2016年6月16日更新

【獣医師監修】愛犬・愛猫の健康診断 早期発見や病気予防のためにも受診が大切

あなたは自分のペットに健康診断を受けさせたことがありますか?「自分の健康診断もしばらく受けていないのに、ペットに健康診断なんて…」という飼い主さんもいることでしょう。

しかしながら、動物たちは体調を崩してもそれを飼い主さんに言葉で訴えることができないため、気付かないうちに病気が悪化してしまうことも少なくありません。ペットの健康を管理するのは飼い主さんの責任です。今回は、ペットの健康診断について考えてみましょう。

ペットの健康診断はどのくらいの間隔で受ければ良いの?

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ペットの年の取り方は人間と比べると不規則ですが、中型・小型犬や猫の場合、生まれて1年~1年半で人間の20歳くらいまで成長するとされています。その後は年代によって変わりますが1年で3歳~5歳ずつ年を重ねていくと言われています。

もし、2年間検査を受けなかったとすると、人でいうと少なくとも6年以上も検査を受けなかったことになるわけです。

動物の医療費は人間に比べて高額な場合も多いため、難しい事情もあるかもしれませんが、若いうちは年に1回程度、6歳~8歳を過ぎたら、1年に2回は受診した方が良いでしょう。

どんな検査項目があるの?

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それではペットの健康診断にはどんな検査項目があり、どんな病気が分かるのでしょうか。
主な検査内容を見ていきましょう。

問診や触診、視診、聴診

獣医さんによる問診や触診、視診、聴診はペットの状態を把握するのに非常に大切です。かかりつけの獣医さんなら、前回との比較もできるはずですので、こうした基本的な診察を丁寧にしてくれるかどうかは、動物病院を選ぶ上で大切なポイントになります。

効率的な診察の為に、飼い主さんも気付いたこと、聞いておきたいことなどをメモしておき、診察の時に獣医さんに相談できるようにしておきましょう。

血液検査

さまざまな臓器の異常が分かる検査です。貧血、栄養状態、腎臓や肝臓の状態、炎症の有無、血糖値、脂質代謝異常などが調べられます。

尿検査

体に異常があると尿の成分に変化が起こります。尿検査をすることで、膀胱や腎臓など泌尿器の疾患だけでなく、糖尿病、肝臓の疾患などについても調べられます。

便検査

寄生虫の有無のほか、潜血反応などにより炎症をはじめとした消化器の異常が分かります。

心電図

不整脈や、心肥大など心臓の形態の変化が分かります。心電図だけではなく他の検査結果とともに総合的に判断します。

X線検査

撮影する場所によってもさまざまですが、各臓器の大きさや位置、形を見たり、肺の状態や骨の状態をみたりします。

超音波エコー検査

X線検査同様、さまざまな臓器を観察することができます。超音波を当てることで、臓器の形の異常だけでなく、実際の心臓の動きや血流の様子も観察することができます。

まとめ


こうして見ると、検査項目や診断できる内容は、人間ドッグなど私達の検査とよく似ていることが分かりますね。

年をとった犬や猫の死亡原因としてよく挙げられる癌や心臓病、腎臓病も、早期に発見し治療することで、健康に生活できる期間を伸ばすことが可能となります。検査項目は動物の種類や年齢、また、動物病院によってさまざまですので、まずは動物病院に問い合わせてみましょう。

経済的な理由で全ての検査を受けるのは難しいという場合は、獣医さんと検査項目についても相談してみるとよいでしょう。

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