世界で初めてのヒューマンレベルのキャットフード、【アルモネイチャー】は猫とって良いフードなの?

【アルモネイチャー】は2000年にイタリアに始まったペットフードメーカー。

世界で最初に100%ナチュラルフードを作った企業として知られています。

最近では、珍しくなくなったヒューマンレベルのナチュラルフードですが、【アルモネイチャー】が最初だったのですね。

今回は、ドライフードの「ホリスティックドライフード」を取り上げますが、猫にはドライフードだけでなくウェットフードも一緒に与えることを推奨しているのは他社とは違うユニークな点です。

そんな【アルモネイチャー】ですが、猫にとって良いフードなのでしょうか。

 

【アルモネイチャー】にはどんな原材料が使われているの?

肉類

【アルモネイチャー】の「ホリスティックドライフード」(成猫用)には、「ターキー&ライス」「チキン&ライス」「白身魚&ライス」「ビーフ&ライス」の4種類があります。

肉類には・・・

    • 「ターキー&ライス」 ・・・ フレッシュターキー(14%)、チキン、ターキー、ポーク、ビーフ
    • 「チキン&ライス」 ・・・ フレッシュチキン(26%)、チキン、ターキー、ポーク、ビーフ
    • 「白身魚&ライス」 ・・・ フレッシュオイリーフィッシュ(25%)、サーモン、マグロ、オイリーフィッシュ
    • 「ビーフ&ライス」 ・・・ フレッシュビーフ(26%)、チキン、ターキー、ポーク、ビーフ

がそれぞれ使われています。

肉類が主原料ですし、中でもフレッシュな肉類が全体の約14~26%使われていることを考えると、猫にふさわしいキャットフードと言えるでしょう。

穀物

穀類にはお米、大麦、とうもろこしが使われています。

商品名にも入っているライスの使用割合は14%。割合は少ないとは言え、とうもろこしなどが使われているのはちょっと残念です。

添加物

人工着色料、人工保存料、人工防腐剤、合成香料などは使われていません。酸化防止剤にはローズマリー抽出液が使用されています。

 

【アルモネイチャー】にはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

たんぱく質

たんぱく質の割合は30%~31%以上です。

これは、AAFCO(米国飼料審査官協会)の定める最低基準26%をクリアしていますので、猫にとって問題はありません。

脂肪

脂肪の割合は、いずれのフードも15%です。これもAAFCOの最低基準9%をクリアしていますので問題ありません。

 

【アルモネイチャー】の生産国はどこ?

【アルモネイチャー】はイタリアで生産されています。

イタリアでは、EUと自国の規則の両方でペットフードを飼料や食品の一種と考えて、厳しく規制しています。

特にEFSA(欧州食品安全庁)の規則では、「人間の生命と健康を守るためにも飼料は動物の健康を考慮したものでなければならない」と定めています。

しかしながら、猫の健康のために最上のフードを選ぼうとするなら、安全性だけでは不充分。

各メーカーのフードを細かくチェックする必要があるでしょう。原材料の質、配合割合、添加物の有無など調べたうえで判断する必要があるでしょう。

 

【アルモネイチャー】の魅力は?

ホルモン剤不使用

【アルモネイチャー】の原材料となっている、家畜の肉にはホルモン剤が使われていません。

人間用でもホルモン剤を使用している肉がある中で、キャットフードにホルモン剤を使わない肉を選んでいる点には、こだわりが感じられます。

ウェットフード&ドライフードの両方を取り込む給餌法で腎臓の負担を減らす

今回はドライフードの紹介に限定しましたが、【アルモネイチャー】はウェットフード60%、ドライフード40%を目安に両方を与えることを推奨しています。

猫はもともと積極的に水を摂取しません。そのうえ、ドライフードだけで過ごしてしまうと水分不足に陥りがちで、知らず知らずのうちに腎臓に負担がかかってしまいます。

【アルモネイチャー】では、ウェットフードとドライフードを両方取り入れることで、栄養分と水分をしっかり摂ることを目指しています。

【アルモネイチャー】では、ドライフードより、パウチ、缶などウェットフードの方が、種類が充実しています。

「ドライフードだけでOK」とするキャットフードブランドが多い中では独特だと言えるでしょう。

【アルモネイチャー】を与える際の注意点は?

既に何度か触れましたが、【アルモネイチャー】はウェットフード60%、ドライフード40%の割合で食べさせることで、水分不足を補い、猫の腎臓に負担をかけないように設計されています。

腎臓は猫の臓器の中でも疾患が多いと言われています。【アルモネイチャー】のドライフードを食べさせる場合は、メーカーの推奨に従ってウェットフードと一緒に与えるようにしてください。

ウェットフードとの組み合わせは◎ ただし、どうもろこしや米などが使われているのは△

原材料にこだわったナチュラルフードを世界で初めて作ったメーカーとしてヨーロッパでは知られている【アルモネイチャー】。ドライフードだけだと、水分が不足することに注目し、あえてウェットフードと組み合わせることを提唱しているのは、評価できます。ただし、ちょっと残念なのは、主原料ではありませんが、穀類に米や大麦、とうもろこしが使われていること。穀物使用が絶対にダメだとは言えませんが、グレインフリーにこだわる飼い主さんにはスルーされてしまうでしょう。グレインフリーフードができれば、こだわり派の飼い主さんの選択肢にも入るのではないでしょうか。

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