2016年7月8日更新

触られることに慣れることは飼い主と犬の関係を強くする!

ペット生活

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編集部

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あなたは飼い犬の体のどこでも自由に触ることができますか?頭や背中なら大抵の犬は飼い主に触らせますが、手足を触ってもおとなしくしていられたり、飼い主にされるがままにお腹を見せるような行動は、しっかり飼い主を信頼していなければなかなかできないものです。そこで今回は、体を触れることに関係のあるグルーミングを含め、犬の体を触ることの重要性とそのトレーニング方法についてお話しします。

 

グルーミングの重要性

触られることに慣れるための第一歩として、グルーミングがあります。まずはグルーミングについて簡単にお話しします。

グルーミングの目的

グルーミングの一番の目的は「犬の毛の手入れ」です。特に毛足の長い犬や、毛の量が多い犬は毎日でも行いたいものです。

しかし、グルーミングには他にも目的があります。グルーミングは飼い主が犬の体を直接触りながら行うため、体に腫瘍ができた時など、飼い主が犬の「異常」にいち早く気づくことができます。そのため、毛の長さや量に関係なくどの犬にも毎日行うことをお勧めします。

上手なグルーミング方法

以上の目的により、グルーミングの時間は大切なコミュニケーションの時間になります。グルーミングを嫌がる犬も多く聞きますので、よりグルーミングがしやすくなるよう2つのコツを紹介します。どちらにも共通することはグルーミングを“いい思い出”にすることです。

1.長い時間を行うよりも、短い時間で2回行おう!

長い時間拘束するよりも、短い時間で行う方が犬への負担が少なくなります。特にグルーミングに慣れていない場合は、そっと触れるだけでも十分です。徐々に時間を伸ばすようにしていきましょう。

グルーミングに嫌なイメージがついてしまうと、体全体を自由に触れる日はなかなか訪れないでしょう。是非、回数を分けてグルーミングを行ってみてください。

2,楽しい経験と一緒に行おう!

中には、頑固な汚れを見つけてしまい、どうしてもとらなくてはならない場合もあるでしょう。そのような場合には、特別なご褒美を準備し、それを与えながら行うようにしましょう。例えば、ずっと噛んでいられるアキレスやコング。嫌な思いをして逃げ出してしまうと、グルーミングに対して嫌な思い出だけが残り、次回グルーミングをするときにはブラシを見せただけで逃げ出してしまうでしょう。少し嫌な思いをさせた時には特に、グルーミングにいいイメージがつくようにおやつをあげてから終わるような工夫をしましょう。

マズル・コントロールについて

マズル・コントロールという言葉を聞いたことがありますか?これは、自然と飼い主がリーダーシップを主張できる行動ですので、ご紹介します。犬同士が遊ぶ場合、支配的な地位にいる犬が相手の犬の鼻を自分の口でくわえることで、自らの優位性を主張することがあります。これを真似れば、飼い主も犬に対して優位性を主張することができます。しかし、やりすぎは禁物です。犬同士が遊びの中で行うように、私たちも犬を優しく撫でる動きの延長で行うことがポイントです。

頻度は1日に1回、優しく犬を撫でながら、さり気なく手を犬の鼻先に持っていき、指先で軽く犬の鼻を抱え込み、左右に1回ずつ動かします。終わったらすぐに犬の鼻から手を離し、体を撫でましょう。

 

触られることに慣れるのは、犬を守ることにも繋がる!

このように、グルーミングを習慣にし、犬とたくさん触れあうことで、徐々にどこを触られても犬自身がストレスを感じなくなります。“ストレスを感じない”というのは、犬にとって大切なことで、トリミングや病院で診察を受ける際にも落ち着いていることができます。犬とのスキンシップによって飼い主との信頼関係も強くなり、また犬をストレスから解放することもできれば一石二鳥ですね。中には触られることが苦手な犬や、手足など部分的に苦手な犬もいるので、その犬のペースに合わせて、少しずつ犬を“触られること”に慣らしていきましょう。