猫の大好きなかまぼこ風味のおやつ【かまぼこスライス】は猫に食べさせても良いの?

人間の食べ物を猫に与えるのはよくありませんが、多くの猫はかまぼこのような練り物を好みます。

ただ、人間用のかまぼこには塩分がかなり入っていますので猫に食べさせるのは避けるべき。

かまぼこをあげるなら、猫用を用意した方が良いでしょう。

実は猫用のかまぼこはさまざまなメーカーが作っていてかなり種類も豊富です。

今回はペットケア―の「かまぼこスライス」を取り上げ、その中身をチェックしてみました。

【かまぼこスライス】はどんな形状のおやつなの?

ペットケア―の【かまぼこスライス】には、まぐろと白身魚で作った「まぐろ風味」とカニと白身魚で作った「カニ風味」があります。

同じかまぼこですが、「まぐろ風味」の方は見た目がビーフジャーキーのよう。短めにカットしてあります。

「カニ風味」の方はより薄く削られたスライス状で色は赤と白で、ちょっとベーコンに似ています。

【かまぼこスライス】にはどんな原材料が使われている?

「まぐろ風味」と「カニ風味」では主原料が異なるようです。

肉類

「まぐろ風味」に使われている肉類は白身魚とまぐろです。「カニ風味」に使われているのは鱈のすり身とカニ肉です。

人間用のかまぼこも材料は白身魚ですので同じですね。

穀物

植物たんぱくの材料として小麦が使われています。また、「まぐろ味」には、穀類ではありませんが大豆が使用されています。

【かまぼこスライス】にはどんな添加物が使われている?

【かまぼこ】というと添加物が多そうなイメージですが、この商品にはどんな添加物が使われているのでしょうか。

酸化防止剤、着色料などについて調べてみました。

着色料

着色料としては「まぐろ風味」にはコチニール、カラメルが、「カニ風味」には紅麹、コチニール、アナトーが使われています。

コチニールはカイガラムシから取れる赤い色素です。

カラメルというとプリンを思い出す方も多いと思いますが糖類から作られる茶色い色素、アナトーはベニノキという植物から取れる黄色~赤の色素です。

いずれも人間の食品にも使われていて、安全であると言われていますが、一部、発がん性を疑う声があるのも事実です。

配合されているとしても微量だとは思いますが、猫にはもともと必要のない添加物ですので食べさせない方が良いでしょう。

その他の添加物

ソルビトールが使われています。ソルビトールは甘味料や保湿剤として添加されることが多く、人間が食べるかまぼこやソーセージ、冷凍食品などにも使われています。

安全性については安全だと言う声や欧米では危険な添加材だと言われているなど賛否両論。

ひとつだけ確かなのは人間に比べて体の小さな猫への影響は分からないということです。できれば与えたくない添加物です。

【かまぼこスライス】の成分は?

【かまぼこスライス】にはどんな成分で構成されているのか調べてみました。

たんぱく質

「まぐろ風味」のたんぱく質割合は、18.0%以上、「カニ風味」のたんぱく質割合は21.0%以上です。

いずれもAAFCO(米国飼料審査官協会)が策定する総合栄養食の最低基準に満たない値ですが、おやつなので心配する必要はありません。

脂肪

脂肪の割合は、「まぐろ風味」「カニ風味」ともに5.0%以上。これもAAFCOが定める総合栄養食の基準の半分ぐらいですが、おやつですので特に問題はありません。

【かまぼこスライス】の特徴は?

【かまぼこスライス】にはどんな特徴があるのでしょうか。

ふんわりした食感で食べやすい

「まぐろ風味」も「カニ風味」もふんわりした軟らかい食感が特徴。子猫や高齢の猫にも食べやすくできています。

メイドインジャパンのおやつ

【かまぼこスライス】は国産のおやつです。キャットフードは中身が大切。

だから国産だからといって必ずしも良いとは言えませんが、製造面での安心感はあります。

おやつの与え方は?

【かまぼこスライス】は生後2ヶ月以上の猫を対象にしたおやつです。2ヶ月というと比較的早い段階で与えられるイメージですね。

与える量は?

成猫で1日15gを上限に1日2~3回に分けて与えましょう。2ヶ月齢~1歳までの子猫に与える量については表示がありませんが5g程度で充分でしょう。

体が作られる大切な時期ですので、できる限り主食を食べさせた方が良いでしょう。

与える時間は?

時間に指定はありませんが、主食となるフードの合間にあげてください。

猫とコミュニケーションを取りたい時、猫が遊びたがっている時に使うのもおすすめです。

【かまぼこスライス】の保存方法は?

すべてのフードやおやつに言えることですが、未開封の状態でも高温多湿な場所、直射日光が当たる場所は避けて保管してください。

開封後は封をしっかり閉めて、冷暗な場所におきましょう。冷蔵庫に入れても良いでしょう。

猫が好きなかまぼこですが、添加物と塩分が心配

かまぼこが大好きな猫のために作られたおやつですが、心配なのは着色料など添加物が多いこと。

猫の肝臓は人間や犬に比べると解毒能力が低いと言われ、それため犬なら飲ませても良いのに猫には飲ませられない薬があるくらいです。

できれば、猫にはあまり添加物は与えたくないですね。また、人間用よりは少なめだとは思いますが、塩分が入っているのも心配な点。

猫に塩分を与え過ぎるとこれも病気の原因となります。

せっかくの猫のためのかまぼこですが、与えるなら量をコントロールした方が良さそうです。

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