2015年7月7日更新

同腹の犬なのに、特徴が違う!犬の出産と妊娠について

ペット生活

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編集部

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最近では犬種の性格や風貌から犬を選ぶことも多く、純血種をよく見かけますが、雑種犬の子犬などは見たことがありますか?

どんな特徴の子が生まれるかわからないという意味では、雑種犬の赤ちゃんは一匹ずつ特徴が少しずつ違い、見ていてとても楽しいものです。

中には、明らかに両親とは全く違う特徴を持った子犬もいることもありますが、一体犬の交配はどうなっているのでしょうか?

 

両親の特徴が似ていれば似ているほど、子犬たちも似てくる

基本的には、両親の外見や大きさ、行動の仕方が似ていれば似ているほど、子犬たちも似てきます。

これは純血種同士の掛け合わせを見れば一目瞭然ですね。特に純血種は、何世代にも渡って選抜育種してきた歴史があるため、同一犬種でも個体間のばらつきがとても少なくなっています。

違う犬種の掛け合わせは、両親の特徴が入り混じる

純血種と異なり、雑種の場合は犬種の特徴がどう出るか、生まれてみないとわからないのが特徴です。

例えば、トイプードルとダックスフンドを掛け合わせると、もしかしたら足がすらりとながいダックスフンドや、しっぽの長いトイプードルが生まれるかもしれません。

 

同腹の兄弟なのに似ていない?!

犬種の掛け合わせ以外にも、同腹の子犬が似ていない場合があります。

これには犬が複婚制であるという特徴が関係しています。

メスは一度に複数の卵子を排卵し、排卵時の卵子は未成熟であるため、排卵後2〜3日は成熟し続けます。そして卵子が成熟した後2〜7日間は受精可能な状態にあります。

一方、オスの精子は最長8日間もの間生存し続けることができます。

そのため、オスは性交できる雌犬がいれば誰とでも性交し、一方メスも1週間かそれ以上の期間オスを受け入れることができるのです。

そのため、ある1匹の雌犬が雄犬2頭と受精することも可能なのです。

そうなると、同腹の子供たちの特徴はさらに複雑に混ざり、これまでみたことのない可愛い子犬が誕生することもあるのです。

一度に生まれる子供の数

犬が一度に産む子犬の数は犬種によって様々ですが、小さい犬種の方が数が少ない傾向にあります。

大型犬になればなるほど、一度に産める子犬の数は多くなりますが、今の所一番多い犬として「2005年 ナポリタン・マスティフ(犬種)が1度に24頭産んだ」という記録が残っています。

最後に

このように、犬は非常に妊娠しやすく、また一度妊娠すると一度に何匹もの子犬を産みます。

親とそっくりな子犬が生まれても、両親のそれぞれの特徴を引き継いだ子犬でも、どれも愛らしい同じ1つの大切な命です。

外見の特徴だけで犬の優劣をつけたりして、悲惨な運命をたどるようなことがないよう、愛犬の妊娠についてもきちんと考えていくことが大切ですね。