春夏秋冬、季節に合わせて対応したいモルモットのお世話。

モルモットは南米が発祥の動物ですので、寒さに弱い傾向がありますので、冬に温かくしてあげることが大切ですが、逆に湿気の多い日本の夏が得意かというと、そうでもありません。

湿気の多い梅雨の時期はケージの環境が悪化しがちですし、夏に冷房の効いた部屋はモルモットにとって体調を崩す原因になったりします。

今回は、モルモットのお世話について季節ごとのポイントをご紹介しましょう。

 

春~モルモットにとって一番、過ごしやすい季節

飼育エリアにもよりますが、春はモルモットにとって最も過ごしやすい季節と言えるでしょう。じんわりと暖かい日差しが窓から入るようであれば、ケージを窓側に移動してあげても良いでしょう。

ただし、直射日光はモルモットに強すぎる場合がありますので、レースのカーテンなどで日差しを和らげてあげることが大切です。

暖かい季節ではありますが、朝晩はまだ冷え込みますので、冷え込む時には毛布などが使えるようにしてあげましょう。

また、この時期は被毛が冬毛から夏毛に生え替わる時期でもありますので、よくブラッシングしてあげましょう。

特に長毛タイプのモルモットの場合、1日1回はブラッシングしてあげることが大切です。

この時期は、野山に野草が芽吹く時期でもあります。ハコベ、タンポポなどの柔らかい葉を獲ってきて与えると季節感が感じられ、また、植物の酵素を摂取できるのでおススメです。

 

夏~ケージの中を清潔に!エアコンの温度は適度に!

湿気の多い梅雨から夏に掛けては、何と言ってもケージの中の環境が不潔になりがちです。

ケージの中は毎日掃除し、ペレットや牧草、野菜の余った分は1回毎に捨てましょう。水も1日2回は交換し、フードや水を入れる器もよく洗うようにしましょう。

室内は人間に合わせて冷房を使用している家が多いと思いますが、室温は18℃~24℃位に調整し、エアコンの冷気が直接、モルモットに当たらないようにケージの場所を検討しましょう。

不在時にエアコンを切る場合は、なるべく涼しいところ、風邪通しの良いところにケージを置く工夫も必要です。

万が一、モルモットが巣箱から出てぐったりしていたり、呼吸が速くなっていたりしたら、熱中症になっている可能性があります。

水で濡らしたタオルなどで体を冷やしつつ、病院に連れて行くようにしましょう。

 

秋~過ごしやすい季節ですが、寒さ対策は早目に!

秋は春同様、モルモットにとって過ごしやすい季節です。ただし、秋の天気は変わりやすく、室内でも温度変化が激しい場合もあります。

モルモットの様子はこまめにチェックして、環境に対応できているかを把握しておきましょう。

また、この時期は冬に掛けて体力を蓄える時期でもあります。肥満にならないよう食事の全体量に気を配りつつ、季節の果物などを与えると良いでしょう。

 

冬~寒さに弱いモルモットだから、最大の注意が必要な季節

モルモットが最も苦手とする季節が冬。冬はエアコンで室内温度を温めてあげると良いでしょう。

外出時や就寝時にエアコンを切ってしまう家庭ではケージの中にモルモット用の暖房器具を用意してあげる必要があります。

ホッカイロや小動物専用のヒーターなどを使うと便利ですが、その場合はモルモットに齧られたりしないよう注意が必要です。

また、電気系暖房器具をそのまま使用すると熱くなり過ぎる場合もありますので、必ず飼い主さんの手で温度を確認し、熱いと感じたらカバーをするなど工夫しましょう。

巣箱の下にカイロを置くと、じんわりと暖かい環境が作れますので、おススメです。また、寒い時期は被毛が冬毛になりますので、長毛種の場合は特に、毎日ブラッシングしてあげましょう。

最後に

家の中を自由に歩き回れる室内放し飼いの多い犬や猫と違って、ケージの中の動物は環境に合わせて移動することができません。

そのため、季節ごとに飼い主さんが気配りすることが、より必要なのです。

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