手間のかからないペルシャ猫として誕生?エキゾチックショートヘアの性格と飼い方

ぺちゃっと潰れた顔に上向きの鼻。姿はペルシャ猫そのものですが、短毛でお手入れが楽だという点で人気上昇中のエキゾチックショートヘア。

ペルシャを短毛にするだけの品種改良でしたが、その過程には、なんと20年の月日が掛かったと言われています。

今回はエキゾチックショートヘアについてご紹介しましょう。

 

エキゾチックショートヘア誕生の背景

エキゾチックショートヘアの構想は1960年代に「お手入れが簡単なペルシャ猫が欲しい」という贅沢な欲求から始まりました。

ペルシャ猫は当時富裕層の間で人気でしたが、長毛のためお手入れが大変で手間が掛かったからです。

交配がスタートしたものの、その道のりは楽ではありませんでした。

当初はブリティッシュショートヘアとペルシャを交配させれば簡単に短毛のペルシャが生まれると考えられていましたが、その試みは失敗しました。

その後アメリカンショートヘアの血統を改善するために行われた、ペルシャとアメリカンショートヘアとの交配で生まれた品種に目を留めたブリーダーにより、短毛のペルシャ猫エキゾチックショートヘアが品種として確立されました。

1966年にはCFAから公認を得ています。

 

エキゾチックショートヘアの外見の特徴

潰れた顔にちょっと離れた目、がっしりした体格と短めの脚。エキゾチックショートヘアは短毛であることを除けばペルシャ猫そのものの姿をしています。

被毛はアメリカンショートヘアとペルシャに認められているカラーのすべてが揃います。短毛とはいえ艶のある被毛はペルシャを凌ぐ質感で人気の理由となっています。

 

エキゾチックショートヘアの性格

ペルシャ猫のおっとりした性格を受け継ぎエキゾチックショートヘアも穏やかな性格です。

大きな声で鳴くこともありませんし、飼い主さんのそばでゆったり過ごすのが好きなタイプですので、比較的飼いやすいと言えるでしょう。

 

エキゾチックショートヘアの飼い方ポイント

エキゾチックショートヘアは元々手入れを楽にするために改良された品種ですので、被毛のお手入れも簡単です。ブラッシングは1日1回でも問題ありません。

また潰れた短い鼻が原因で涙管が詰まりやすい傾向がありますので、常に清潔にしてあげることが大切です。

遺伝的に腎臓の中にのう胞という水の袋ができる多発性嚢胞腎になりやすい傾向がありますので、腎臓は注意して見ていく必要があります。

飼いやすさで評価の高い猫

これまでご紹介してきたようにエキゾチックショートヘアはペルシャ猫の高貴な雰囲気を残しながら、被毛の手入れが楽で飼いやすい点で評価の高い品種です。

ペルシャ猫を飼った経験のある人なら、あの長い被毛を毛玉にしてしまって泣きたくなった覚えが一度はあるのではないでしょうか。

エキゾチックショートヘアは「手間の掛からないペルシャを」というペルシャファンの想いを20年もの長い時間を掛けて叶えた結果なのです。

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