アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの特徴・寿命・飼い方など気になる情報まとめ

古くは闘犬として改良されたスタッフォードシャー・ブル・テリアを動物愛護の視点からペットやドッグショー様に改良されたのが、現在のアメリカン・スタッフォードシャー・テリアと言われています。

ペットとして改良がされたためか、性格は温厚で忠誠心もあり、子どもとでも友好的に接する事ができると言われていますが、闘犬として改良され活躍した歴史の持ち主である事を忘れない様に接する事も大切だと言われています。闘犬としての本能に火がついてしまうと、攻撃性はもちろんの事、その破壊力は軽視できるものではないと言われています。

飼育する際には、闘犬として攻撃性を引き出してしまう様な遊びやトレーニングを避ける事をお勧めします。運動能力も高く、理解力もある犬種なのでドッグスポーツなどに挑戦してみるのも良いでしょう。

 

特徴・寿命

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの寿命は13年程と言われていますが、その血筋や改良の度合いなどによっても寿命に関しても個体差が大きい様です。成犬時の体重は20kgから30kg程の中型犬ですが、これもまた血筋によって個体差が大きいと言われています。

かかりやすい病気

犬種特有の病気は皮膚の病気や関節の病気、稀に心臓の病気なども発症すると言われています。しかし、闘犬として改良された歴史の持ち主だけに痛みに鈍く、犬自身も飼い主もその体の不調に気づくのが遅れる事があると言われています。病気の発見が遅れれば寿命を縮める結果になる可能性が高いので、異常が見られなくとも定期健診などをおこない異常を少しでも早く発見できる様にする事が大切なのではないでしょうか。この犬種や同系統の犬種の知識や経験が豊富な獣医師に診てもらう事も重要だと思います。

また、遺伝性の心臓の病気や悪性腫瘍の発症も報告されています。遺伝性の病気の中には寿命を大きく左右してしまう病気も含まれているので、事前にできるだけ健康な血筋か否かを調べる事は不可欠と言えるでしょう。

この犬種に限らず、心臓の病気を発症しやすい犬種に関しては健康なうちから日々聴診器などで心音を確認する事をお勧めします。どう言った心音が正常か否かを飼い主は獣医師などから教えてもらったり、勉強したりしておくと心臓の異変にいち早く気づき、適切な対応をおこなえるのではないでしょうか。

悪性腫瘍に関しては、人間ほどその検査方法などが確立されていないのが現状です。体や頭部の内部に腫瘍ができてしまった場合は早期発見が難しく、様々な症状が出てきてから「おそらく癌だろう」と獣医師から告げられるケースも少なくありません。その場合は「根本的な治療は行えない」と言われるケースも少なくなくありません。年齢や衰弱の度合いにもよりますが、癌治療を専門とする動物病院も増えてきていますので、できるだけ早く根本治療をおこなえる獣医師や設備がある病院を見つけ、診てもらえる事で寿命が延びたと言う話も多く聞きます。

 

飼い方・注意点

運動量を必要とする犬種ですが、十分な運動量を満たせていれば集合住宅や住宅密集地での飼育も問題なく行えていると言う飼い主の方も多いと思います。しかし、闘犬やその血筋を持つ犬種の飼育を禁止している重合住宅や住宅地もありますので、事前に管理組合や近隣住民などに確認をし、トラブルを避ける事も必要でしょう。

ペット保険に加入する際は治療や手術、入院のためのものだけでなく、他者を傷つけてしまった場合に備え賠償責任の補償などにも加入しておく事をお勧めします。

また、スタッフォードシャー・ブル・テリアと同様に扱われるケースもある様で、国によっては入国を拒否されたり、常に口輪の着用を義務付けられたりする場合もある様ですので、海外転勤などで海外に移住する可能性が高い方にはお勧めできない犬種だと言えるでしょう。

 

お手入れ・ケア

毛色はタン・アンド・ホワイト、ブラック、ブラック・アンド・ホワイトなどがあります。短毛で手入れは比較的簡単と言われていますが、皮膚の病気が発生しやすい犬種でもあるので、日々ブラッシングなどをし、皮膚や体の血行を良くするだけでなく、皮膚の異常を見逃さない様気をつけてください。ペット用ボディータオルや濡れタオルなどで汚れやすい箇所を清潔に保ってください。シャンプーなどをした時も同様ですが、水気が残らない様気をつけてください。水気が残っていると雑菌の繁殖や炎症などを伴う皮膚病などになる事がありますので、注意が必要でしょう。

以前は断耳をする事が一般的でしたが、家庭犬として飼う場合は断耳をするか否かは飼い主の判断しだいではないでしょうか。ペット向けに改良されたとは言え、闘犬の血筋である事をよく理解し適した対応が必要なため、ペットを飼う事が初めての方にはお勧めできない犬種と言えるでしょう。

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