2017年6月24日更新

かぎしっぽはどうして生まれたの?かぎしっぽ誕生の秘密

ペット生活

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編集部

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日本にいる雑種の猫にはしっぽが短く曲がった猫がいますね。

その形からかぎしっぽ、曲がりしっぽなどと呼ばれています。細く長いしっぽが好きな人だと敬遠することもあるでしょうが、実は曲がったしっぽは幸運を引き寄せると言われています。また、ジャパニーズボブテイルは日本猫の短い曲がった尾に惹かれたアメリカ人が交配して世界に広まったと言われています。。

今回は日本の猫に多い猫のかぎしっぽについてご紹介しましょう。

 

かぎしっぽはどうして生まれたの?

かぎしっぽの誕生については諸説ありますが、ひとつは遺伝的な要素です。長いしっぽの猫とかぎしっぽの猫が交配するとかぎしっぽの猫が生まれると言われています。

もうひとつは後天的な理由で、生まれた直後のしっぽの骨が柔らかい時期に母親に踏まれるなどのアクシデントでしっぽが変形してしまうこともあるそうです。

ただ、インドネシアや日本にかぎしっぽの猫が多く、日本では長崎にかぎしっぽの猫が多いことなどから考えると地域に根ざした遺伝的要素の方が強いのかもしれません。

かぎしっぽ誕生には伝説もある

かぎしっぽに関しては日本古来の猫又という妖怪の存在が関係しているという節もあります。

二股のしっぽを持つ猫が化けて人を食べるという言い伝えは鎌倉時代には既にあって、藤原定家明月記にも書かれていました。

江戸時代には「年老いた猫は猫又になって化けて出る」という話が一般的にも広まり、長い猫の尾を切る風習もあったと言われています。

一方で短い尾の猫は二股になる心配がないためか可愛がられていました。

歌川国芳は猫を題材にした浮世絵を数多く残していますが、その中に描かれている猫の多くは短いしっぽの猫です。

この時代には短いしっぽの猫が多く存在し、人々に好まれていたことが分かります。

このことから、短い尾の猫が江戸時代に増え、かぎしっぽの猫の誕生もこの流れを汲んでいるという説があるようです。

 

かぎしっぽに痛みはあるの?

かぎしっぽは一種の奇形ではありますが痛みはないと言われています。ただし、曲がり方によっては、余計なものを引っ掛けてしまったりすることもあるようです。

最悪の場合、かぎしっぽが原因でケガをすることもあるようですので、ケガが続くようなら手術で曲がりを治す処置を検討する必要があるかもしれません。

ケガがないようであれば、曲がったしっぽは猫の個性と考えて大切にしてあげましょう。

かぎしっぽは、見栄えのためだけに手術をすることはおススメできません。しっぽは脊椎から繋がる大切な骨の一部ですので、やたらに手を加えるのは良くないでしょう。

血統書にはない雑種の個性を大切に

ジャパニーズボブテイルは別として、ペットショップで売られている血統書付きの猫の中にかぎしっぽの猫は見かけることはありません。

かぎしっぽはやはり雑種の中で生まれる偶然の中に存在している猫なのです。

あなたの猫がかぎしっぽを持っているとしたら、それはあなたに幸福をもたらす素晴らしい出会いなのだと思いましょう。

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