アスクのおやつ【グルーミー】は猫に食べさせても良いの?

物陰に潜んで獲物を捕る狩猟スタイルをもつ猫は、獲物に自分の臭いを気づかせないため、常に舐めて体をきれいにしています。

そのため、マーキングさえしなければ臭いの少ない動物ですが、糞尿の臭いが気になる場合もありますよね。

今回ご紹介するおやつは猫の体臭や糞尿の臭いに対処できるおやつです。何でもSCPという成分を配合しているようですが、猫に食べさせても良いのでしょうか。

【グルーミー】はどんな形状のおやつなの?

【グルーミー】には現在、「にぼし味」「まぐろ味」「かつお味」「サーモン味」の4種類があるようですが、いずれも細いスティック状です。黒っぽいピンク色で一見、サラミのようです。

【グルーミー】にはどんな原材料が使われている?

【グルーミー】にはどんな原材料が使われているのか調べてみました。

肉類

味の違いは4種類ありますが原材料には大差がないことが分かりました。

  • にぼし味 ・・・ 白身魚、鶏肉
  • まぐろ味 ・・・ まぐろ、鶏肉
  • かつお味 ・・・ 白身魚、鶏肉
  • サーモン味 ・・・ まぐろ、鶏肉

主原料は白身魚かまぐろで、これに鶏肉が加わっています。

味の違いはにぼしエキス、まぐろエキス、かつおエキス、サーモンエキスを加えることで作り分けされています。

穀物

いずれにも小麦粉が使われています。また、穀類ではありませんが、大豆たんぱくも使用されています。

【グルーミー】にはどんな添加物が使われている?

キャットフードは商品によってさまざまな添加物が使われていますが、大きく分けて2種類の添加物があります。

ひとつは、栄養補完のための添加物でビタミン、ミネラル、タウリンなどです。

もうひとつが成形、保存、色付けのために使われる添加物で着色料、保存料などが該当します。

ここでは主に後者の添加物を調べましたが、【グルーミー】を調べたところ、さまざまな添加物が使われていることが分かりました。

保湿剤

ソルビトールが使われています。ソルビトールは即席麺、魚肉練り物、チョコレートなどに甘味料や保湿剤として幅広く使われていて、人にとっては比較的安全だと言われています。

保存料

亜硝酸Na、ソルビン酸Na、デヒドロ酢酸Naが使われています。亜硝酸ナトリウムはソーセージやハムなどの発色剤として使われる添加物ですが、ここでは保存料として使われています。

アメリカでは使用が禁止されている添加物です。

ソルビン酸Naもおにぎりやソーセージ、お弁当などに使われる保存料ですが、亜硝酸との組み合わせは健康に影響があるとも言われています。

デヒドロ酢酸Naはチーズ、バター、マーガリンなどに使われますが、多量摂取すると毒性があると言われ、海外では認可していない国も少なくありません。

【グルーミー】に使われている保存料は猫にはあまり食べさせたくない添加物です。

凝固剤・結着剤

凝固剤のGDL、結着剤のポリリン酸Naが使われていました。

凝固剤のGDLはお豆腐を固めるにがりの代わりなどに使われる添加物で、酸味料、PH調整剤、凝固剤、膨張剤としても使われています。

自然の食品にも含まれていて安全な添加物です。

PH調整剤

乳酸が使われています。ヨーグルトなどにも含まれている成分で安全性は高いでしょう。

酸化防止剤

エリソルビン酸Naは脂肪の酸化防止に使われる添加物ですが、安全性の高いビタミンCなどに代わられ、最近はあまり使われていません。

【グルーミー】にはかなりの添加物が使われていて、中には安全性に疑問があるものもありました。

着色料が使われていない点は評価できますが、猫に食べさせるにはちょっと心配な結果でした。

【グルーミー】の成分は?

【グルーミー】がどんな成分で構成されているのか調べてみました。

たんぱく質

4種類ともたんぱく質の割合は25%以上でした。これはAAFCO(米国飼料審査官協会)が定める総合栄養食の最低基準26%にほぼ近い値です。

脂肪

脂肪の割合については、すべて14%以上でした。

これはAAFCOが定める総合栄養食の脂肪の最低基準9%よりは高い割合です。

【グルーミー】の特徴は?

【グルーミー】にはどんな特徴があるのでしょうか。

猫にとっての必須アミノ酸を配合

猫にとってたんぱく質はもっとも必要な栄養ですが、中でもタウリン、アルギニンといった必須アミノ酸が不足すると体調を壊すことがあります。

【グルーミー】はこれに配慮して必須アミノ酸のタウリン、アルギニンを配合しています。

臭いを軽減するSCP配合

【グルーミー】の大きな特徴は体臭や糞尿の臭いを軽減するSCP(ソフトセラミックパウダー)を配合していることです。

他ブランドではあまり見かけない成分ですが、メーカーサイトには猫の臭いに効果があると書かれています。

おやつの与え方は?

スティック状のおやつですので、手から直接与えるのに向いています。

与える量は?

1日あたりの量は決められていないようです。与える場合は1日の食事量の10%程度を目安にしてください。

与える時間は?

与える時間も特に決められていません。主食に影響がないよう食間に与えると良いでしょう。

多頭飼いの場合の注意点は?

多頭飼いの場合は、食欲旺盛な猫、多頭飼いの猫がより多く食べてしまわないよう飼い主さんがコントロールする必要があります。

【グルーミー】の保存方法は?

未開封でも直射日光や高温多湿な場所は避けて保管するようにしてください。開封した後は封をしっかり閉めて、冷蔵庫に保管し、なるべく早く使い切るようにしましょう。

値段も安く買いやすいおやつだけれど中身が心配

1袋100円ほどで買える手軽なおやつ【グルーミー】。ただ、中身を調べてみると添加物が思ったより多く使われていることが分かりました。

おやつに使われている添加物はごくわずかですが、長年同じものを食べ続ければ影響が出る可能性はあります。

主原料はまぐろ、白身魚、鶏肉などですが、こだわり派の飼い主さんには向かないおやつでしょう。

あげるとしてもたまに・・・にしておいた方が良さそうです。

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