小型ペットを選ぶなら、モルモットがおススメ!モルモットの生態や歴史などについて

ネズミの仲間の中でも穏やかな性格で、人間にも懐くモルモット。

実験動物の代名詞のようなイメージですが、実はペットとして飼われていた歴史はそれよりずっと古く、17世紀のヨーロッパではモルモットを飼うことが流行っていたそうです。

今回は、モルモットをペットにする前に知っておきたい基本的なモルモット情報についてお伝えします。

 

モルモットと人間の歴史

モルモットの原種は南米だと言われていますが、その詳細は未だに解明されていません。

人間とのかかわりはかなり古い時代から始まっていて、約8000年前にはインカ帝国で宗教儀式の際の食用として飼われていたと言われています。

中世にはヨーロッパでペットとして飼われていた歴史があり、江戸時代にオランダから日本に伝わった時にもコンパニオンアニマルとして紹介されたようです。

その後、繁殖力の強さと2ヶ月で大人になる成長の早さ、皮膚や被毛が人間に近い点などが災いし、実験動物として多用されるようになります。

その不幸な運命は今も続いていますが、その反面、愛らしい姿と優しい性格が愛されて、ペットとして広まっています。

 

モルモットってどんな動物?

モルモットはうさぎと同じげっ歯類ですが、ネズミの中では比較的大きな種族だと言えるでしょう。体重はオスで1キロ前後、メスで800g前後で丸くずんぐりした体躯が特徴です。

被毛の太さは人間の髪の毛とほぼ同じだと言われています。

特徴ある歯は全部で20本あり、前上下にある切歯は一生伸び続けるため、固めのフードや玩具などを噛ませて歯を磨耗させる必要があります。

脚は短くて被毛はなく、前脚には4本、後脚には3本の指があります。また、尾がないのも特徴です。モルモットの寿命は4~5年だと言われています。

 

モルモットには猫や犬のような種類はあるの?

モルモットはペットとしての歴史が長いため、交配によりさまざまな被毛タイプが生み出されています。

イングリッシュ

その名の通り、イギリスで作られたまっすぐな短毛のモルモットで、最も一般的な品種です。被毛のカラーの種類が多く、お手入れも簡単なため、飼いやすいモルモットと言えます。

クレステッド

こちらも直毛、短毛のモルモットですが、頭頂部に“つむじ”があるのが特徴です。“つむじ”部分に白い被毛があるアメリカ系の品種と、被毛カラーの豊富なヨーロッパ系の品種があります。

アビシニアン

イギリスで品種改良されたモルモットで、少し硬めの巻き毛が特徴。被毛カラーのバリエーションが多く、ふさふさした外見が人気です。

スキニーギニアピッグ

体に被毛がないため、体だけ見ると小さな豚にように見えるモルモットです。

日本で売られているスキニーギニアピッグは鼻筋や足先に少し毛があるタイプですが、アメリカにはまったく被毛のないタイプが存在します。

シェルティ

柔らかく長い被毛を持つモルモットです。背中から長く両側に垂れた被毛が特徴です。被毛が長いため、頻繁なグルーミングが必要です。

ペルビアン

フランスで品種改良された長毛腫。頭から背中にかけてしだれる、しなやかな被毛が特徴で、その長さは30センチ以上になることもあると言われています。

テディ

短毛腫でありながら、密集した縮れ毛で毛糸のボールのように見える品種です。アメリカで作られた品種です。

最後に

モルモットは小型で比較的狭い環境でも飼うことができますし、人間にも慣れやすいので、ペットとしてこれから益々広まっていくのではないでしょうか。

寿命は犬や猫ほど長くはありませんので、将来を考えて生存期間の長い犬や猫を飼うことを断念している中年以降の人たちのコンパニオンアニマルとしてもおススメです。

関連記事