水槽のなかに針葉樹林を作ってみませんか?ポゴステモン・デカネンシスの生態と育て方

ポゴステモン・デカネンシスは2009年頃に正式学名として決まった水草で、それ以前はニードルスクレイルテールや、ロタラcfヴェルデキラリスと呼ばれロタラ系の水草と勘違いされていました。

ツンツンとした葉と高い草丈が特徴的で、日本に入ってきてしばらくは知る人ぞ知る水草として扱われ、飼育難易度もかなり高いとされてきました。

しかし最近は流通量も増えてきて、飼育する人が増えるにつれ、難易度もそこまで高くないことがわかってきました。

トゲトゲした葉が非常に特徴的なので、一度は植えてみたい水草です。

 

ポゴステモン・デカネンシスの生態

インドを中心としたアジア地域が原産地です。

繊細なライトグリーンの葉が魅力的な水草です。長さ5cm~10cm程度で簡単に枝分かれするので、前中景~中景に合います。

また生長速度も遅いので、ロベリアカーディナリスのように前景~中景に使えます。

また成長すると草丈も高くなるので後景としても使えるので、オールラウンダーとして活躍してくれるでしょう。

葉の並びは5~6輪生。葉の幅は1mm~2mm程度、葉長2cm~4cm程度です。育成環境により茎は2mm程度まで太くなります。

水質は弱酸性〜弱アルカリ性。硬度は軟水〜中硬水が適しています。光量は蛍光灯が2~3灯ほど必要です。二酸化炭素の添加は必須ですが量は少量で十分です(1秒に1〜2滴)。

水質の変化には強いですが、育成はある程度の環境を必要とします。全体的な難易度は中難易度くらいでしょうか。

 

ポゴステモン・デカネンシスのトリミング

ポゴステモン・デカネンシスは非常にトリミングに強い性質があります。

成長中に脇芽はそれ程出さないようですが、トリミングしたところから新芽が一気に吹き出すことがあります。早期に、大量に葉が爆増するのでこまめなトリミングは欠かせません。

葉、茎はやや黄色に近いライトグリーンをしていますが、一部の水草のように光量が強くなっても赤みなどが出ることはないようです。

デカネンシスは成長やや早めなので、60cm水槽以上の大きな水槽での育成が適しているかもしれません。

 

水槽の中に針葉樹林を作りましょう

ポゴステモン・デカネンシスはまるでヒノキやスギのような、針のように細くて鋭い葉をしています。

この様が目立ちすぎるので柔らかい雰囲気の水草との相性はあまりよくありませんが、水槽の中に深い針葉樹林を作り上げることができる数少ない水草なのです。

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