2017年6月14日更新

犬がしっぽを振るのはなぜ? 犬の仕草・行動の意味について

ペット生活

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編集部

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ご存知の通り、犬は“言語”を持ちません。しかし人間と犬は上手にコミュニケーションをとり、一緒に生活しています。

人間にとってコミュニケーションの基本が“言語”であるように、犬にとってのコミュニケーションの基本は“体の動き”です。

今回はそんな犬たちのコミュニケーションの一部を紹介します。

 

“体全体”で表現するもの

犬たちは体の動きを使って、何を伝えようとしているのでしょう?

その多くが

  • 自らのステータス
  • 強さ
  • 意図

についての情報を発信していると考えられます。

犬種によってしっぽの長さや耳の大きさ、毛の長さなどに差があるため、読み取るのが困難なメッセージもありますが、犬たちは体を使って私たちにメッセージを送っているのです。

それを少しでも読み解くことができれば……想像するだけで少し楽しくなってきませんか?

姿勢

ここに、いくつかの犬の姿勢を挙げ、そこに含まれるメッセージを紹介します。

頭と耳を立てた直立の姿勢

この姿勢は戦う用意ができていることを示します。

また、この時肩や臀部の毛が逆立っている場合もあり、毛を逆立てることで毛の根元にある皮脂腺の匂いを放出し、より興奮状態をアピールすることができます。

頭を下げ、耳を垂れ、しっぽを丸めて低くかがんだ姿勢

これは相手への服従を表します。中には、さらにひっくり返ってお腹を見せる犬もいるでしょう。

直立したまま動かない

通常、犬は体を動かすことでメッセージを伝えます。そのため、あえて静止しているのであれば、それも一つの重要なメッセージです。

多くの場合、静止したまま動かない時は緊張度を増すのに役立ちます。「!」マークのようなものです

このように、最低でもこの2つの犬の姿勢が読み取ることができれば、初めて会った犬が自分に対してどんな感情を抱いているのか、私たちにもわかりますね。

 

しっぽの動き

犬からのメッセージの中でも特に難しいのが“しっぽ”の動きです。

しっぽの動きにはバリエーションが多く、また犬種によってしっぽの形が様々なことも、メッセージを読み解くことを困難にしています。

高く持ち上がったしっぽ

自信、自己主張、興味や攻撃による興奮

低く垂れたしっぽ

意気消沈、ストレス、不安

しっぽを股の下にしまう

積極的な服従の姿勢

穏やかに低く垂れ、しっぽの先が下を向いている

穏やかな気持ち

しっぽをそっと持ち上げている時

穏やかな興味、警戒のサイン

しっぽを振る

しっぽを振っていれば喜んでいるサインだと思われがちですが、いつもそうとは限りません。

高くピンと掲げたしっぽを振っている時には、それは脅しのサインである可能性が高いのです。

私たちにも複雑な感情があるように、犬もしっぽの高さ振り方を組み合わせることで、より細かなメッセージを送っているのです。

まずは愛犬を観察することから始めよう

犬の発するメッセージをより学びたい場合は、まずは愛犬や近くにいる犬の行動をつぶさに観察するのがいいでしょう。

何を見て、どんなサインを送り、どう行動したのか・・

毎日毎日観察することで、愛犬の声が少しずつ聞こえてくるかもしれませんね。