グルメタイプのキャットフード【ミネット プレミアムキャトリート】は猫に食べさせてもいいの?

1964年創業以来、犬や猫だけでなくラビットやフィッシュフードなども手掛けてきた(株)スマック。

【ミネット プレミアムキャトリート】は、スマックのドライフードの中でも美味しさに工夫を凝らしたグルメタイプのキャットフードです。

独自の製法で、粒ひとつひとつにエキスを浸み込ませるだけでなく、トッピングもたっぷり加えてあるので、口コミを見ても喜んで食べる猫が多いことが分かります。

ただ、猫の食いつきが良くても、良いフードかどうかは分かりません。

今回は、【ミネット プレミアムキャトリート】の中身について調べてみました。

 

【プレミアムキャトリート】にはどんな原材料が使われているの?

【プレミアムキャトリート】には、

  • 「国産かつお節添え」
  • 「国産まぐろチップ添え」
  • 「国産ささみ添え」

3種類があります。

メインとなる原材料はほとんど同じですので、今回は、「国産かつお節添え」を例にあげてみましょう。

肉類

肉類には、フィッシュミール、フィッシュエキス、かつお節、フィッシュパウダー、ミートミール、チキンミール、ポークミールが使われています。

ミールとは乾燥肉を粉末状にしたもののことで、保存性が高いためペットフードにはよく使われています。

プレミアムキャットフードにも使用されていますので、ミール自体に問題があるわけではありません。

問題となるのは、ミールの原料となっている肉や魚の中身や質でしょう。

プレミアムフードの場合、

  • 「ヒューマンレベルの原材料を使用」
  • 「人間が食べられるレベル」
  • 「副産物不使用」

などと表記して、肉のレベルを保証しています。

表記のないミールは同じチキンミール、ポークミールであっても4Dミートが含まれていたり、副産物が入っていたりする可能性があるのです。

さらに、【プレミアムキャトリート】にはミートミールが使用されています。

ミートミールはどんな動物の肉を使用しているか不明ですし、4Dミート(病気で死んだ家畜や家畜以外の動物の肉)や副産物を含んでいる可能性もあります。

愛猫に食べさせるにはちょっと不安な内容です。

穀物

穀類には「とうもろこし、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール等」が使われていると書かれています。

とうもろこしや小麦は猫がアレルギーを起こしやすい穀物として知られていますし、「等」の表記は不明な穀物も含まれていることを示しています。

原材料名のトップに穀物が表記されていますので、穀物が【プレミアムキャトリート】の主原料となっているのが分かります。

猫本来の食習慣とはズレがあると言わざるを得ません。

添加物

キャットフードには通常、酸化保存料が使われますが、ホームページを見ても【プレミアムキャトリート】にどんな酸化防止剤が使われているのか記載されていません。

BHA、BHTなどの保存料が使われている可能性があり、心配です。

さらに、赤色102号、黄色4号、青色1号などの合成着色料が使用されています。

猫は色で食べ物を判断するわけではありませんので、これは無駄な添加物と言えるでしょう。

 

【プレミアムキャトリート】にはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

たんぱく質

【プレミアムキャトリート】に含まれているたんぱく質の割合は30.0%以上です。

これはAAFCO(米国飼料審査官協会)の定める子ねこ、成猫両方の最低基準をクリアしていますので、数値のうえでは問題ありません。

しかしながら、【キャトリート】のたんぱく質にはとうもころし由来のコーングルテンが多く含まれています。

肉食の猫にとって理想的なたんぱく質とは言えないのではないでしょうか。

脂肪

脂肪割合は12.0%以上です。これはAAFCOの最低基準値9%をクリアしていますので、問題ないでしょう。

 

【プレミアムキャトリート】の生産国はどこ?

【プレミアムキャトリート】は国産です。

製造工場は国際規格ISO9001:2015の認定を取っており、仕入れから製造、包装に至るまで徹底的にコンピュータ管理しています。

安全面ではまず、問題ないと考えて良いでしょう。

ただし、安全だからといって、猫にとって良いフードとは限りません。

原材料の中身、質、配合割合などキャットフードの中身をトータルでチェックして判断する必要があるでしょう。

 

【プレミアムキャトリート】の魅力は?

毛玉に配慮して植物繊維粒を配合

猫は毛づくろいで飲み込んだ毛を吐き出しますが、長毛種の場合など毛の量が多いと、毛玉が詰まって毛球症になることがあります。

これを防ぐために【プレミアムキャトリート】には植物繊維の粒を加えてあります。

下部尿路の健康に配慮

猫は尿石など下部尿路の疾患に罹りやすい傾向があります。

これを防ぐために【プレミアムキャトリート】ではマグネシウム含有量を0.12%に調整。低マグネシウムフードにしています。

猫の食欲増進のための工夫がある

【プレミアムキャトリート】は、独自のTaste in製法により、お魚のうま味を粒の中まで浸み込ませ、さらにトッピングも加えてあります。食いつきが良いという口コミも理解できます。

小分けパックで鮮度長持ち

【プレミアムキャトリート】は1袋750g入りですが、中身は125gパッケージ6袋に小分けされています。鮮度や香りが長持ちする便利な包装です。

【プレミアムキャトリート】を与える際の注意点は?

【プレミアムキャトリート】にはとうもろこし、小麦などの穀類がかなり使用されています。

もし、あなたの愛猫に穀物アレルギーの可能性があるのであれば、食べさせない方が良いでしょう。

猫の食いつきは良さそうだけれど、原材料には心配な点が

スマックのキャットフードの中でも魚のうま味を効かせた猫好みの味が自慢の【プレミアムキャトリート】。

ただ、原材料を調べてみると残念な点が目立ちます。

肉類にミートミールを使っていること、穀類メインのフードであること、人工着色料を使用していることなど・・・。

猫の健康を考えたら心配な内容です。研究施設もある老舗メーカーですので、本当の意味でプレミアムなフードを考えてほしいですね。

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