2015年5月3日更新

弱った金魚が蘇る!? 塩水浴について紹介します

ペット生活

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塩水浴ってなに?

塩水浴とは名前のとおり、塩水に金魚を入れる行為のことです。

「金魚が弱ったらまずは塩水浴」と言われるように、様々な病気の治療や予防などに効果があるとされています。

しかし、なんでもかんでも塩水浴をすれば良いというわけではありません。今回は塩水浴の方法とそのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

塩水浴の方法

塩水浴の方法はそれほど難しくはありません。

・1Lに対し、0.5%の塩分を加えた塩水に金魚を入れる

これだけです。

注意点は金魚の水は新鮮で綺麗なものを使うことと、基本的には一つの水槽(バケツ)に一匹ずつ入れることです。

塩の種類も色々ありますが、お勧めは「粗塩」です。鉄分など余計なものが含まれている塩は避けた方が良いでしょう。

 

塩水浴のメリット

殺菌作用

塩分には殺菌効果がありますので、適度な濃度の塩水浴を行うことで病気の治療や予防を行うことができます。

「塩水浴は万病に効く」という人もいますが、残念ながらすべての病に効果があるわけではありません。

効果があるとされる病気の一例は以下のようになります。

・白点病、白雲病
・エラ病
・転覆病

白点病に関しては昔から塩を使って治療する方法が取られていたようです。

ただこれらの病気に関しても、効果は個体差もあるので一概に「絶対治る!」と断言することはできません。

初期症状に効果があっても、症状が進行すると効果がなくなるといった事例もあります。
それでも金魚の様子がおかしい場合、まず塩水浴を試してみるのは間違いではないでしょう。

体力回復

基本的に塩水は、普通の水よりも金魚にとっては体力を使わない体に優しい環境です。そのため、病気などで弱っている金魚のリハビリのような感覚で、塩水浴を活用すると良いでしょう。

その他の効果

回復させるのは体力だけではありません。

・金魚を守る粘膜の再生
・ストレス解消
・酸素不足や塩素など、通常の水での飼育が原因のダメージを回復
・新しく飼育する金魚の殺菌、消毒
・成長促進

など実に様々なメリットが存在します。

塩水浴のデメリット

メリットがいっぱいある塩水浴ですが、デメリットや気を付けなければならない点がないわけではありません。

・塩に弱い個体もいる
・太りすぎや、体の大きい個体には逆にダメージを与えてしまう可能性がある
・水草が枯れる、アンモニア毒性があがる、ろ過細菌が弱る

といった恐れがあります。
それぞれ、

・あらかじめ元気なうちに塩への耐性を見極める。
・標準体型から離れた金魚の塩水浴は避ける。
・できるだけ隔離した水槽で塩水浴を行う。

などの対策をすることで、リスクを避けることができます。

まとめ:塩水浴は慎重かつ確実に

手軽に行える塩水浴ですが、塩分濃度を間違えたり、適さない個体を塩水浴させてしまった場合、致命的なダメージを金魚に与えてしまう恐れがあることを覚えておいて下さい。

用法を守って確実に塩水浴させることで、様々なメリットを享受しましょう。