2016年6月17日更新

犬のしつけとトレーニングについて。目的の違いや正しいしつけ・トレーニングの方法を解説

人間と犬が良好な関係を保って生活を送るためには、最低限のしつけが必要で飼い主の責任です。犬の学習パターンを理解し上手にしつけていきましょう。

しつけとは

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人間社会のしつけは、礼儀作法を教える事、または身に着けた礼儀作法をさします。

犬の場合には、犬が人間社会の中でトラブルなく生きていくために守らなければならないルールを教える事です。約束事を守らせるという意味では人間の子供と似ていますが言い聞かせたり、ルールを自覚させる事は出来ません。どのような事がイケナイのか様々な実体験を通して繰り返し教えていきます。犬が本能のままに行動すると、人間社会にとって都合が悪くなる事柄を教え困った行動を取らないように導く事がしつけの基本です。

トレーニングとは

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トレーニング(訓練)は、人間社会のルールを守らせると言うよりも犬が本来持っている優れた能力を活かす事に着目して行います。その代表的なものに警察犬・盲導犬・聴導犬など人間社会に役立つ特殊技能を身に着けさせるトレーニングがあります。一般家庭では、「マテ」「スワレ」「フセ」「コイ」など基本トレーニングはリーダーである飼い主に従う犬の服従心・忠誠心を高め人と犬の信頼関係を深める上で大変有効な手段となります。

「マテ」「スワレ」「フセ」「コイ」の4つが完全にマスター出来れば「スワレ」+「マテ」等組み合わせた指示を出したりとあらゆる場面で役に立ちます。

犬は、本来群れの中でリーダーに従って生きる動物です。家に迎え入れたその日から犬の順位は家族の一番下です。この事をしっかりと教えて守られていないと、犬は自分がリーダーだと勘違いしてしまう恐れがあります。その結果、言うことを聞かない肝心な場面で制御不能、果ては飼い主に牙を剥く事も起こりえます。

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これを「アルファシンドローム」と言います(犬が自分をリーダーだと思い込む事)。現在ではアルファシンドロームの考えは否定されていますが、愛犬がまったく言うことを聞いてくれないという悩みを持つ飼い主さんは多くいます。

「犬のリーダーになる」=むやみにきつく叱る、抵抗する犬を力ずくで押さえつける事ではありません。甘やかし過ぎは犬を増長させ、極端な抑制はストレスとなります。

よきリーダーとは、強いリーダーシップを発揮することです。深い愛情で身の危険から守ってくれ、食事を与えてくれて健康を守ってくれる、そして時には一緒に遊んでくれる犬にとって頼りになる存在にある事です。

犬の個性に合わせた方法で行うことが重要

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また、しつけも訓練も犬の個性に合わせた方法で行うと効果的です。例えば、大胆な性格で物怖じしない子は不意の飛び出しによる事故を防ぐ意味で多少強い態度で接し慎重さを身に着けさせる必要があります。

反対に極端に憶病な子は怖がりな子は強く叱ったりすると、恐怖心が余計に付いてしまい兼ねません。恐怖心が頂点に達するとパニックをおこし身を守ろうと突然攻撃的に人や他の犬に咬みつくことがあります。犬が怯えている時は、飼い主が優しく接して「大丈夫だよ」を教えて行きましょう

決して焦らず個々の性格を見極めて、しつけ・訓練は1つだけが方法ではないので最適と思われる方法を判断しましょう。そのためには、日頃の観察が大切です。

犬種別の性格の特徴


必ず全ての犬にあてはまるわけではありませんが、一般的に大型犬は性格が強く、小型犬は神経質な犬が多いと言われています。チワワやミニチュア・ダックスなど小型犬と呼ばれる中には、確かに憶病で警戒心の強い犬種もいます。ヨークシャテリアなどのテリア系の小型犬は小さくても性格の強い個体が多く、反対にシーズーパグなど中国産の小型犬は警戒心も弱くおっとりした性格が多いようです。

大型犬も強い性格、大らかな性格が多いのは確かですが、グレート・ピレニーズ、ボーダーコリーなどもともと牧羊犬だった犬は、縄張り意識・警戒心が強く繊細な神経を持っています。あくまでも一般論で個々の性格、生活環境などで変わりますのでご参考までに。日頃から愛犬の性格を観察し、最適な方法でしつけ・訓練を行っていきましょう。

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