だれでも実践できる犬の問題行動に対する3つの対策法

犬と一緒に暮らしていると、いつの間にかソファの上を占領されていたことはありませんか?しかし、それをやめさせるトレーニングをする時間がないからそのままになってしまっていることも・・・。他にも、犬が起こす問題行動に対して適切なトレーニングができずに放っておいているケースがあるのではないでしょうか。

そこで今回は、問題行動を徹底的になくさなくとも、飼い主と犬が快適に生活するための方法を紹介します。

 

少し妥協すること

犬と一緒に生活する以上、していいことといけないことを正しく犬に教えることは、飼い主として絶対に必要なことです。しかし、中には時間やスキルが足りずに中途半端になってしまう場合もあるでしょう。

そこで効果的な方法が“飼い主が少し妥協すること”です。例えば、散歩中のマーキングをやめさせたいのになかなかやめさせられない場合。どこでも無条件に許すのではなく、マーキングしていい場所を1箇所だけ飼い主が決め、「おすわり・まて」ができたご褒美としてマーキングさせます。しかし、これは妥協が許される場合に限ります。例えば、市全体で犬の外での排泄が禁じられているような場合は、徹底的にマーキングをなくすようにトレーニングする他ありません。

 

原因を取り除こう!

また、いつも決まって一つのものに対して問題行動が起こっている場合は原因を取り除くことで解決することができます。

例えば、留守番中いつも必ずゴミ箱をひっくり返すのなら、留守番の時には、ゴミ箱を犬の入れない部屋に移動しておきます。
中には体の一部分を触るといつも唸る犬もいるかもしれません。その場合、その場所に痛みを感じている可能性が高いので、病院に連れて行きましょう。

原因を取り除くこの方法は、とても単純で素早く問題行動が解決できるのでとても効果的です。原因をきちんと見極めた上で実践してみましょう。

 

ご褒美を取り除こう!

次に紹介するのは“ご褒美を取り除く”というものです。今現在行われている問題行動の多くは、その行動に対して報酬や見返りがあるために維持され続けています。例えば、飼い主の食事中に必ずおこぼれをねだる行動や、帰宅時に飛びつきを繰り返すケースです。

飼い主の食事中のおねだりであれば、家族全員がねだる犬に「いけない」と教え、徹底的に無視します。帰宅時の飛びつきも、飛びついてきた犬に構わず、完全に無視しましょう。これをやり始めると、中には以前よりもおねだりや飛びつきが激しくなる場合がありますが、問題行動が激しくなっても飼い主がそれに負けずに『無視(=ご褒美を取り除く行動)』を徹底することができれば、飼い主の勝ちです。問題行動は徐々に減っていくでしょう。

 

問題行動の解決に重要なのは飼い主の一貫性

今回紹介したものは、どれも特別な準備なく実践できるものです。これら3つに共通して大切なのは飼い主の一貫性です。犬のどの行動に家族が問題を感じ、どのように直していきたいのかをきちんと家族で共有しましょう。

そして、犬の問題行動に対する対応を家族で決めたら、それを全員が徹底して守ることが重要です。誰しも問題のない完璧な犬を求めるものですが、犬はぬいぐるみではないので、100%完璧な犬はそういないでしょう。人間の暮らしを一方的に犬に押し付けるばかりでなく、飼い主が少し犬に妥協しながら、上手に問題の原因を排除し、適切なご褒美の与え方を実践することで、犬と上手に共存していければと思います。

関連記事