2016年6月16日更新

猫は爪とぎをするの? 猫の爪とぎのしつけ、おすすめ爪とぎグッズ10選

ペット生活

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編集部

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猫がおうちにいる方なら、爪とぎは大変気になるアイテムの一つですよね。

壁などで爪とぎをする猫のためだけではなく、ストレス解消、マーキング、運動、楽しみなど様々な観点から爪とぎはあったほうがいいものです。

 

なぜ、猫は爪とぎをするの?

猫の習性のひとつに爪とぎがあります。爪をとぐのは猫にとってお仕事のようなものですが、一体なぜ、猫は爪をとぐのでしょうか。

常に尖った爪にしておくため

「とぐ」という言葉から、猫が包丁をとぐように擦って爪を尖らせていると思っている人も多いようですが、実はそうではありません。猫の爪は指サックのような薄い層が重なった状態になっていて、上の爪が古くなるとサックの部分が剥がれ落ち、新しい爪が出てくる仕組みになっています。もちろん、この時に痛みはありません。猫を飼っている人なら床の上に鳥のくちばしのような形をした爪が落ちているのを見たことがあると思いますが、爪とぎはこの古い爪を取って新しい爪を出すための行為なのです。

猫の爪が研がれて落ちたものです。爪とぎの近くにはこういったものが落ちています。

マーキングの意味がある

猫が爪をとぐ裏にはマーキングの意味もあると言われています。外にいる猫は木や塀などで爪をとぎますが、これは、対象物を傷つけたり、肉球にある臭腺から出る匂いをこすりつけたりすることにより、縄張りを主張する意味があるのです。爪痕がガリガリついた木は、「このあたりは自分の縄張りだから入るな!」という警告の看板のようなものなのでしょう。

ストレス発散のため

猫はストレスを感じた時に体を舐めますが、爪とぎもストレス解消のための行動だと言われています。飼い主さんに怒られたり、ねだってもごはんを貰えなかったりした時に猫が爪をといでいたら、ストレス解消のためにやっていると思って良いかもしれません。

自己PRのため

縄張り主張のための爪とぎとちょっと似ていますが、猫は自己PRのために爪をとぐという説もあります。よく、猫が飼い主さんの顔を見ながら、あえて壁をガリガリしたりすることはありませんか。こういった時の爪とぎは自分の存在をアピールしているのかもしれませんね。

爪とぎのしつけ、どうすればいいの?

爪とぎは猫の習性であり、必要があってやっていることですので、やめさせることはできませんが、大切な家の壁や家具をボロボロにされるのは避けたいところです。安心してください。猫の爪とぎはしつけでコントロールすることができますし、たとえ、しつけに失敗したとしても対象物を守る方法があります。ここでは、爪とぎの被害を減らす方法についてご紹介しましょう。

爪とぎのしつけ、いつから始めればいい?

個体差はありますが、猫は生後1ヶ月程度で爪の出し入れができるようになり、爪をとぐことを徐々に覚え始めます。猫に爪とぎのしつけをするのもこの頃からがベスト。生後1ヶ月頃は体験を積み、学習して周りの環境に順応する時期ですので、この頃に始めれば覚えも早いはずです。

爪とぎ防止の方法

最初は近くにあるものでてっとり早く爪をとごうとするでしょう。猫が爪をとぐそぶりを見せたら、軽く「ダメ」と叱りやめさせます。その後、すぐに猫のそばに爪とぎを置くか、爪とぎの場所まで誘導して「これで爪をとぐのだ」と教えてあげましょう。猫の前足を軽く爪とぎに当ててあげるのも有効です。猫が爪とぎを使って爪をといでくれたら、しっかりと猫を褒めてあげましょう。撫でたり、おやつをあげたりしても良いでしょう。これを辛抱強く繰り返すことで、猫は爪とぎを使うことを覚えてくれます。

もちろん、トレーニング前には部屋のさまざまな場所に爪とぎを用意して受け入れ態勢を整えておくことが大切。後にご紹介しますが、爪とぎにもいろいろ種類がありますので、試しながら猫の好みを模索しましょう。

爪とぎされやすい家具や壁、どう守る?

