水草をむしゃむしゃ…。水槽のエビの食害対策について

アクアリウムにおいてエビは厄介なコケをとってくれる水槽の「掃除屋」です。

代表的なコケ取り屋の「ミナミヌマエビ」「ヤマトヌマエビ」といったエビたちは正しく水槽に投入すればとても良い働きをしてくれるのですが、困った面も合わせもっています。

それは水草を食べてしまう「食害」です。今回は食害の対策についてまとめたので参考にしてください。

 

エビの食性

掃除屋としてのイメージが強いエビですが、実はなんでも食べる雑食性です。

コケ取り要因の代表格であるミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビは植物性の食べ物より、魚の餌のような動物性の成分が含まれた食べ物を好む傾向があるようです。

そのような餌がないときに植物性の食べ物に手を出します。その中でも硬い水草よりも、柔らかいコケなどを優先的に食す傾向があります。

エビの食べ物の優先順位は以下のようになります。

  1. 動物性の餌
  2. 水草より柔らかいコケ類
  3. 水草

もちろん個体差はありますが基本的に①~③の順にエビが好んで食べていくでしょう。

 

エビの食害対策

ヤマトヌマエビを別水槽に隔離する

食害の傾向が見られたらすぐにエビを別の水槽に移しましょう。すべて移すのではなく食害にならない程度、メインの水槽に残しておきましょう。

ミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビはとても飼育しやすい魚なので、別水槽はしっかりと設備を整えなくても十分飼育することは可能です。

基本的にはこの方法が最も手軽かつ効果が高いでしょう。メイン水槽のコケが増えてきたら、随時別水槽からエビを投入しましょう。

柔らかい水草・茹でたホウレンソウを投入する

さきほどから説明しているとおり、「柔らかい葉」であればあるほどエビは優先的に食べてくれます。

ロタラ系・ジャイアントアンブリア・カボンバといった水草が柔らかいのでおすすめです。

茹でたホウレンソウをいれてみるのもよいでしょう。効果の大きさはばらつきがありますが、茹でたホウレンソウはとても柔らかく、エビ類も好んで食べる傾向があるようです。

その際はきちんとホウレンソウをよく水洗いしたものを十分に茹でてあげてください。

 

エビの食害は防げます!

上の項目で説明したとおりの対策をきちんととればエビの食害を防ぐことは十分可能です。しっかりと考慮して水草・エビ・熱帯魚にベストな環境を作ってあげましょう。

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