2015年8月6日更新

古代エジプトの壁画に描かれた猫?エジプシャンマウの歴史、特徴、飼い方

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編集部

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古代エジプトの壁画に描かれた猫にそっくりなルックスで神秘的なイメージのエジプシャンマウ。

エジプトでは猫を神として崇める風習もあったと言われていますが、それ故かエジプシャンマウの姿には神々しさすら感じてしまいます。

今回は神秘の猫エジプシャンマウについてご紹介しましょう。

 

エジプシャンマウのルーツ

エジプシャンマウは体の斑点模様が古代エジプトの壁画に描かれた猫にそっくりだったため、壁画の猫が祖先だという説もありますが、この説については正式に記録には残っていません。

確かなのは1952年にロシアの王女ナタリー・トロイツカヤが亡命先のイタリアにあるエジプト大使館で斑点を持つ猫に魅せられ、エジプト大使にエジプトから同じ猫を取り寄せてくれるように依頼したことから広まったということです。

猫を数匹入手した王女はこの猫がエジプトのファラオが所有していた古代エジプトの猫の子孫ではないかと考え、イタリアでエジプシャンマウの繁殖を始めました。

1956年に王女はシルバー色のエジプシャンマウの雌2匹とブロンズ色の雄1匹をアメリカに持ち込み繁殖を始めました。エジプシャンマウは1971年にTICAに公認され現在では高い人気を誇っています。

エジプシャンマウの渡米に纏わる不思議な運命

実はエジプシャンマウにはアメリカに渡る際に不思議な幸運がありました。

1956年7月17日、王女は3匹の猫と共にAndre Dorian号に搭乗して大西洋を渡る予定でしたが寝坊してこの船に乗ることができませんでした。

ところがこの船は出航してから8日目にスェーデンアメリカンライナーと衝突して沈没。この事故でファーストクラスの乗客のほとんどを含む46人が巻き添えになりました。

もし、王女が時間通りに起きてこの船に乗っていたら、エジプシャンマウは現在存在していなかったかもしれません。エジプシャンマウはエジプトの神に守られていたのかもしれませんね。

 

エジプシャンマウの特徴

エジプシャンマウの特徴は何といっても斑点の被毛でしょう。この被毛は自然に発生したもので被毛を刈っても皮膚には斑点があります。

エジプシャンマウのもうひとつの特徴は前脚より若干長い後脚で、このためエジプシャンマウは時速50キロものスピードで走ることができると言われています。

この俊足に加え鳥のような鳴き声を出すため過去には狩りに使われていたこともあったようです。

エジプシャンマウの性格

エジプシャンマウは人間に対して友好的で従順な猫で、飼い主さんの注目や愛情を求める傾向が強いと言われています。

その反面、初対面の人や猫に対してはシャイな面も持ち合わせています。

エジプシャンマウの飼い方ポイント

エジプシャンマウは元気で活発な猫ですので、充分なスペースと遊び場を用意してあげると喜びます。

カーテンや飼い主さんの肩によじ登るようなアクティブでいたずらな面があることを理解の上で飼う必要があります。

密度の濃い美しい被毛はお手入れすればするほど輝きを増します。1日1回はブラッシングしてあげましょう。他の猫種に比べ薬剤や麻酔に敏感な面がありますので、この点は注意が必要です。

エジプシャンマウの不思議な魅力を堪能して

古代エジプトのファラオが珍重していた猫に似ているというだけで神秘的に思えるエジプシャンマウ。船と一緒に沈没する運命を免れた逸話にもエジプシャンマウの不思議な力を感じさせられます。

エジプシャンマウを飼う幸運を得たら、ぜひ思い切り可愛がってあげてください。猫があなたに幸運をもたらしてくれるかもしれません。

 
 

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