2017年6月10日更新

獣医さんに家でペットを診てもらえる?ペットの往診のメリット・デメリット

病気のペットを動物病院に連れて行き、獣医さんの診察を受けたいと思っても、飼い主さんの事情で病院に連れて行くのが難しいケースもありますね。

そんな場合に頼りになるのが獣医さんの往診です。今回は、ペットの往診について、そのメリット、デメリットを含めてご紹介しましょう。

往診はどんな場合に利用すれば良いの?

「複数のペットがいて病院に連れて行くのが大変」「飼い主さんが体調を崩していてペットを病院に連れていけない」「車がなくてペットを連れて行くのが難しい」「どうしても家を空けられない」などの理由でペットを病院に連れていけない飼い主さんにとって、往診は非常に有難いシステムです。

また、ペットが興奮してどうしてもケージに入れられないという場合も、獣医さんに往診してもらった方がよりストレスは軽減されます。

往診で可能な治療や検査は限られていますので、トータルで考えれば病院に行く方が確実ですが、それが無理な場合は往診で可能な診察だけでもお願いするのはベストな選択と言えるでしょう。

往診でできる診察、検査は?

往診に専用車で来る獣医さんと鞄一つで来る獣医さんとでは、治療可能な項目は違うと思いますので、詳細は病院に問い合わせてください。

ただし、いずれにせよ、診察可能な項目は、通院に比べて少ないのは当然でしょう。

往診で可能な診察は

  • 触診・聴診・視診・問診による簡単な健康診断
  • ワクチンなどの予防接種
  • ノミ・ダニの予防薬の処方
  • フィラリアの検査や薬の処方
  • 皮下点滴
  • 爪切り
  • 肛門絞り
  • 耳掃除
  • 血液検査(採血のみで検査は別の機関に依頼)

などです。もちろん、別途お願いすれば必要な薬や検査の準備をしてくれる場合もあると思いますので、予約時に相談してみましょう。

往診のデメリットは?

往診のデメリットは、診療科目が少ない他、病院に比べてペットの態度が大きくなりがちで診察しにくいという点でしょう。

また、病院に比べて隠れる場所も多く、良く知る我が家ですので、一旦、身を隠したら出てこないこともあるでしょう。

こういったことを踏まえ、飼い主さんは診察前にペットをきちんと確保しておくことが大切です。

また、当然のことながら、往診の場合、距離や時間などによって料金が加算されることが多く、通院での治療に比べて料金が高くなることも理解しておきましょう。

往診をお願いするために

まず、行きつけの病院があればその病院から、往診に対応してくれるかどうかを確認しましょう。

行きつけの病院でない場合は、ペットの種類、年齢、お願いしたい診察、ペットの症状、ペットの既往症などを伝え、往診が可能かどうか問い合わせます。

往診は通常の診察の合間に行っている病院も多いため、時間が自由にならない可能性があることは予め理解しておきましょう。

往診の了解が得られたら、自宅の場所を伝え、駐車スペースなどがあるようなら、それも教えます。

もし、自由な時間が限られていて、限られた時間内で往診を調整できないようなら、往診専門のドクターを探すのも手でしょう。

往診をお願いしたら準備すること

往診が決まったら、飼い主さんも受け入れ態勢を整える必要があります。診察してもらう部屋を用意したら、診察に充分なスペースが取れるよう周囲を片付けます。

猫が患者の場合は、隠れるのに便利な戸棚や押し入れの扉は閉めておきましょう。どうしても逃げてしまうペットの場合は、広い部屋は避けた方が良いでしょう。

タオル、ティッシュペーパーなどは獣医さんが用意してくれることも多いと思いますが、念のため飼い主さん宅でも用意します。

最近の検診結果などがあるようなら、それも準備しておくと診断しやすくなります。

最後にペットはケージに入れておく、リードに繋いでおくなどして、獣医さんが来た時にすぐに診察できるよう準備しておきましょう。

まとめ

ペットを病院に連れて行きたいけれど、事情が許さない…そんな飼い主さんにとって往診はひとつの光明でしょう。

しかしながら、往診は獣医さんが忙しい診察時間の合間に行っていることが多いのも事実です。

時間を無駄にすることなく、確実な診察が行えるよう飼い主さんサイドが気を遣うことが大切ではないでしょうか。

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