できれば毎日行いたい猫のグルーミング。猫にグルーミングが必要な理由とは? 

猫を飼っている飼い主さんにとって大切な日課になるグルーミング。猫に元気で長生きしてもらうためには不可欠なケアのひとつです。

しかしながら猫は元より舌を使って自分で毛づくろいできる動物なのに、なぜグルーミングが必要なのでしょうか?

今回はグルーミングの意義と正しいグルーミングについて考えてみましょう。

 

グルーミングの4つのメリット

飼い主さんが行うグルーミングにはいくつかメリットがあります。ここではグルーミングの具体的なメリットについてご紹介しましょう。

グルーミングの目的① 毛球症を防ぐ

猫のざらざらした舌はセルフグルーミングのためにあると言われています。猫は櫛の代わりに舌を使って毛を漉き取っていますが、長毛種の猫のように毛の量が多いと毛球症になる場合があります。

猫は毛玉を吐き出すことができる動物ですが、飲み込んだ毛の量が多ければすべてを吐き出すことができず体調を崩す可能性もあります。

飼い主さんのグルーミングは猫が飲み込む毛の量を減らし毛球症を防ぐ効果があります。

グルーミングの目的② 猫の体調を管理する

丹念にグルーミングすることで猫の様子を観察できるというのもグルーミングのメリットです。

皮膚にできものがないか、呼吸に異常はないか、痛がるところはないかなどチェックしながらグルーミングすれば猫の病気を早めに発見することができます。

グルーミングの目的③ 部屋を綺麗に保ちやすい

猫を飼っているとどうしても家が毛だらけになりがちです。特に長毛猫の場合や季節の変わり目などは抜け毛が多く、毎日掃除をしても追いつかないぐらいです。

グルーミングで毛を漉いておけば部屋に落ちる毛を減らすことができ、掃除も楽になります。

グルーミングの目的④ 血行をよくする

グルーミングのもうひとつのメリットはブラッシングによって猫の血行を促進できることです。

皮膚の新陳代謝があがれば猫の健康にも繋がります。特に高齢の猫の場合、運動量が少ないことが多いのでグルーミングで血行を良くしてあげることが大切です。

 

正しいグルーミング、ブラッシングの方法

それではグルーミングする場合にはどのように行えば良いのでしょうか。今回は猫にブラッシングする場合の正しい方法をご紹介します。

短毛種の猫にブラッシングする場合

短毛種の猫のブラッシングは抜け毛を取り去る程度で充分です。ただし、毛が抜け変わる春と秋の時期には念入りブラッシングを行います。

ブラッシングのブラシは猫の被毛タイプによって使い分けます。短毛でもふわふわしたダブルコートの猫の場合は柔らかめのブラシを使用すると良いでしょう。

逆に被毛がぴったり皮膚についているタイプの猫には硬めのブラシを使用すると良いようです。

長毛種のブラッシング

長毛種をブラッシングする際にはまず目の粗いブラシで頭から尻尾まで部位ごとに丁寧にブラシで漉いていきます。

毛が絡まったところは無理に引っ張ると痛がってブラッシング自体を嫌がるようになりますので、片手で毛の元を持ち皮膚が引っ張られないようにしてブラシを掛けていきます。

全身のブラッシングが終わったら柔らかいブラシでもう一度全身を漉き、最後にくしを使って毛並みを整えていきます。

長毛猫のブラッシングには20分程度掛かることが多いようですが、毎日行えば時間を短縮することもできるでしょう。

 

猫のグルーミングは子猫のうちから始めて

グルーミングは本来、猫にとって気持ちの良いお手入れのはずですが、大人になってから始めると嫌がってなかなか言うことを聞いてくれないこともあります。

また、一度痛い思いをしてしまうと嫌な体験として記憶されてしまいブラッシングさせてくれなくなることもあるようです。

ブラッシングは子猫の頃から始めて慣れさせておきましょう。猫が嫌がらないように丁寧に行うこともポイントです。グルーミングは猫にとって大切なケアですので心を込めて行いましょう。

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