2015年8月7日更新

知っておきたいハリネズミの習性。外的から身を守る針立て忍法の秘密とは?

ペット生活

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編集部

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小さな体を外敵から守るために背中の針を立てて敵を威嚇するハリネズミ。体を丸めて針を立てる習性は有名ですので誰でも知っていますが、よく考えてみると不思議な現象ですね。

一体ハリネズミはどうやって針を立てるのでしょうか?今回はハリネズミの針がもつ秘密についてご紹介しましょう。

 

ハリネズミが針を立てる仕組み

ハリネズミの体は体よりはるかに大きな皮膚に包まれており、その下に筋肉層と呼ばれる薄くて強い筋肉があります。筋肉層は背中全体を覆うように発達していますが、背中の中心部より周縁の部分の方が強力にできているのが特徴です。

ハリネズミは体の周縁部の強い筋肉を収縮することにより、まるで巾着を締めるかのように体を丸く膨らませ、ほぼ完璧な球体になることができます。針は背中の筋肉が伸びるに従って外向きに立つようになるのです。

ちなみにハリネズミが一度針を立てて球体になってしまったら人間の力をもってしても開くことはできないと言われています。

また、ハリネズミの針は被毛が合わさってできたもので非常に軽いのですが、先が尖っていますので触るとかなり痛く、力のある動物でもどうすることもできないのです。

針を使ったもうひとつの習性、針に唾を塗る?

ハリネズミのもうひとつの習性は針に唾を塗る「泡付け」という習性です。ハリネズミは初めての物や人に接するとその匂いを嗅いだ後に泡状の唾を大量に出して体全体の針に唾を塗りつけます。

体をくねらせ長い舌を出して泡状の唾を塗る姿は可愛くもあり不思議でもありますが、何故こんなことをするのかについてはまだ完全には解明されておらず、性的アピール、寄生虫予防、針の掃除、外敵への攻撃のひとつなどさまざまな説があります。

中でも信憑性が高いと言われているのが相手の匂いを自分に塗りつけることで周囲に同調したり、匂いに適応したりするという説ですが、いずれにしても異常な行動ではありませんので心配の必要はありません。

 

ハリネズミの習性を知ればもっとハリネズミが好きになる?

ハリネズミの特徴は何と言っても背中一面の針。それだけに針にまつわる不思議な習性や仕組みは興味深い話ばかりです。こうしたハリネズミの習性をいろいろ知っていくとますますハリネズミが可愛く思えてきますね。

 
 

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