猫の大好きなトッピングで至福のディナー・タイムを演出。【猫懐石】って猫に食べさせてもいいの?

【懐石】は日清製粉の小会社、日清ペットフードのキャットフード。

2001年に同社のキャットフードブランド「キャラット」のひとつとして生まれたのが【懐石2dish】。

ドライフードと猫の好きなトッピングを組み合わせるという新しい発想で、ファンを増やしました。

その後、【懐石】はさらにプレミアム度を増した「zeppin」や「4dish」「zeppin 祝い膳」など、仲間が増えました。

今回は、そんな【懐石】の中から、4種類のトッピングの入った【懐石4dish】について調べてみました。

 

【懐石 4dish】にはどんな原材料が使われているの?

【懐石 4dish】には、

  • 「瀬戸内の小魚バラエティ」
  • 「枕崎のかつお節バラエティ」
  • 「焼津のまぐろバラエティ」
  • 「美味しい体重ケア 瀬戸内のしらすバラエティ」
  • 「15歳からの腎臓ケア 枕崎のかつお節バラエティ」

の5種類があります。
今回は、この中から「瀬戸内の小魚バラエティ」を取り上げて、中身をチェックしてみましょう。

肉類

肉類にはミートミール、チキンミール、フィッシュミール、いりこ、フィッシュパウダー、かつお節、かにかまチップが使用されています。

ちなみにトッピングとして用意されているのは

  1. 小魚とかつお節
  2. 小魚とかにたま
  3. 小魚とまぐろ節
  4. 小魚と有明のり

の4種類です。

猫の好きな魚がトッピングで用意されているのは良いのですが、肝心のドライフードにはミートミールが使われています。

ミールは乾燥肉のことで、保存性が高くキャットフードには多用されています。

質の良い肉のミールならまだ良いのですが、ミートミールは原材料がはっきり分からず、人間が食べられない副産物が混じっている可能性があります。

また、原料として使われている家畜の品質も不明ですので、不安を感じます。

穀物

【懐石 4dish】には、とうもろこし、中白糠、コーングルテンミール、小麦粉、ホミニーフィードが使用されています。

ホミニーフィードという名前は、あまり耳にしませんが、とうもろこしから人間用のとうもろこし粒や粉を製造した後に出る副産物で、とうもろこしの皮、胚芽の破片などのこと。

あまり、質の良い原材料とは言えません。

また、穀類が原材料表記のトップに書かれていますので、【懐石】は穀類メインのキャットフードだと分かります。

もともと、日清ペットフードの親会社は日清製粉で、小麦粉など粉商品を製造する会社です。

ペットフードを始めたのも穀類を活用できるからだと思われますが、猫はあくまでも完全肉食の動物です。穀類を主原料にしているのは残念な点です。

添加物

酸化防止剤にはローズマリー抽出物を使用しています。これは、比較的ナチュラルな添加物ですので問題ないでしょう。

しかしながら、【懐石】に黄色5号、赤色3号、黄色4号、青色1号、赤色102号など合成着色料が使われています。

猫は匂いで食べ物を判断しますので、フードに色をつけるのは意味がありません。猫にとっては不必要な添加物だと言えるでしょう。

 

【懐石 4dish】にはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

たんぱく質

【懐石 4dish】のたんぱく質量は27.0%。これは、AAFCO(米国飼料審査官協会)の定める成猫用の最低基準26%はクリアしていますので、数値のうえでは問題ありません。

しかしながら、【懐石】のたんぱく質にはコーングルテンミールなどが多く使われています。

コーングルテンミールは、とうもろこし由来のたんぱく質。

植物性のたんぱく質は人間にはヘルシーかもしれませんが、猫にとっては上質なたんぱく質とは言えません。

動物性たんぱく質の方が、猫に相応しいでしょう。

脂肪

【懐石】の脂肪割合は、9.5%。AAFCOの定める最低基準は9%ですので、こちらはクリアしていると言えるでしょう。

海外ブランドのドライフードは脂肪分多めのものが多いので、肥満傾向の猫、室内猫には良い数値かもしれません。

 

【懐石 4dish】の生産国はどこ?

【懐石】は日本で製造されています。

日本ペットフードは那須にペットフードの研究所があり、横浜・鶴見には工場があります。

鶴見の工場はISO9001という品質マネジメントシステムの国際規格を取得していますし、安全面では問題ないでしょう。

ただし、キャットフードは安全なだけでは、良いフードとは言えません。

原材料や配合のレシピなどをトータルでチェックして、猫の健康を害さないかどうか判断する必要があるでしょう。

 

【懐石 4dish】の魅力は?

4種類のトッピングで猫が飽きない

【懐石】の魅力はドライフードに同梱されている4種類のトッピングでしょう。

猫は飽きっぽい動物ですので、それまで食べていたフードをある日突然、食べなくなることがあります。

トッピングは猫の食欲増進にはプラスになりそうです。

80gの小分けパック、しかも脱臭剤入りなので、新鮮が長持ち

【懐石】は80gずつの小分け包装してあり、しかも、脱臭剤入り。

フードの匂いが長持ちしますし、開けたての新鮮なフードを猫に与えることができます。

【懐石】を与える際の注意点は?

懐石には穀物がたくさん使用されています。

しかも、その種類もとうもろこし、中白糠、小麦粉など多岐に渡っています。穀物アレルギーのある猫には食べさせない方が良いでしょう。

「懐石」という名前でおいしそうな印象。でも、中身はちょっと心配です

ドライフードとトッピングをセットにするという斬新なアイディアで、差別化を図っている【懐石】。

トッピングは小魚やしらすなど、猫の好きそうなモノばかりで、食いつきも良さそうです。

しかしながら、原材料を見ると、穀物が多く配合されていたり、肉類もミートミールを使っていたり・・・。

さらには合成着色料も使われていて、あまりおススメできません。

猫の食欲をそそるアイディアは良いのですが、もう少し、中身にこだわった【懐石】も見てみたいですね。

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