2015年7月16日更新

意外と落とし穴も多い?初心者におすすめの水草ミクロソリウム・プテロプスの育て方

ペット生活

ペット生活

編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

ミクロソリウム・プテロプスはアヌビアス・ナナやアナカリスと並んで、アクアリウム初心者におすすめされる水草の一つです。

汎用性や育成難易度も比較的低くペットショップなどでも「まずはミクロソリウム・プテロプスから導入してみてはいかがでしょうか」と店員さんから提案されることも多いでしょう。

しかし意外と育成面での落とし穴も多い水草なので、しっかりとした対策が必要な水草でもあるのです。

 

ミクロソリウム・プテロプスはこんな水草

ミクロソリウム・プテロプスはシダ綱ウラボシ目ウラボシ科ヌカボシクリハラン属の水草で「ミツデヘラシダ」という和名を持っています。

同種にはミクロソリウム・ウィンドロブ、ミクロソリウム・トロピカといった仲間もいますが、日本の市場に出回っているミクロリウムはほぼ「プテロプス」と思ってもらっても構いません。

適応水質は酸性~弱アルカリ性の中硬水と幅広く、適応温度は22℃~28℃です。

原産地は東南アジア、特にインドネシア産が多いようです。

硬く丈夫な葉と根茎を持ち、野生種では40cm以上に成長することがありますが、水槽環境では葉長が10~25cm程度です。

葉は暗緑色で革質、根茎は暗褐色で鱗毛がある水性シダ植物の代表格です。

ミクロソリウム・プテロプスの特長

ミクロソリウム・プテロプスは非常に丈夫で、かつ陰性植物なので高光量を必要としません。

さらに石・流木に活着するので「ソイル」が不必要といった利点も存在します。加えて水質の適応範囲もかなり広く、CO2添加も不必要です。

非常にポピュラーな水草なので価格も安価で、手に入れやすい水草です。

このように数多くの利点があります。生体メインの水槽にする方や、初心者にとってはまさにうってつけな水草といえるでしょう。

 

ミクロソリウム・プテロプスの飼育上の注意点

多数のメリットを持っているミクロソリウム・プテロプスですが、いくつか注意しなければいけない点もあります。

一つめは「高温に弱い」ことです。

適温範囲の上限である28度を越した状態が長く続くと、葉が弱ってしまい病気にかかりやすくなってしまいます。

30度を超えると水性シダ病という病気になり、葉が半透明の褐色になって枯れてしまうでしょう。夏場はクーラーを設置しなければならないしょう。

二つめは成長が緩やかなので初めのうちは、水の浄化能力が弱くコケが生えやすくなってしまう点です。コケ取り生物を投入するなどの対策も必要です。

ミクロソリウム・プテロプスの特徴を知って正しく育成しましょう

ミクロソリウム・プテロプスは気を付けなければならない点もありますが、ちゃんと対策をすれば非常に育てやすい水草です。

失敗しないよう導入前からきちんと環境を整えて、チャレンジしてみましょう。

 
 

関連カテゴリ