2015年8月9日更新

黒豹のような精悍な猫。ボンベイのルーツ、特徴、飼い方について

ペット生活

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編集部

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黒猫は「不幸を呼ぶサイン」「魔女の使い」など言われ不気味だと思う人もいるようですが、しなやかで神秘的な姿に惹かれて黒猫ばかりを飼い続ける人もいるとか。

そんな黒猫の中でも王者と呼べるのがボンベイでしょう。漆黒のサテンのような被毛と金色に光る眼が黒豹のように見えるボンベイは、猫の中の宝石のようです。

今回はボンベイについてご紹介しましょう。

 

ボンベイのルーツ

ボンベイという名前からインド原産の猫だと誤解されがちですが、ボンベイはアメリカ原産の猫。アメリカのケンタッキー州ルイスビルのブリーダー、ニッキー・ホーナーが黒豹のミニチュアような猫を作りたいと思い立って、1953年からブリーディングに着手しました。

ニッキーは金色の瞳を持った黒いアメリカンショートヘアとチャンピオン猫であるセーブルのバーミーズを交配。長い時間を掛けて安定的に金の瞳とビロードのような黒い被毛を持つ猫を生み出すことに成功したのです。

1976年には猫の品種管理団体CFAでチャンピオンシップを獲得し、その後も多くの大会で優勝を飾っています。ちなみにボンベイの名は黒豹が生息しているという理由からインドの都市ボンベイから付けられています。

ボンベイの特徴

ボンベイは雑種の黒猫と区別がつきにくく混同されることも多いようですが、詳細を観察するとその違いが分かります。

ボンベイの一番の特徴である被毛は皮膚に貼りつくような短毛で、手触りはシルクのサテンのようです。雑種の黒猫がふわっとした被毛を持つのに対し、ボンベイの被毛は濡れたような艶があるのも特徴です。

もうひとつの分かりやすい特徴は金色やカッパー(赤銅色)の瞳でしょう。眼は大きくやや離れた位置にあり、シャープな逆三角形の顔をより精悍に見せています。

体躯は筋肉質でずっしりしています。体のサイズはやや小柄で大きくなっても5kg程度ですが、脚が長くスタイリッシュな姿が特徴です。先に向かってムチのように細くなる尻尾も雑種の黒猫とは違う点でしょう。

 

ボンベイの性格

アメリカでは「もし、犬、猫、猿のいずれかを飼うか迷っているなら猫のボンベイがおススメ」と言ってボンベイを例えます。

ボンベイは穏やかで人に馴れやすく遊ぶのが好きで、さらに飼い主さんを楽しませてくれるからなのだそうです。こういった性格もボンベイと雑種の黒猫の違いだと言われています。

日本ではまだ珍しいけれど飼いやすい猫

ボンベイは日本ではあまりポピュラーではありませんが被毛のお手入れは簡単ですし鳴き声も大きくないため日本の住環境でも比較的飼いやすい猫だと言えるでしょう。

黒豹のミニ版とも言われるボンベイを飼う幸運に恵まれたら、猫に合わせてインテリアも変えたくなってしまいそうですね。

 
 

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