2015年7月23日更新

猫の舌はザラザラ!犬とは違う猫の舌が痛いわけ

ペット生活

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編集部

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突然ですが、お宅の愛猫はペロペロと手などを舐めますか?

猫を飼っているなら、一度は愛猫に舐められた経験があるのではないでしょうか。

舐められたことのある人や、愛猫とじゃれあっている時などに何かの拍子で愛猫の舌を触ったことのある人はご存知かもしれませんが、猫の舌はビックリするほどザラザラしています。

今回はそんな猫の舌の秘密についてご紹介しましょう。

 

猫は自分の舌がザラザラだと知っている!

愛猫の舌に触れたことのある人の中には、そこまでザラザラじゃなかったと感じた人もいるかもしれません。

猫は賢く、自分の体の特性をよく把握している生き物なので、加減をすることを知っています。

猫が普段は鋭く尖らせた爪を隠していて、怒った時や身の危険が差し迫った時だけ爪を出して相手を引っ掻く、というのはご存知の人も多いかもしれませんが、まさにその仕組みと一緒です。

猫は自分の舌が、肉を削ぎ落とすほどのものだということを知っているので、普段は人を舐める行為などはほとんどしません。舐めたとしても、加減をして相手を傷つけないように舐めているのです。

猫の舌がザラザラな理由

猫の舌が犬などと比べて特にザラザラな理由は猫の生い立ちにあります。

犬は太古の昔から野生を捨てて人とともに生きる生活を送ってきましたが、猫が人とともに生活を送るようになったのは歴史の中でもまだ最近のことです。

それゆえ、野性色の強い猫は人と生活をするようになっても狩りをして生活をしていた時の体の構造をしています。猫は狩りをし、獲物の骨についた肉を削ぎ取って食べていました。

また猫は犬のように強い顎をしておらず、獲物の骨を噛み砕くことができなかったのも舌が発達した理由です。

猫の舌がザラザラなのは舌だけで十分な栄養を摂取するための進化だったと言えます。

 

現代猫の舌の働き

現代で生きる猫たちは狩りをして生活をするということはほとんどなくなってきています。

そうなれば猫の舌はザラザラである必要がないのでは、と考える人もいるかもしれませんが現代の猫もそのザラザラな舌を使ってある行為をしています。

猫がお風呂を必要としない理由の一つに毛繕いがありますが、猫はこのザラザラの舌を使って自分の毛についた汚れやゴミなどをきれいに取り除くことが出来るため、入浴の必要がないとされています。

舌で舐めるだけでそんなにキレイにならないのでは、と思う人もいるかもしれませんが、何を隠そう絨毯などに使う掃除機のヘッドを使ったことのある人はピンと来るかもしれませんが、あの絨毯用の掃除機は猫の舌をモデルに開発されたものです。

猫の舌はそれくらい汚れを取り、体をキレイにできるということです。大切な猫の舌、色々な役割を持っているんですね。