2015年7月8日更新

プラッキングとペットカットの違いは?テリア種のトリミング方法について

ペット生活

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編集部

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放っておくとどんどん被毛が伸びるトリミング犬種。定期的なトリミングでカットしたり、被毛を整えたりする事が必要です。

そんな中、テリア種に限らず、シュナウザーやワイヤーダックスなど、「プラッキング」を行う犬種はたくさんいます。

トリミング犬種を家に迎えて、プラッキングとペットカットはどちらが良いのか??と悩む飼い主が多くいます。実際にはどう違い、それぞれの利点は何なのか、ご説明します。

 

プラッキングとは

ほとんどの犬種では、シャンプー、トリミングの際にハサミやバリカンなどでカットを行います。

一方、プラッキングとは、はさみやバリカンは使用せずに、被毛を抜く事でトリミングをする手法です。

これだけ聞くと、抜くなんてかわいそう!と思われる方が多いですが、様々な効果があるのです。

プラッキングの利点

プラッキングで被毛を抜く事で、その犬種本来の毛質が生まれます。生えてくる毛は、硬く、強く、水を弾きやすい毛であることから、汚れにくくなります。はっきりした濃い色の被毛になりますので、退色もしにくいです。

また、アトピー性皮膚炎など、皮膚が弱いとされる犬種も多く、プラッキングをする事で皮膚自体が強くなり皮膚のトラブルが起こりにくくなるとされています。

プラッキングの難点

痛いのではないかと思われる方がいますが、その通りです。

犬が慣れるまでの始めのうちは痛がる事もあります。皮膚も赤くなってしまいますので、見た目で嫌がる方もいます。

犬によっては最初から全く平気な様子をしている場合もあり、慣れてしまえば抜かれてる事が全く苦にならず、寝ている犬もいる位です。

そして定期的に続けないと意味がありません。今月はプラッキングで、来月はペットカット、などではせっかくプラッキングをした意味が無くなってしまいます。

通常で2週間、最低でも1か月に1回はプラッキングをする必要があります。理想のスタイルになるには数か月から1年かかるでしょう。

プラッキングによるトリミングは一般的なペットカットと比べて2~3倍の費用がかかり、時間も2倍ほど多くかかります。

プラッキング犬種をペットカットするとどうなる?

ショーなどに出ている犬を除き、家庭犬として飼われているプラッキング犬種はほとんどがペットカットをしています。

ペットカットの利点

何といっても手軽にできますし、伸びていればすぐに理想のスタイルにする事が可能です。

飼い主の都合でトリミングに出せるので、2~3か月に1回店でやってもらって後は家でシャンプーする方も多いです。

痛みを感じる事もありませんので、犬に対する負担も少なくて済むでしょう。

ペットカットの難点

ハサミやバリカンを使うと、被毛が軟らかくなりますので、その犬種本来の毛質にはなりません。

毛色の退色も速く、全体的に白っぽい毛色になります。

また、プラッキングしている犬と比べると皮膚疾患が出やすいです。

プラッキングをしている犬も、10歳を過ぎる頃にはトリミングの負担を軽くするためにペットカットに移行する犬がほとんどです。

ショーなどに出る予定が無く、家庭で楽しく暮らすのでしたら、子犬の頃からペットカットで十分だという方が多いです。

生活スタイルに合わせて選んであげると良いでしょう。