ドッグフード「プロプラン」の原材料や選ぶ際の注意点は?

プロプランに使用されている原材料やドッグフードに含まれている栄養の割合、生産国、購入する際の注意点についてご紹介します。

 

プロプランの原材料

プロプランはPURINA(ピュリナ)から販売されており、スペシャルケアとして繊細な肌のスキンケアのために食物アレルギーに配慮したドッグフードです。

実際に、プロプランのサーモンを例に、どんな原材料が使用されているのかご説明いたします。

魚類

プロプランの主要原材料は良質なサーモンが使用されており、アレルギー症状を引き起こすリスクの高い肉類は使用されていません。

サーモンには皮膚や被毛の健康を維持するのに必要な栄養成分が含まれています。

とくに、魚油には犬の健康に欠かせないオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が豊富に含まれています。

穀物

プロプランでは、穀物が複数使用されています。

パッケージには使用されている量が多い順に、

  • コーングルテンミール
  • とうもろこし
  • コーンスターチ

が記載されています。

一般的には、犬は肉食のため、穀物は消化不良やアレルギー症状を引き起こすリスクが高いと考えられています。

しかし、ピュリナでは犬は「雑食」であると考え、とうもろこしなどの穀物には豊富な栄養が含まれており、他の栄養素の消化吸収を助けることを長年の研究により発見したとしています。

そのため、プロプランではあえて、犬の健康のために消化吸収されやすくした穀物が使用されているのです。

添加物

プロプランでは合成着色料や香料など人工的な添加物は一切使用していません。

ドッグフードの保存に必要な酸化防止剤には、天然由来のミックストコフェロールが使用されています。

その他

プロプランの原材料で気になるものとして、ビートパルプが挙げられます。

ビートパルプはビートから砂糖を抽出する製造工程で薬品が使用されることがあり、搾りかすとして出たビートパルプに薬品が残留している可能性があると考えられています。

また、ビートパルプに含まれる食物繊維によって、ドッグフードのボリュームアップやウンチを固める作用があります。

そのため、犬の健康のバロメーターとして考えられているウンチの正常な硬さが分からない可能性も高くなるのです。

他には、「畑の肉」と呼ばれる大豆から加工された大豆ミールが使用されています。

プロプランでは肉類を使用していないことから、植物性のタンパク源として大豆ミールが使用されていることが分かります。

 

プロプランに含まれる栄養の割合

ピュリナでは独自の研究センターを持ち、犬の食事や排泄物の観察から分かったデータなどを用いて、ドッグフードの研究や開発に役立てています。

獣医師や栄養学者はもちろんのこと、動物行動学者や微生物学者、栄養生化学者、免疫学者の500人以上の専門家によって研究が行われています。

実際に、どのような栄養の割合で設計されているのか、確認してみましょう。

  • エネルギー 379kcal/100g
  • 粗タンパク質 26%以上
  • 粗脂肪 16%以上
  • 粗繊維(※1) 4.2%以下
  • 粗灰分(※2) 8%以下
  • 水分 12%以下

※1.租繊維とは、体内で消化されることなく、便として排泄される食物繊維のを示しています。

※2.租灰分とは、カルシウムやナトリウム、リンなどのミネラルのことを示しています。

エネルギー・脂肪が高め

上記の栄養の割合からも分かる通り、プロプランでは一般的なドッグフードに比べ、エネルギーや脂肪が高めに設定されていることが分かります。

主要原材料に良質なサーモンが使用されていることからも納得できます。

サーモンは魚類の中でも脂肪の割合が高い魚としても知られています。

ただ、肉類の脂肪とは異なり、魚類の脂肪にはオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が豊富に含まれており、犬の皮膚や被毛、関節などの健康維持が期待されています。

AAFCO(米国飼料検査官協会)が定める脂質は、成犬で5.5%以上のため、十分に満たされています。

タンパク質はやや高め

原材料にサーモンや栄養が凝縮された大豆ミールを使用していることから、タンパク質の割合が一般的なドッグフードと比べても、やや高めに設定されていることが分かります。

プロプランではタンパク源として肉類が使用されていないため、タンパク質を補うために大豆ミールが使用されているのでしょう。

AAFCOではタンパク質は成犬で18.0%以上となっており、十分なタンパク質の割合が設定されていることに納得できます。

 

プロプランの生産国

プロプランの生産国は、フランスです。

フランスはペット大国の1つでもあります。

街のあらゆる場所で犬用のウンチ袋が無料で利用できるスタンドが設置されていたり、ペットと住めるアパートやマンションが多数あるなど、ペットと人間が共存できる仕組みがあります。

どちらかと言うと、「ペット」ではなく、「社会の一員」という位置付けがなされているようです。

そのため、フランスではドッグフードへの関心も非常に高く、原則としてヒューマングレードの食品を使用することが義務付けられています。

ドッグフードメーカーに対し、検査や指導なども実施されています。

 

プロプランを選ぶ際の注意点

プロプランを選ぶ際の注意点として、原材料で使用されている穀物やビートパルプは、犬によっては消化不良やアレルギー症状を引き起こすリスクがある点をしっかりと理解しておく必要があります。

また、ビートパルプの作用としてウンチが固まりやすくなるため、ウンチの硬さだけでなく、いつもと変わった様子がないかなど犬の健康状態を観察するようにしましょう。

アレルギー体質の犬の場合は、かかりつけの獣医師に相談してから選ぶようにしましょう。

まとめ

プロプランはAAFCOの基準を満たし、皮膚や被毛の健康維持に特化したドッグフードだと言えるでしょう。

また、原材料では基本的には良質な食品を使用しており、独自の長年の研究によって設定された栄養に基づいて設計されています。

とは言え、犬にも個体差があるため、与える際は少量ずつ与え、犬の様子を観察しながらドッグフードの切り替えを行うようにしましょう。

関連記事