プリスクリプション・ダイエット 療法食 低アレルゲントリーツ 犬のあげ方や注意点を解説

犬のためのおやつは、ただ単に愛犬に味わってもらうためではなく、愛犬と飼い主のコミュニケーションツールになったり、しつけのご褒美などにもなります。

しかし、食物アレルギーや食事制限が必要な病気のために、犬に与えられない場合があります。

そこで今回ご紹介する犬用のおやつは、ヒルズのプリスクリプション・ダイエット 療法食 低アレルゲントリーツ 犬(プリスクリプション・ダイエット)です。

プリスクリプション・ダイエットは食物アレルギーや皮膚炎の犬のために作られた特別療法食のおやつです。

どのようなおやつなのか、形状や含まれている成分、添加物、特徴、あげ方などについて解説していきます。

 

おやつ形状

プリスクリプション・ダイエットの形状は、やや硬めのクッキータイプで骨をモチーフにしたかわいい形をしています。

骨型のため、犬が口に咥えやすい形状になっています。

 

おやつに入ってる成分

プリスクリプション・ダイエットの主原料はコーンスターチです。

その他には、加水分解チキンやセルロース、ミネラル類やビタミン類などが含まれています。

セルロース

原材料に使用されている「セルロース」は食物繊維で、便秘や下痢予防として使用される成分です。

セルロース自体には栄養はありませんが、水を吸収すると膨張することから、満腹感が続きやすく、食べ過ぎを防ぎ、肥満予防のサポートをしてくれます。

このことから、セルロースは体重管理や消化器系の働きをサポートする上で重要な役割を担っている成分だと分かります。

タウリン

タウリンは、人間用の栄養ドリンクなどにも用いられていることでも知られています。

タウリンは、メチオニンとシスチン(アミノ酸)から体内で作られています。

タウリンはガンや病気の要因とも考えられる活性酸素が体内にもたらす作用を抑える抗酸化力がある成分です。

タウリンの欠乏と拡張型心筋症は関連性があるとの報告もあり、心臓病の犬の症状が改善したという事例もあるようです。

メチオニン

メチオニンは必須アミノ酸と呼ばれ、動物の体内では合成できないため、食物から摂取する必要がある栄養成分です。

また、上記でご紹介したタウリンの合成には、このメチオニンとシスチンが必要です。

メチオニンは、被毛の健康維持や尿路結石の改善に用いられる場合があります。

栄養の割合

プリスクリプション・ダイエットに含まれている1個のエネルギーは17kcalで、タンパク質や脂肪、繊維は100g中の栄養の割合です。

栄養バランスは、臨床的な証明がなされた割合が採用されているようです。

  • エネルギー 17kcal/1個
  • 粗タンパク質 17.7%以上
  • 粗脂肪 11.5%以上
  • 粗繊維(※1) 4.9%以下

※1.租繊維とは、体内で消化されることなく、便として排泄される食物繊維のを示しています。

 

おやつに入ってる添加物

プリスクリプション・ダイエットに含まれている添加物はありません。

酸化防止剤には、天然由来のミックストコフェロールとローズマリー抽出物、緑茶抽出物が使用されています。

酸化防止剤

酸化防止剤とは、食品が空気中の酸素に触れることで起きる酸化予防のために使用される添加物です。

プリスクリプション・ダイエットでは人工的な添加物は使用されていません。

人工的な添加物は、人間にも犬にとっても健康を害する恐れがあるため、愛犬の健康を考えるのなら、なるべく無添加のものを選ぶと良いでしょう。

その点、プリスクリプション・ダイエットは無添加なので安心して与えることができます。

 

プリスクリプション・ダイエットの特徴

プリスクリプション・ダイエットには次の2つの特徴があります。

特徴①食物アレルギーに配慮

プリスクリプション・ダイエットの1つ目の特徴は、食物アレルギーに配慮されている点です。

原材料に加水分解タンパク質が使用されていますが、これは食物アレルギーに配慮するために使用されています。

酵素によって加水分解されたタンパク質は、分子レベルで小さく分解されているため、消化されやすい形で摂取することができます。

それにより、アレルギー症状を起こしにくくなるのです。

特徴②皮膚や被毛の健康をサポート

2つ目の特徴は、皮膚や被毛の健康をサポートしてくれるという点です。

青魚に多いとされるEPA(エイコサペンタエン酸)を含む脂肪酸や抗酸化成分が配合されています。

これらの成分は健康な皮膚や被毛の機能をサポートしてくれます。

おやつのあげかた

プリスクリプション・ダイエットを与える際は前提として、食事療法食のため、獣医師の指導の下で愛犬に与えるようにしましょう。

  • 体重2㎏ 1個
  • 体重5㎏ 2個
  • 体重8㎏ 3個
  • 体重12㎏ 4個
  • 体重16㎏ 5個
  • 体重20㎏ 6個
  • 体重24㎏ 7個
  • 体重29㎏ 8個
  • 体重34㎏ 9個
  • 体重39㎏ 10個
  • 体重44㎏ 11個
  • 体重49㎏ 12個

上記の給与量はあくまでも体重別の目安です。必ず、獣医師に指示された給与量を守りましょう。

おやつのあげ方として、プリスクリプション・ダイエットはあくまでもおやつです。

そのため、ドッグフードの給与量を1割程度減らし、1日に与える食事量が増えないようにする必要があるということを理解しておきましょう。

保存方法

プリスクリプション・ダイエットの保存方法は、直射日光や高温多湿を避けた場所で保管しましょう。

また、開封後の品質劣化を避けるため、袋上部のチャックをしっかり閉めてから保管し、なるべく早く与えるようにしましょう。

注意点

プリスクリプション・ダイエットを与える際の注意点は、必ず獣医師の指導の下で愛犬に与えることです。

また、プリスクリプション・ダイエットは、特別療法食の位置付けにあるおやつですが、獣医師の指示もなく与えないようにしましょう。

犬の健康状態や抱えている病気によっては、悪化する可能性も考えられますので、十分に注意しましょう。

まとめ

プリスクリプション・ダイエットは、食物アレルギー(皮膚症状や消化器系症状)や皮膚炎のための特別療法食として与えることができます。

とは言え、総合栄養食であるドッグフードの代わりにはならないため、獣医師の指導の下、おやつとして愛犬の体重や体調などに合った量を与えるようにしましょう。

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