ウチのうさぎ、食欲がないのはなぜ?うさぎの食欲不振の理由と治療法

栄養分の少ない草や木の実を主食とする草食動物のうさぎは、毎日大量に食べないと必要なカロリーを摂ることができません。それゆえ、1日中まったく食事をしない場合は、何か異常があると考えてよいでしょう。

今回は、うさぎの食欲不振の理由と治療方法をご紹介します。

ストレスが原因で食欲がなくなることがある

うさぎはストレスを感じやすい動物です。ちょっとした環境の変化や運動不足、食事への飽きなどから食欲がなくなることがあります。

その場合、気分転換に遊ばせてあげたり、いつものフードと違う果物や野菜をあげてみましょう。こういったことがきっかけで食欲が戻ってくれば、そんなに心配することはないでしょう。

ストレス以外の原因で食欲不振になるケースとは?

切歯過長症

うさぎの特徴のひとつが長く伸びた前歯(切歯)です。

うさぎには上あごに4本、下あごに2本の切歯があり、この切歯を左右に摺り合わせることで草などを噛み切って食べていますが、この食べ方には、伸び続ける切歯をすり減らし歯の長さを調整する役割もあります。

しかしながら、歯の噛み合わせが悪くなると歯が磨り減らず、必要以上に歯が伸びて逆側の歯茎に食い込むようになり、食事ができなくなることがあります。

切歯過長症になったら、獣医さんに歯を定期的に削ってもらい、歯が歯茎に当たらないように調整してもらうしかありません。

また、切歯過長症は金属製のケージを噛む癖から起きることも多いようですので、ケージの柵を噛ませないよう工夫することも大切です。

毛球症

毛づくろいで飲み込んだ被毛が胃に詰まってしまう症状が毛球症です。

うさぎは犬や猫のように飲み込んだ被毛を吐き出すことができないため、ストレスなどで胃の働きが停滞したり、干草を食べる量が足りずに繊維質が不足したりすると、胃の中で被毛が固まって毛球症になってしまいます。

毛球症になると食欲不振となり、悪化すると胃が膨らんで痛みを伴う急性鼓脹や胃に穴が開く胃穿孔など深刻な病気になって命に危険が及ぶケースもあります。

毛球症は、症状が軽いうちに治療をすることが必要です。

治療は胃の働きを促進する薬や食欲増進剤などを投与しますが、それでも被毛が排泄できない時は、外科手術で被毛の塊を取り出す必要があります。

腸の機能低下

ストレスや細菌感染、繊維の少ないラビットフードに偏った食事など、さまざまな原因で腸の働きが低下すると、食欲不振や下痢便秘などもみられるようになります。

治療方法は原因によって変わりますが、整腸剤を処方したり、細菌感染を抑える抗生物質を投与したりします。

まとめ

食欲不振は、多くの病気で見られる初期症状のひとつですので、まずは原因解明が治療の第一歩です。

うさぎが1日何も口にしなかったり、食欲不振が何日も続いたりしたら、何かトラブルある証拠です。様子を見るより一刻も早く病院に行きましょう。

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