2015年12月22日更新

無毛の猫、スフィンクスの歴史、特徴、飼い方について

ペット生活

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編集部

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猫の中でもそのルックスで異色の存在、スフィンクス。映画「ET」に出てくる可愛いエイリアンは、監督のスピルバーグがスフィンクスからヒントを得て作ったとも言われています。

まだ日本には、そんなに飼育頭数はいませんが、希少性と犬にも似た社交的な性格に惹かれる根強いファンもいるようです。今回は、スフィンクスの魅力に迫ります。

 

スフィンクスはどうやって誕生したの?

スフィンクスという名前から、起源がエジプトだと思われていることも多いようですが、実はスフィンクスの出自はエジプトとは関係ありません。

スフィンクスは、1966年にカナダのトロントで産まれた突然変異の猫に端を発しています。

この猫はプルーンと名付けられ大切に育てられていましたが、残念なことに血統としては続きませんでした。

現在のスフィンクスの本当の意味での先祖は、アメリカのミネソタ州で産まれた2匹と、カナダのトロントで拾われた3匹だと言われています。

実際にはそれまでも毛のない猫は産まれていて、ショーに出たこともあるようですが、正式にひとつの品種としてTICAに認定されたのは、比較的最近の1980年です。

猫の古い歴史を考えると比較的、新しい猫と言えますね。

スフィンクスにはどんな特徴があるの?

スフィンクスの外見はすべてが他の猫と大きく違いますが、最大の特徴はその皮膚でしょう。

実はスフィンクスは全くの無毛という訳ではなく、ビロードのような毛が薄く生えていて、触ると質の良いヌバックのようなしっとりとした手触りです。

皮膚に大きなシワがありますが、このシワは多い方が良いと言われています。耳の後ろや尻尾の先にわずかに長めの毛が生えることもあります。

また、猫のシンボルでもあるヒゲがない点や、幅の広い大きな耳もスフィンクスのルックスをユニークなものにしています。

 

どんな性格なの?

気取った外観とは裏腹に、愛情深く、飼い主さんとコミュニケーションを取りたがる性格です。

飼い主さんに甘えて鳴くことも多く、一日中誰もいないような生活環境だと向いていないかもしれません。

飼う時には何に気をつければ良いの?

スフィンクスには通常の猫のような被毛がないため、紫外線や外傷に弱いのが欠点です。

飼う場合は必ず室内飼いにし、室内でも強い日差しで日焼けしたり、家具などで体が傷つかないよう気を配ることが大切です。

暑さ、寒さの両方に弱いので、室内の気温は常に一定に保つようにした方が良いでしょう。

特にスフィンクスは毛がないだけでなく、体温が通常の猫より4℃ほど高いために寒がりです。冬の寒さには充分な注意が必要です。

また、皮膚が脂っぽいのも特徴で、毛孔から出る分泌物で皮膚のシワの間や耳の中などが汚れやすい一面があります。1日最低1度は蒸しタオルなどで体を拭いてあげましょう。

また、2週間に一度位は人間の赤ちゃん用のシャンプーを使って体を洗ってあげましょう。

スフィンクスは猫の中でも高嶺の花

スフィンクスは普通のふわふわした被毛のある猫とは違うため、一般の猫好きからは敬遠される傾向もあるようですが、一度飼ってみるとその魅力にはまる人が多いようです。

値段も猫の中ではトップクラスで高嶺の花ではありますが、それだけの価値がある猫だと言えるでしょう。

 
 

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