無断で飼ったらトラブルになる可能性も!迷子の犬、猫を見つけた時に取るべき行動について

首輪をした犬や猫がウロウロしていたのを偶然に保護。しばらく飼い主らしき人を探したけれど見つからなかった場合、その犬や猫をそのまま自分の家で飼っても良いのでしょうか?

昔はよくあった拾い犬や猫のシチュエーションが、実はトラブルになるかもしれないことをご存知でしょうか?

今回は迷子のペットを保護した場合、取るべき行動についてご紹介しましょう。

 

迷子の犬や猫に関する法律が改定されました

犬や猫は法律上「物」の扱いになりますので、迷子のペットは「遺失物」になりますが、平成19年12月10日、この遺失物に関する法律が改定されました。

それ以前の法律では飼い主不明の迷子のペットを保護した人は、警察に届けてペットを提出する必要がありました。つまりお財布や鞄を拾った場合と同じように警察に拾った物を渡す義務があったのです。

しかしながら警察でも届けられた遺失物が生き物であれば面倒をみなければならず、現実的には「届け出られても保管に困る」というのが実情でした。

そこで法律が改定され、もし拾った人がそのペットを引き取りたいと考えた場合、警察に届け出をする義務はあるものの必ずしもペットを提出する必要はなくなったのです。

 

届けられたペットはどうなる?

多くの迷子ペットは動物愛護センターなどに引き取られます。

愛護センターでは一定の期間、犬や猫を管理しながらホームページでペットの写真、取得日、取得場所を公表することで元の飼い主へのアプローチを試みます。

一定の期間保管しても元の飼い主が名乗り出ない場合は、管轄行政の条例に従って殺処分されるケースが多いようです。

 

保護した犬や猫を引き取りたいと思ったら

もし、預けた犬や猫を保護したいと思ったらその旨を予め伝えておけばペットの所有権を取得することができます。

元の飼い主を探している間は所有権は元の飼い主にありますが、殺処分になると決まった瞬間に元の飼い主の所有権は消滅しますので、そのペットを飼いたいと思えば正式に引き取ることができるわけです。

また所有権が新しい飼い主に移った後は、例え元の飼い主がそのペットを返して欲しいと思っても取り戻す権利はなくなります。

 

警察に届け出ないで迷子ペットを飼ってしまったら

保護した迷子ペットを警察に届け出ることなく飼い始めてしまった場合、後から元の飼い主が現れてペットの返還を要求されたらどうなるのでしょうか?

残念なことにその場合は元の飼い主にペットを返さなければなりません。

迷子のペットを保護してあげようという好意も届け出がないとトラブルに発展する原因となってしまいますので、引き取る意思がある場合は必ず警察に届け出ましょう。

不幸なペットを減らすためにもルールを守ることが大切

不注意からペットを迷子にしたのに捜さなかったり、飼えなくなって捨ててしまうなど世の中にはペットを大切にしない飼い主さんがいるのも事実です。

あなたがペットを飼っているのであれば、不幸なペットを増やさないためにも責任をもって最期まで飼うことが大切です。

あなたが迷子のペットを保護したとしたら、飼えないまでも新しい飼い主を時間をかけて探してくれるセンターに預けるようにしてください。

多くのペットが殺処分されている中、少しでも不幸なペットを増やさないよう努力することが大切ではないでしょうか。

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