家の中で猫が爪とぎしてしまうのは、どんなモノなのでしょうか。前述したように猫の爪とぎの大きな目的は爪の上の層を剥がすことですので、爪が引っ掛かることが前提です。つまり、木製の家具でもニスの塗られたツルツルした家具はターゲットになりません。また、どっしりした安定感のあるモノの方が爪をとぎやすく、猫が好みます。

まず、ターゲットになりやすいのは、革や布のソファ、アジアンチックな籐の家具、ニス仕上げしていない家具などでしょう。畳、凸凹のある壁紙、カーペット、柱などもかなりの頻度で狙われやすい場所です。さらに革のカバン、靴、段ボールの箱なども放置しておくと爪とぎされてしまうアイテムです。

爪とぎを防ぐには、まず、爪とぎされやすい素材の家具や建具を避けることでしょう。すでに家にある場合は、爪とぎ防止のシートなどを貼ったり、上からカバーを掛けてしまうという方法があります。守りたいモノの近くにより猫が好む爪とぎを置いてあげるのも効果があります。また、移動可能なものは閉まっておくのが一番の方策です。

 

爪とぎの種類,どんなモノがあるの?

爪とぎには素材やデザイン、設置方法などにより、さまざまな商品があります。どれが一番、愛猫にあっているかを知るためには、ひとつひとつ試して探る必要があります。ここでは爪とぎの種類やその特徴をご紹介しましょう。

素材の種類

段ボール

段ボールの爪とぎは、段ボール紙の断面を貼り合わせて作られています。柔らかく爪が刺さりやすいため、爪とぎしやすいですし、安価。自作できることもあって、使用する飼い主さんが多いのではないでしょうか。最近では、ベッドや家具のカタチをしたおしゃれな商品も作られています。素材が柔らかいため、ゴミが出やすいのはデメリットですが、燃えるごみとして簡単に捨てられるのはメリットです。

麻ひも・麻

ポールに麻ひもをぐるぐる巻いて作られているものや、板に麻布を貼りつけたものなどがあります。アメリカとカナダで実施された飼い主さんへのアンケートによれば、猫が好む爪とぎのトップは麻製の爪とぎなのだそうです。確かに爪が引っ掛かりやすく、感触も自然の樹木に似ています。キャットタワーの足が麻ひもタイプの爪とぎになっているのもよく見かけますね。丈夫ですが、細かいゴミがでやすい点はデメリットでしょう。

カーペット

表面にカーペット素材を貼りつけた爪とぎもよく見かけます。爪をといでも比較的ゴミが出にくく、ボロボロになりにくい点はメリットでしょう。ただし、家の床にもカーペットを使用している場合、床のカーペットと区別がつかず、床のカーペットでも爪をといでしまう可能性はあります。

木製・板

木製の爪とぎは木の面にギザギザのラインを入れ、爪が引っ掛かるように作られています。ちょっと高額になりますが、最近では職人の手による高級感ある爪とぎも登場していますので、インテリアにこだわりのある飼い主さんにはおススメです。デザイン性の高いものは値段も高いのがデメリットかもしれません。

設置の方法

爪とぎは素材だけでなく、置き方やデザインのバリエーションも豊富です。

横置き

背中を丸めて床面で爪をとぐのが好きな猫には、床に置く横置きタイプがおススメ。比較的安価なものが多く、ラクに移動ができるのも良い点です。ただし、床に置いただけだと動きやすく、若干爪をとぎにくい傾向があります。

縦置き

ストレッチしながら壁面で爪をとぐのが好きな猫向きの爪とぎです。壁にぴったり付けて設置するものから、ポールタイプ、吊り下げタイプなどさまざまなカタチがあります。最近では、爪とぎしながら遊べるようにおもちゃがぶら下がっているタイプも人気です。

