2015年4月22日更新

犬のしつけ・訓練は褒める事と叱る事の使い分けが重要

ペット生活

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編集部

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犬は、「嬉しいこと・楽しいことがあると、その直前の行動をおぼえる」または「嫌な事・不快な感じがした直前の行動をやめる」という習性があります。しつけ・訓練には、犬を褒める事と叱る事、状況に応じて2つのパターンの使い分けをする事が重要です。

 

しつけ・訓練の基本

人間も褒められると嬉しいしやる気も出る、反対に叱られると気分は落ち込みます。犬も同じなのです。特に、善悪の判断が出来ない犬は、何故叱られたのか理由がわかりません。叱られてばかりいると、次第に萎縮していつも叱ってばかりの相手、すなわち飼い主さんを鬱陶しく感じる嫌いな相手とインプットされてしまい兼ねません。そんな、悲しい事にならないように叱り方にはコツがあります。しつけ・訓練は基本的には「ほめる」方に重点をおき、必要に応じて効果的な方法で叱るようにします。

ほめ方

ほめ方には、大きく3通りの方法があります。実際には3つの方法を組み合わせて行っていきます。また、ほめる時はその行動が出来た時に直ぐに、ほめないと犬は何を褒められたのか分かりません。

言葉でほめる

「よしよし」・「ヨーシ」・「いい子」・「おりこう」など声に出してほめる。この時、大切なのは飼い主さんも嬉しそうに感情を込めて少し大げさかなと思う位に喜びを表す事が大切です。また、同時に犬と目をあわせて笑いかけアイコンタクトをとる方法もあります。

スキンシップでほめる

犬を撫でほめる。首から胸・後頭部から背中にかけて撫でると特に喜びます。「よしよし」や「いい子」など言葉でほめながら撫でると効果的です。静かに撫でると、犬は落ち着き飼い主さんの愛情を冷静に受け止めるようになります。少し力を込めて軽くポンポンと叩くように撫でると気分を高め喜びを大きくさせる効果があります。落ち着かせたい時には不向きで、やる気をアップさせたい時には大変効果的で、信頼関係も深まります。

ご褒美を与える

うまく出来た事に対して、ご褒美を与える方法です。大抵の場合ご褒美はオヤツなど食べ物を与えますが、状況によっては「散歩に連れて行く」や「一緒に遊ぶ」がご褒美になる場合もあります。前にご紹介した2つの方法がある程度学習が進んだ段階でご褒美をあげたり、あげなかったりと使い分けすると効果的です。

例えば、言葉とオヤツ・スキンシップとオヤツ・言葉とスキンシップまたは言葉だけ、スキンシップだけなどランダムに褒める方法は、犬自身が次は何が来るのかワクワクします。

毎回のようにオヤツを与えて褒めると、オヤツがない時は言う事を聞かない動かないなどの間違った認識を学習してしまう恐れがあるので、愛情表現の1つとしてご褒美が付いてくる程度にしておいた方が良いでしょう。

 

叱り方

「これをしたら嫌な思い・痛い思いをする」を犬に学習させます。問題行動をやめさせる時に叱る行為は有効です。ただし、叱るタイミングを間違えると、犬は極端に憶病になったり反抗的になったりします。基本は、問題行動を起こした直後に叱る。時間が経ってから叱っても何故叱られているのか理解できません。

言葉で叱る

「ダメ」・「イケナイ」・「ヤメロ」など言葉に出して叱ります。低くキッパリとした声で叱ります。犬の聴覚は非常に優れているので、声のシグナルは大変効果的です。同時に犬を睨み付けてアイコンタクトをとる方法もあります。

無視をする

犬が好ましくない行動をとった時、家族全員で無視をします。アルファ傾向(自分がリーダーと勘違いしている状態)の犬でも群れの中で無視をされることは辛い事なので自分がリーダーではない事を認識します。段々と従属的な態度をとるようになってきます。

体罰・天罰を与える

体罰とは犬の体を叩いたり、押さえつけたり物理的に圧力を加える事ですが現在のしつけでは好ましくないとされ、あまり行いません。信頼関係も壊れてしまいます。そこで、どうしても問題行動が治らない時は天罰方式を行います。例えば、家の人が帰宅したとき嬉しさのあまり飛びつく、吠えるなど放っておいては人も犬も危険な場合。飛びついてきた時直ぐに「イケナイ」や「ヤメロ」など言葉で叱りながら、犬の後肢のあたりを軽く蹴ります。

犬の意識は飼い主さんの顔や胸のあたりに集中しているので、誰に蹴られたのかビックリして飛びつきを止めます。やった人が分からないので天罰となり犬は飛びつき=嫌なことが起きたと思うようになります。問題行動を止めたら、その場で直ぐに褒めてあげることも忘れてはいけません。

ただし、重大なイタズラをして叱った場合は、しばらく無視をして30分程経ってから優しく接し散歩につれていくなどの気分転換・仲直りをすれば信頼関係を損なわず叱った効果を高める事ができます。しつけ・訓練は焦らず毎日少しずつ繰り返し教える事が大切です。

 
 

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