黄色4号、黄色5号といった合成着色料が使用されています。

猫は色でフードを選ぶわけではありませんので、少なくても猫のことを考えたら合成着色料は使わない方が良いでしょう。

酸化防止剤にはプレミアムフードと同じミックストコフェノールを使用しています。

 

「モンプチボックス 7種のブレンド小魚入り」にはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

たんぱく質

たんぱく質の割合は30.5%以上です。これはAAFCO(米国飼料審査官協会)が定める最低基準26%を超えていますので、数字の上では問題ありません。

しかしながら、「モンプチボックス 7種のブレンド小魚入り」のたんぱく質の多くはコーングルテンです。

たんぱく質としてはあまり質が良いとは言えないでしょう。

脂肪

脂肪割合は14.7%以上です。これはAAFCOの最低基準9%をクリアしていますので、問題ないでしょう。

 

【モンプチ】の生産国はどこ?

【モンプチ】はオーストラリアで生産されています。

オーストラリアにはペットフードの安全を守る法律はありませんが、州法やペットフード協会による規制があり、製造方法や栄養、表示などに対する自主基準を設けています。

しかしながら、これらの規制が保証できるのは最低限の安全性だけです。

オーストラリアで生産されたキャットフードの安全性を確かめるなら、国の規制に頼らず、個々のメーカーの商品の中身をしっかりチェックすることが大切です。

原材料やその配合、レシピなどをホームページなどで調べて判断してください。

【モンプチ】の魅力は?

【モンプチ】では猫が飽きないよう、さまざまな味、食感のキャットフードを揃えています。

ドライフードだけでも10種類以上ありますが、そのほかにもテリーヌ、スープ、チャンクなど数多くの缶フードがあります。

バリエーションの多さは【モンプチ】の魅力といっても良いでしょう。

【モンプチ】を与える際の注意点は?

【モンプチ】には小麦など穀類が多く含まれています。もし、愛猫に穀類アレルギーがあるようなら【モンプチ】を食べさせるのは止めた方が良いでしょう。

高級なイメージだけれど、原材料から見ると残念な点が

パッケージやCMの展開から高級なイメージをもつ人も多い【モンプチ】。

種類が多く、売り場でも広いスペースを取っているので【モンプチ】を愛猫のフードに選んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。

しかしながら、原材料を見ると穀物の多用、あいまいな肉類の使用、合成着色料の使用など残念な点が少なくありません。

ネスレ日本という大手メーカーの資本力を活かして本当に高級なキャットフードを作ってくれると良いですね。

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