縦置きタイプを好む猫は多いようですが、ポールタイプなどは設置場所を取るため、部屋によっては邪魔になる可能性があります。吊り下げタイプはしっかり設置しないと動いて爪とぎしづらく、猫が使ってくれなくなる可能性があります。

タワー型

キャットタワーの足部分を爪とぎとして使用するタイプ。猫が上に乗って遊ぶタワーとしても使えるため、省スペースで、一挙両得です。デメリットは単体の爪とぎよりは場所を取る点。万が一、猫が気に入らなかったら大きなゴミになってしまいます。

ベッド型

最近、登場してきたおしゃれ爪とぎのひとつです。洗面器のような丸い形をしていたり、ソファのデザインだったりなど、カラフルで見た目が楽しく、インスタ映えするため人気があります。ただし、爪とぎとしては価格が高く、その割に素材が段ボールで破壊されやすいなどのデメリットもあります。比較的、大人しい猫向きの爪とぎだと言えるでしょう。

昔の爪とぎと違って、立体的なもの、大きなもの、様々なタイプの爪とぎが販売されています。今回は今人気の爪とぎを10点セレクトしてみました。

猫の爪とぎ

マルカン どこでもツメとぎタワーS 猫用

組み立てるタイプですが、組み立て方は非常に簡単です。麻縄とカーペットで楽しく爪とぎできます。ネズミのおもちゃもついていて、運動にもなります。立体的ですので、立ち上がってしっかり爪とぎをするのが好きな猫に向いています。

価格

2,138円

素材

ベース台:パーティクルボード・カーペット(ポリエステル)
麻縄柱:紙管・麻・アクリル
カーペット柱:紙管・カーペット(ポリエステル)
オモチャ:うさぎ毛・ポリプロピレン
ネジ棒・底ネジ・ワッシャ:スチール

サイズ

(幅X奥行X高さ) :(約)30×30×55cm

重量

(約)1750g

原産国

中国

ミュー (mju:) ガリガリウォール スクラッチャー プラス

しっか背中を延ばしながら立ち上がっての爪とぎができるタイプのもの。壁面に設置するスタンディングタイプ。

爪とぎの時の削りかすが周りに飛び散りにくい構造で、段ボールは目が細かく固めのものを使用している為長持ちします。底には滑り止め付。興味を持たないときに振りかけるためのマタタビ付。

こちらは高さが90センチですが、70センチのタイプもあります。 (70センチのほうは2,970円)

価格

3,663円

素材

内側:段ボール 外側:紙

サイズ

(幅X奥行X高さ) :35×32×90cm

重量

(約)2300g

原産国

中国

ひだまり猫の爪とぎ

猫の形をしたかわいい爪とぎ。室内に置いてインテリアとしても優秀なアイテムです。

猫が上に乗って爪とぎをするのですが、このままこの上で転寝もできる設計となっています。前かがみで爪とぎがしやすいようになだらかなカーブがつけられていて、猫の体にフィットします。

爪とぎの削りかすが出にくい食品梱包基準の国産段ボールを使用。ピンク、チャトラ、黒から選べます。

価格

2,160円台前半~4,968円台後半など

主材

国産段ボール

サイズ

小 (幅X奥行X高さ) :41×24×16cm 段ボール32枚張り合わせ 重量約1200g
大 (幅X奥行X高さ) :55×30×16cm 段ボール40枚張り合わせ 重量約2400g

生産国

日本

クリーンミュウ 丸型つめみがき

丸い切り株のようなフォルムの爪とぎです。上に乗ることもできるので、しっかり押さえこむようにして爪とぎができます。削りかすが飛び散りにくいようにふちが高くなっていたり、目が細かくカスが出にくいために長持ちするのも特徴です。

中央にお掃除らくらくとぎカススポットが付いているので、そちらに爪の研ぎかすがたまりやすくなっています。興味を持たないときのためにマタタビ付。

価格

782円

サイズ

(幅X高さ) :(約)36×3cm

重量

(約)410g

原産国

日本

Pets Depot ポール型つめとぎ (麻)

