ニュージーランド発のエアドライ・キャットフード【イティ】って猫にとって良いフードなの?

猫のフードの中でも知る人ぞ知るブランド【イティ】。

【イティ】というユニークな名前は、ニュージーランドの先住民族マオリ族の言葉で「小さい」という意味なのだそうです。

【イティ】の創設者は、「食べる量の少ない小型犬や猫のフードが、大型犬と同じような考え方で作られている」ことに疑問をもちました。

多くのペットフードメーカーは利益を優先し、大型犬でも猫でも同じようなレシピでフードを作っていたからです。

そして、小さい動物である猫の体質や嗜好性、消化性などを研究して、エアドライ製法によるフード【イティ】を誕生させたのです。

今回は、【イティ】について調べてみました。

 

【イティ】にはどんな原材料が使われているの?

肉類

肉類としては、放牧されたチキンやその肝臓、サーモンが使われています。

肉類はすべてニュージーランド産です。

ニュージーランドは肉のトレーサビリティが徹底され、畜産物の管理が世界一厳しい国と言われていますので、鶏肉については質の高い肉だと言えるでしょう。

緑イ貝

緑イ貝を常食にするマオリ族には関節炎の患者がほとんどおらず、高齢になっても健康的な関節を保っていると言われています。

緑イ貝には、グルコサミン、コンドロイチンなどが豊富に含まれていていますが、これらの成分は関節だけでなく、循環器の発病リスクを押さえたり、血流を改善したりする働きがあるのです。

【イティ】は、緑イ貝を配合することで猫の関節や循環器の健康に配慮しています。

穀物

とうもろこしや小麦だけでなく、大麦や玄米なども含めて穀物は一切使われていません。イモ類も使用されていない低GIのフードです。

添加物

防腐剤、着色料などは一切使用されていません。

 

【イティ】にはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

たんぱく質

【イティ】のたんぱく質割合は37%以上。これは、AAFCO(米国飼料審査官協会)の最低基準値(成長期26%、安定期30%)を上回っています。

また、たんぱく質自体も肉や魚と言った動物由来ですので、猫向きのフードだと言えるでしょう。

脂肪

脂肪の割合は27%以上です。

AAFCOの最低基準は9%ですので、かなり高い脂肪割合です。室内猫や高齢であまり運動をしない猫の場合は食べすぎに注意が必要かもしれません。

 

【イティ】の生産国はどこ?

【イティ】はニュージーランドで作られています。ニュージーランド産キャットフードの特徴は何といっても原材料の肉類の質でしょう。

ニュージーランドでは、家畜はほとんどが、自然放牧で育てられています。

人工的に作られた飼料ではなく、自然の草などを食み、太陽の光を浴びて育った家畜の肉は健康的で美味しいと、人間のグルメ界でも話題になっています。

また、2012年以降はすべての家畜にICタグをつけて徹底したトレーサビリティを行い、生産者は、すべての家畜に「家畜飼育履歴申請書」を出すことが義務付けられていますので、安全性も確かでしょう。

もちろん、これは人間用の肉の基準です。

すべてのキャットフードにヒューマンレベルの肉が使われているかどうかはわかりません。

肉以外の原材料についてもチェックする必要がありますし、ニュージーランド産だからと言って、すべてのキャットフードを手放しで安心だと言い切ることはできないでしょう。

ただ、現在、日本に輸入されているニュージーランド産のフードは、こだわりのある良質のフードのことが多いようです。

 

【イティ】の魅力は?

エアドライ製法で素材の栄養を活かしたフード

多くのキャットフードは経済性を優先して、高温で短時間調理されるため、素材本来がもつ栄養素が熱で壊れてしまいます。

これに対して【イティ】は、低温の風を約10時間当てることにより、原材料の水分を約60%取り除くエアドライ製法が採用されています。

低温調理することで、素材のもつ栄養素や酵素、さらには添加したビタミンやミネラルを壊すことなくフードに閉じ込め、猫に届けることができます。

肉はニュージーランド産、肉以外も産地を明記

【イティ】には肉以外の原材料についても産地が公開されています。

もちろん、中国産の原材料は使用されていません。原材料の産地を公表する姿勢は安心につながるでしょう。

酸化を防ぐ200gパック包装

【イティ】は200gの小パックで個別包装され、さらに脱酸素剤が封入されています。

常に新鮮なフードを猫に与えることができるのは【イティ】の長所です。

【イティ】を与える際の注意点は?

与え過ぎに注意

【イティ】は高たんぱく、高脂肪、高栄養のフードのため、給餌量は5kgの猫で51g/日とかなり少なめ。

それまで与えていたフードと同じ感覚で与えてしまうと肥満になる可能性があります。給餌量はしっかりコントロールする必要があるでしょう。

賞味期限が少なめ

【イティ】は一度開封したら10日以内に食べきる必要があります。

1袋200gの小パッケージですので、5kgの猫なら4日で食べきることができる量ですが、他のフードと併用する場合は注意が必要です。

冷蔵庫に保管すれば約30日は保管することができますが、封を開けた日にちを記載しておくなど、飼い主さんがしっかり管理する必要があるでしょう。

値段が高い

【イティ】は1kg9180円とかなり高額です。

1kgは5kgの猫なら20日で食べてしまう量ですので、1ヶ月【イティ】だけを食べさせるとしたら15000円近くかかることになります。

プレミアムフードの中でも断トツのお値段です。

ほかとはちょっと違うユニークなフード。値段は高いけれどおススメです

エアドライ製法をもちい、素材の栄養や酵素をそのまま取り込める【イティ】。

今までのキャットフードとは発送も見た目も違う、かなりこだわった高品質のフードと言えるでしょう。

値段が1kgで1万円近くと高額なのがネックですが、「猫の健康のためにはお金は厭わない」という飼い主さんには、オススメしたいキャットフードです。

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