記念日には愛猫と一緒に「猫用ケーキ」でお祝い。猫用ケーキの選び方

愛猫のお誕生日やお家に迎えた日など、記念日には特別なご飯「猫用ケーキ」を用意される方も多いでしょう。

最近では、人用かと思うほど、とても可愛いいケーキが市販されています。

見た目は同じでも、材料はちゃんと猫が食べても健康を害さない材料が使用されています。

ただし、その中身はお店によってまちまち。もし愛猫にケーキをあげるとしたら、どのようなものを選べばよいのでしょう。猫用ケーキを購入するときの注意点についてお話します。

 

猫用ケーキってどんなケーキ?

猫用ケーキは、猫の体とって良くない材料、例えば砂糖、チョコレート、アルコール類などを使用しないで作られた、猫が食べるためのケーキです。

スポンジケーキをつかった限りなく人用に近いものから、猫缶を使った、なんちゃってケーキ(でも可愛くアレンジされています)までさまざまなものがあります。

今回は、お店で販売されている、人用に近いケーキについてご紹介します。

 

猫用ケーキの成分

基本的に、スポンジ生地を使った本格的なケーキは、猫に害があるものを除けば、人用ケーキと同じ材料で作られています。

小麦粉、卵、砂糖、生クリーム、牛乳(ヤギ乳なども使われます)、チーズ、ゼラチン、果物類、野菜類などです。これらは私たちにもお馴染みの材料ですよね。

また、より猫の健康に配慮された、砂糖、小麦粉、卵、油などを一切不使用、というコンセプトのお店もあります。

 

どこで購入できる?

ペットショップで販売していますが、犬用が多く、ウェブの通販サイトのお店が一番探しやすいでしょう。種類も豊富なのでおススメです。

[ROPIRE ORIN]

「愛犬用愛猫用無添加手作りおやつ専門店 ROPIRE ORIN」
猫の体に配慮、糖分・油分・小麦、卵などを使わず、もちろん無添加

[ROPIRE ORIN]

「パテシェール・セリ」

本格的なケーキ。SERI動物病院に併設された、獣医師監修のレシピ

[パテシェール・セリ]

 

購入するときに気をつけるべきこと

猫用ケーキといってもその質はさまざま。そのお店のレシピによってまったく変わります。その点をよく考え、自身で原材料を確かめることが大切です。

「猫用」を選ぶこと

お店では、犬用ケーキや犬猫を区別せず「ペット用ケーキ」として販売している場合があります。

猫と犬で、体に害のある食べ物に大きな違いはありませんが、それでも猫は野菜や果物など植物性のものを消化するのは苦手です。

できる限り「猫専用」として販売されているものを選ぶほうがよいでしょう。

無添加かつ、動物性たんぱく質の多いケーキを選ぶこと

もちろんお店も猫の健康に配慮したケーキを作ってはいますが、それでも砂糖や小麦などを多く使用したものはできるだけ避けたいところです。

そもそも猫は甘味を感じないとされていますので、使用していなくても猫には影響ありません。

食物アレルギーの猫には手作りで

ケーキには、アレルギーの出やすい原材料が使われている場合が多く、食物アレルギーを持つ猫には、より原材料を厳選しなければなりません。

市販の中には、アレルギーに配慮されたものもありますが、猫の場合、食物アレルギーの原因を特定できていないことも多いので、食べても100%大丈夫とは言えません。

ふだん食べている猫缶などをアレンジして与えるほうが安全でしょう。

与えるときに気をつけること

特別な日だからと言って、ケーキを全部与えるのはよくありません。

猫の健康を考え、お祝いしたあとは、少量だけ与えるようにしましょう。また、いくら猫用でも、おやつ代わりに毎日与えるのは考えものです。

カロリーの摂り過ぎ

猫用ケーキはカロリーが多く、与えた日は、そのカロリー分、いつもの食事を少なくしなければ摂取過多となります。

もちろん毎日のおやつがわりにするのはお勧めできません。あくまで特別な日の特別なごはんです。

下痢に気をつける

ふだん食べなれていないものを食べるのですから、下痢を起こすことも考えられます。

また、植物性の原材料が消化の負担になることも。そのような意味でもたくさん与えないよう気をつけましょう。

本当に猫は喜ぶ?

もちろん、その猫の好みにぴったり合えば、猫は喜ぶと思います。

でも、猫は基本的に食に厳しい動物。新しい食べ物を警戒し、毎日の食事が大きく変わることを歓迎しない猫も多いのです。

また、人とは味覚が違うため、甘いからと言って喜ぶわけではないですし、人の期待に反して食べてくれないこともあるでしょう。

さらに言えば、おやつは猫に必要な食べ物ではありません。

ふだんの食事がきちんと管理されていれば栄養学的には満たされており、ケーキを与えたことによってかえって栄養バランスを崩してしまうことも。

猫用ケーキは、あくまで記念日イベントの「飾り」として購入し、猫に無理に食べさせる必要はないでしょう。

大切な猫の記念日です。猫の気持ちと健康を一番に考えましょう。

まとめ

猫用ケーキは猫にというよりも飼い主さんの気持ちを汲んで作られているものと考えたほうが良いでしょう。

猫がどうしたら喜ぶか、猫の気持ちも考えてケーキを選んでくださいね。

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NEKOCLIP

博物館に20年勤務していた古生物学系元学芸員。猫は絶滅してしまった化石猫から イエネコ、ライオンに至るまで全部大好き。猫飼い歴ン十年の猫おばちゃんです。 飼育のお悩みから進化学に至るまで、幅広い情報と猫の素晴らしさをわかりやすく お伝えしようと思います。理学修士、ペットシッター資格、愛玩動物飼養管理士2級。 ペット用品販売会社での勤務経験もあります。