麻縄で思い切りバリバリと爪とぎができます。体をいっぱいに伸ばして爪とぎできるロングポールタイプ。よじ登ったりする猫もいるようです。かなりのストレッチ運動が可能。

組み立ては台にねじでポールを固定するもの。シリーズに、ポール型爪とぎ(綿)もあり、こちらは同じ作りで綿の縄をまいたものとなっています。段ボール素材だとあっという間にボロボロにされる場合や、ごみが出るのが気になる人は試してみてはいかがでしょう。

価格

3,980円

素材

台座:集成材に生地貼り(ポリエステル100%) ポール:紙管に麻縄巻き

サイズ

(幅X奥行X高さ):(約)41cm×41cm×72cm

重量

(約)3700g

原産国

中国

猫つめとぎ キャットトンネル

段ボール屋さんが作った猫の顔の形をしたトンネルタイプの爪とぎ。段ボール、接着ボンドも 国産のものにこだわっているものです。重量物梱包用の段ボールを使っている為しっかりしており、カスが出にくい仕組みとなっています。

上に乗ったり、トンネルをくぐったり、爪とぎだけではない遊び道具となります。カラーは青、ピンク、 赤、黒、緑、オレンジ、白、ナチュラルの8色展開。

目、鼻、ひげの色や顔 なしにするなどのセミオーダー可能。

価格

2,885円

価格

素材:段ボール

サイズ

(幅X奥行) 35cm×45cm 中は 18×35cm。猫の口部分の入り口は15×20cm。

重量

(約)3200g

原産国

日本

ペットステージ (Petstages) スクラッチ・アンド・レスト

体にフィットするボウル型。上でリラックスしたり、もちろん爪とぎもできます。

猫が上に乗ってくつろげるスペースになるため、自分のにおいが付き、安心な爪とぎスペースとなります。

デザインもポップでかわいいので、部屋に置いていても違和感ないインテリアになります。耐荷重11kg 。

価格

600円前後など

素材

段ボール

サイズ

36.8 x 71.9 x 33 cm

重量

(約)455g

生産国

中国

ねこ缶風 段ボール爪とぎ

爪とぎのカスが中にたまるので、部屋を汚しにくいつくりとなっています。爪とぎは両面使えるので長持ち。ふたを開け閉めすることで隠れ場所のようになり、デザインが猫缶なのでおうちのひとも見ていて楽しめるようになっています。狭い所に入るのが好きな猫には、ペットハウスとしても使えます。爪とぎシートのみの販売もあり。

価格

3,480円

素材

段ボール

サイズ

(約)直径33×高さ17cm

重量

(約)1100g

生産国

日本

ガリット タワー型4面・スタンダードタイプ

かなり頑丈でしっかりしたキャットタワー型猫爪とぎです。高さがあるので大型の猫にも使いやすいものとなっています。4面が爪とぎになっていることが特徴。天然パルプ使用の特殊段ボール製。横に倒しての使用もできます。

爪とぎのカスが出にくいタイプ。猫のサイズによっては上に乗ったりする場合もあるようです。土台部分もしっかりと大きめにできているので、スペースを確保して購入してください。

価格

3,000円

素材

北米産天然パルプ/古紙/接着剤としてとうもろこしでん粉、ラミノール、ボンド

サイズ

(約)縦53×横37×高さ81cm

重量

(約)5350 g

生産国

日本

ミュー (mju:) にゃんボール みかん箱

箱が大好きな猫なら喜ぶという、段ボール箱と爪とぎが合体したアイテム。潜って中で爪とぎが出来ます。爪とぎの削りかすが箱の中にたまるので、外に飛び散りにくく掃除がしやすいのもいいところ。同じ箱シリーズに、引っ越し箱、しょうゆ箱などもあります。体重が5キロまでの猫に。

価格

862円

素材

段ボール

サイズ

(約)25 x 37 x 16 cm

重量

(約)399 g

生産国

日本