猫の「ω」ってなんていう名前?役目や構造も正しく知ろう

猫の口元にある「ω」の部分をかわいと思っている方は多いはず。

しかし、この部分にはどんな正式名称があり、どのような役割を果たしているのか気になっている方も多いかと思います。

そんな疑問は本稿を参考に、解決していきましょう。

 

猫の口元の疑問を解決!

「ω」の正式名称は?

口元にある「ω」の部分は正式には、「ウィスカーパッド」と呼ばれており、英語では「Whisker Pad」と記されます。

ウィスカーパッドの「ウィスカー」は、猫やネズミなどのひげという意味で、「パッド」には詰め物という意味があります。

「ω」の部分は猫のひげが詰まっている部分であるからこそ、こうした名称がつけられたのではないかと感がられているのです。

マズルとはどう違うの?

ウィスカーパッドを今まで「マズル」だと思っていた飼い主さんも多いかと思いますが、実は違います。

マズルは動物の鼻先から奥歯あたりまでを指す名称であるため、鼻や口元の周辺を示したいときに使われます。

各家庭で名称が違うらしい…?

そんなウィスカーパッドは正式名称があまり広まっていないせいか、各家庭で独自の呼ばれ方をすることも多いようです。

例えば、当サイトの編集部のおうちでは「ふぐふぐ」と呼ばれているそうですが、他のお宅では「ひげ袋」や「鼻タブ」、「もじゃもじゃしたところ」、「ヒゲキュウ」、「むん」、「鼻ふぐ」などといった個性豊かなネーミングで呼ばれていました。

もしかしたら、ウィスカーパッドの呼び方は地域によっても異なっているのかもしれませんね。

 

猫の口元の役割は?


ウィスカーパッドの中は、ひげ1本1本の根元に液体の入った袋が1つずつ付いているような構造になっているため、膨らんでいます。

そして、ウィスカーパッドの中には神経も集中しており、血液も多く流れているのが特徴です。

こうした構造のウィスカーパッドは、猫のひげをしっかりと支えるという役割を果たしています。

なお、ウィスカーパッドは猫が興奮状態になると、さらに盛り上がって見えます。

これは、興奮状態の猫のひげが前傾になることが理由だといわれています。

例えば、おもちゃなどで遊んでいるときのウィスカーパッドはよりふっくらとして見えるので、ぜひ注目してみてください。

 

注意点は?


ウィスカーパッドは見た目的に愛くるしい印象を与えるため、つい触りたくなってしまう方も多いかもしれません。

しかし、猫のひげ周りはとても敏感なので、あまり触らないように注意しましょう。

また、ウィスカーパッドには神経が集中しているため、ひげをひっぱったりするとウィスカーパッドも引っ張られて、猫は強い痛みを感じてしまいます。

愛くるしい部分であるからこそ、ウィスカーパッドは優しく丁寧に触れるよう、心がけましょう。

 

ウィスカーパッドの役割を知ろう

ウィスカーパッドは猫によっても柄や形が違うため、個性が楽しめる部位です。

しかし、同時にとても敏感な場所でもあるので、飼い主さんはまずウィスカーパッドの構造や役割を正しく知り、その上で愛でるようにしましょうね。

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ABOUTこの記事をかいた人

古川諭香

キャットケアスペシャリストの資格を活かし、さまざまな猫メディアにて猫情報を分かりやすく配信中。自身も猫サイトを立ち上げ、愛猫と楽しく暮らしていくための秘訣や猫に関する知識などを分かりやすく解説。猫と一緒に暮らせる猫仕様の家も建設し、人と猫が快適に生活していくための方法も伝授している。