ドッグフード「グラン・デリ」の原材料や選ぶ際の注意点は?

グラン・デリに使用されている原材料やドッグフードに含まれている栄養の割合、生産国、購入する際の注意点についてご紹介します。

 

グラン・デリの原材料

グラン・デリはユニ・チャーム ペットが開発・販売しているドッグフードです。

実際にどのような原材料が使用されているのか、グラン・デリのカリカリ仕立て 成犬用(新食感ささみ入り粒・本物小魚・角切りビーフ粒入り)を例に確認してみましょう。

肉類

肉類の内訳として、チキンミールやチキンエキス、ビーフ、ポークミール、ビーフミール、ササミパウダーの記載があります。

一般的には「ミール」の名前がつくものはドッグフードの原材料として粗悪なものという認識が高くなっています。

しかし、ユニ・チャーム ペットでは原材料の受け入れ時に受け入れ検査を行い、官能検査や成分分析表などをチェックした上で安全性が証明された原材料を使用しているため、原材料として記載されているミールは安全性の高い原材料だといえるでしょう。

魚類

魚類としては乾燥小魚が使用されています。

小魚にはカルシウムやEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった犬の健康維持に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

穀物

穀物はグラン・デリの主原料として使用されており、その内訳はパン粉や小麦粉、トウモロコシ、小麦グルテンが挙げられます。

まず、犬が肉食である食性を考えると、穀物が主原料となっている点が気になります。

犬は肉食であることから、穀物の消化には大きな負担が伴います。犬によっては消化不良やアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。

なかでも小麦粉やトウモロコシ、小麦グルテンはアレルギー症状を引き起こすアレルゲン物質を多く含んでいます。

添加物

添加物は、保存料としてソルビン酸Kやソルビン酸が使用されています。

着色料には

  • 二酸化チタン
  • 赤色40号
  • 赤色102号
  • 赤色106号
  • 黄色4号
  • 黄色5号
  • 青色1号

が使用されています。

酸化防止剤には

  • ミックストコフェロール
  • ローズマリー抽出物
  • アスコルビン酸Na
  • ハーブエキス

が使用されており、発色剤として亜硝酸Naが使用されています。

他にも保湿剤や甘味料として使用されるプロピレングリコールやグリセリンも使用されています。

その他

その他の原材料として気になるのは、ビートパルプです。

ビートパルプは製造工程上、残留薬品が含まれるケースも少なくないため、ドッグフードの原材料として粗悪原材料と考えられています。

また、ビートパルプは食物繊維を多く含んでいるため、故意にウンチを固める性質があり、犬の健康のバロメーターであるウンチ本来の硬さを分からなくしてしまう恐れがあります。

 

グラン・デリに含まれる栄養の割合

次は、グラン・デリに含まれる栄養の割合について確認してみましょう。

  • エネルギー 355kcal/100g
  • 粗タンパク質 21.0%以上
  • 粗脂肪 10.0%以上
  • 粗繊維(※1) 4.5%以下
  • 粗灰分(※2) 8.5%以下
  • 水分 12.0%以下

※1.租繊維とは、体内で消化されることなく、便として排泄される食物繊維のを示しています。

※2.租灰分とは、カルシウムやナトリウム、リンなどのミネラルのことを示しています。

タンパク質やや高め

グラン・デリのタンパク質は一般的なドッグフードに比べ、やや高めに設定されていることが分かります。

AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めるタンパク質は、成犬で18.0%以上であることからも納得できます。

タンパク質が高めに設定されている理由として、肉類の原材料に複数のミールが使用されていることが挙げられます。

ミールの特徴として、製造過程で水分や脂質が除かれるため、100g中のタンパク質の割合が高まります。

そのため、ミールを多く使用しているグラン・デリのタンパク質の割合がやや高くなっているのです。

水分含有量やや高め

グラン・デリは水分含有量が一般的なドッグフードに比べ、高めに設定されています。

ペットフードの安全性や品質の向上などを目指しているペットフード協会では、ドライフードの定義として、水分含有量が12%以下に保つ必要があるとしています。

基準としては範囲内に収まっていますが、一般的なドッグフードはカビが発生しないよう安全性に配慮し、10%以下に抑えています。

そのため、グラン・デリは一般的なドッグフードよりも若干カビが発生する確率が高いということが分かります。

 

グラン・デリの生産国

グラン・デリを生産している国は日本です。製造しているのはペットの衛生用品で知られるユニ・チャーム ペットで、ペットを飼っている人なら一度は聞いたことがある企業だと分かることでしょう。

近年では、海外製のドッグフードの方が安全性や品質が高いと考えられ、国内産のドッグフードを避ける人も少なくありません。

しかし、グラン・デリを製造しているユニ・チャーム ペットの工場では品質の国際規格であるISO9001や環境の国際規格であるISO14001の認証を取得しているため、品質管理としては安全であることが分かります。

 

グラン・デリを選ぶ際の注意点

グラン・デリを選ぶ際の注意点は2点あります。

まず1つ目は、穀物が主原料である点です。

犬の中には穀物の消化に敏感に反応し、消化不良やアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

もともとお腹が弱い犬やアレルギーが心配される犬の場合、獣医さんに相談してから選ぶことをおすすめします。

2つ目は、添加物が多く使用されている点です。同じドッグフードを長期間食べ続ける犬にとって、添加物の影響が気になります。

法定内の容量を満たしているにせよ、添加物が気になる場合は、無添加のドッグフードを選ぶことをおすすめします。

まとめ

グラン・デリは大手ペットフードメーカーが製造・販売していることから信頼性が高いように思えますが、上記の注意点からも分かる通り、犬によっては健康を害する可能性があります。

なるべくなら、無添加で肉類を主原料にしているドッグフードを選ぶことをおすすめします。

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