お魚のうまみ3倍!キャットフード【銀のスプーン】ってどんなフードなの?

メイドインジャパンの製品は、いまや世界中で評価されています。

地方の中小企業の商品でも、品質やデザインが良ければ、ヨーロッパで評価されることも少なくありません。

ところが、ことキャットフードとなると日本製、日本ブランドが海外に進出しているという話は聞きません。逆に海外ブランドは日本にどんどん進出してきていますね。

日本のキャットフードはどうなっているのでしょう。今回は、日本のキャットフードの中から【銀のスプーン】を取り上げ、その中身を調べてみました。

 

【銀のスプーン】ってどんなキャットフードなの?

【銀のスプーン】はユニ・チャームが製造販売しているキャットフード。

実はヨーロッパには、生まれてきた赤ちゃんが「一生、食べ物に困らないように」と銀のスプーンを贈る習慣があります。

飼い主さんにとって、愛猫は子供のような存在。

【銀のスプーン】というネーミングには、「我が子のような愛猫に毎日好きなフードを食べて幸せでいてほしい」という願いが込められているのです。

【銀のスプーン】にはドライ、缶、パウチなどの種類がありますが、今回はもっともポピュラーな【銀のスプーン】ドライフード「お魚づくし」を取り上げて、その中身を調べてみました。

 

【銀のスプーン】にはどんな原材料が使われているの?

肉類

【銀のスプーン】の「お魚づくし」には

  • チキンミール
  • ポークミール
  • ビーフミール
  • チキンエキス
  • フィッシュミール
  • 煮干パウダー
  • 鰹節
  • マグロミール
  • カツオミール
  • 白身魚ミール
  • 乾燥シラス

が使用されています。

ミールは乾燥肉(魚)のことですが、【銀のスプーン】では、とりあえずチキン、ポーク、フィッシュ、マグロ、カツオなど何から作られたミールなのかは明記してあります。

フードによっては、「ミートミール」としか表記がなく、どんな動物の肉なのか分からないケースもありますので、それよりは良いでしょう。

ミールは生肉に比べたら質は落ちますが、低価格で日持ちしやすい原材料としてキャットフードには多く用いられています。

どんなレベルの肉や魚が使われているか分かるともっと安心でしょう。

穀物

【銀のスプーン】にはとうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉などが配合されています。

原材料名のトップに穀物が表記されていますので、【銀のスプーン】は穀物が主原料のフードだと分かります。

猫は真正の肉食ですので、穀類がメインのレシピは残念なポイントです。

添加物

酸化防止剤にはミックストコフェノールやハーブエキスなど比較的安全なものが使われています。

しかしながら、【銀のスプーン】には二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号といった合成着色料が添加されています。

猫は色で食べ物を選ぶわけではありません。人間には美味しそうに見えるかもしれませんが、猫の健康にはマイナスでしょう。

 

【銀のスプーン】にはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

たんぱく質

【銀のスプーン】のたんぱく質の割合は30%以上。

これは、AAFCO(米国飼料審査官協会)の成猫のための最低基準26%を上回っていますので、数字のうえでは問題ありません。

ただし、【銀のスプーン】のたんぱく質の多くは、コーングルテンによるものです。

コーングルテンはとうもろこし由来のたんぱく質。たんぱく質ではありますが、動物性たんぱく主原料のフードに比べると質は落ちるでしょう。

脂質

脂質の割合は16.0%以上。これはAAFCOの基準9%を上回っていますので、問題ないでしょう。

 

【銀のスプーン】の生産国はどこ?

【銀のスプーン】は日本で生産されています。日本製品は世界でその品質が評価されていますが、キャットフードについては日本製だからと言って安心できません。

日本には「ペットフード安全法」という法律があり、ペットの健康に害を及ぼす可能性のあるペットフードの製造・輸入・販売を禁止しています。

安全性確保のためにペットフードのパッケージ表記が義務化され、害のある添加物の上限なども決められています。

しかしながら、この法律が保証できるのは最低限の安全です。

日本製のキャットフードが本当に安全かどうか知るためには、メーカーの姿勢、原材料の質、配分などを細かくチェックする必要があるでしょう。

【銀のスプーン】の魅力は?

高齢の猫のためのフードが充実

今回取り上げたのは、【銀のスプーン】のもっとも一般的な1歳以上の猫のためのフードですが、【銀のスプーン】には高齢猫向けに多くの種類のドライフードがあります。

「10歳用歳が近づく頃から」を筆頭に「13歳」「15歳」「20歳」とバリエーションが豊富。猫の高齢化に合わせたフード展開は日本ブランドならではでしょう。

内容量もいろいろ

【銀のスプーン】は600g、1.0kg、1.5kg、40g×4個と、さまざまな量のパッケージが揃っています。

これだけバリエーションがあれば、飼っている猫の頭数に合わせて選ぶことができます。40g×4個セットはお出かけにも便利です。

【銀のスプーン】を与える際の注意点は?

【銀のスプーン】にはとうもろこし、小麦など猫がアレルギーを起こしやすい穀物が相当量、配合されています。

愛猫に穀物アレルギーがある場合は食べさせない方が良いでしょう。

魚のうまみ成分添加で食いつきは良さそう。でも原材料が残念

お魚のうまみを3倍増にし、猫の嗜好性を高めている【銀のスプーン】。

近所のスーパーやペットショップで気軽に購入できるため、愛猫のメインフードにしている人も多いでしょう。

ただ、原材料を見ると、とうもろこし、小麦などの穀物が主原料ですし、人工着色料も使っていてあまり感心できません。

価格的には安くて良いとは思いますが、もう少しプレミアムなランクのフードがあっても良いのではないでしょうか。

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