2015年8月13日更新

休日にじっくり観たい『猫が登場するおすすめ映画5選』

ペット生活

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編集部

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猫が出てくる映画は数多く存在します。主役として登場する猫映画、主役ではないけれど猫が重要な役割をしている映画、また、ちらっと出てくるだけだけれどそれがかわいいという映画など……今回は、5本の映画を、 ストーリーなども含めてご紹介します。

邦画2本、アメリカ映画2本、ロシア映画1本です。まだその映画を知らなかった方や、だいぶ前に観たけれど、話は忘れてしまった!という方、ぜひご覧になってみてください。

 

猫の登場する映画

こねこ

監督:イワン・ポポフ
制作国:ロシア
出演:アンドレイ・クズネツォフ リュミドラ・アリニナ アレクセイ・ヴォイチューク
制作年:1996年
時間:97分
原題:Kotehok/The Kitten

ロシア、モスクワに住む裕福な音楽一家の子供が、寒い中、ペット市場で祖母にこねこを買ってもらいます。トラ猫という意味の「チグラーシャ」という名前を付けてもらったこねこは、ある日窓から落ちて、そこにとまっていたトラックの荷台の上に……。

そして別の街へと運ばれてしまうのでした。迷子になったチグラーシャは、1匹の猫に導かれ、沢山の猫と暮らしている猫の調教師の男性の家にたどり着きます。その男性は生活に困っており、それをわかっている猫たちは男性を助けるのでした。

さて、チグラーシャは、もとの飼い主の子供とまた会うことはできるのでしょうか。また、生活に困っている男性を、猫たちは助けられるのでしょうか。

とにかくこの映画は猫がたくさん出てきます。猫の飼い主を演じているアンドレイ・クズネツォフは、ボリショイサーカスの猫使いという経歴の持ち主だそうで、だからこそ猫たちとの演技が自然なのかもしれません。

それにしても、犬よりも芸をさせるのがむずかしいであろう猫たちが、ちゃんとストーリーに合わせて動いているのがすごいので、そこも見どころの一つと言えるでしょう。無理やり演技をしている、というより「そうしたくてそうしている」風に見えるのが驚異的です。

また、貧しい男性はどうなるんだろう、とか、普通のドラマとしての部分も楽しむことができる映画です。

話によると、チグラーシャについては数匹の猫がチグラーシャの役を演じているようなので、よくよく目を凝らすと違いが分かるかもしれません。

レンタネコ

監督:荻上直子
制作国:日本
出演:市川実日子
制作年:2011年
時間:110分

「かもめ食堂」「トイレット」など、ユニークで感動的な映画をとる監督の作品。

監督自身が大の猫好きだそうです。この映画は、猫を通してのきずなを描いている、心がほっこりと温かくなるようなヒューマンドラマ。

タイトルを見ただけだと「猫のレンタル?」と思うのですが、事情があって猫と暮らすことができない、などのひとに、期間限定で(条件付きで)猫を貸出し、もしもその猫を気に入ったならそのまま一緒に暮らすという道も開かれている、というレンタルなので、やや里親探しといった要素も含まれているような気もします。

レンタネコ、とは「人と猫の出会いを手伝う仕事。但し、“猫を貸すことにふさわしい条件が揃っているか”の審査付き。」ということです。

都会にある一軒家で、主人公は、数えきれない猫と共に暮らしていまず。小さいころからなぜか猫に好かれ、猫と気持ちが通じあえる才能の持ち主である彼女は、様々な仕事の肩書を持っているのですが、そのなかのひとつが「レンタネコ」という商売で、様々な男女に猫を貸し出すことに……。

愛猫に先立たれた女性、単身赴任中の男性、仕事ということ、その他いろいろと自分を取り巻くもの(と自分自身)が不安定な状態となり迷っている女性……。

全部で17匹の猫が登場するのですが、全部「レンタネコ」なだけあって、さすがにみんなおとなしい猫ばかり。リヤカーに猫をたくさんのせて、「レンターネコ、ネコネコ」と呼びかけながら行商のように練り歩くのですが、猫はじーっとしていたり。リアルな物語というよりは、「猫という存在に癒される」ということなどをくみ取って、猫のレンタル?うーん、と深く突っ込んで考えず、ファンタジー映画として受け止めてもいいのかもしれません。

三匹荒野を行く

監督:フレッチャー・マークル
制作国:アメリカ
出演:エミール・ジェネスト  ジョン・ドレイニー マリオン・フィンレイソン サンドラ・スコット
制作年:1963年
時間:80分
原題:The Incredible Journey

ウォルト・ディズニー制作の動物映画です。犬2匹と猫1匹が、愛する飼い主の元へと長い長い旅をする物語。

大学教授の一家に飼われていたラブラドール、ブルテリア、シャムの3匹は、一家が留守にする夏の間、友人宅に預けられます。しかし、寂しくてたまらず、どうしても飼い主たちに会いたくてたまらぬ3匹は、320キロ離れた「我が家」を目指して、長い旅 に出ることになります。

大荒原の山、川、荒野を歩き続ける3匹。熊に出会って襲われたり、激流にのみこまれそうになり、雪深い山岳をさ迷い歩き、大自然のなか、大変な困難と闘いつつ、3匹のきずなはより深く強いものとなっていくのでした。

3匹は、無事に「我が家」へたどり着くことができるのでしょうか?

リメイク版も制作された伝説の映画の一つです。今の動物映画のように、アニマトロニクスやCGを多用しているものではなく、ただただ、動物たちがこの映画の基軸となっています。

3匹は専門家のトレーニングを積んだ有名な名優たちです。よぼよぼの老犬を演じていたブルテリアは当時、3歳だったそう。原作はシーラ・バーンフォード(スコットランド生まれ、カナダの作家)のもので、それを見事に映画化しきっている作品です。

荒々しくも美しい風景も見どころの一つですが、やはりなによりも、3匹の自然な名演技こそがこの映画の見どころだといえるでしょう。

動物同士の深いきずなを見ることによって、「絆」「家族」「愛」「友情」「信念」など、さまざまなテーマを感じることができる名作です。

原作の翻訳も「信じられぬ旅」「三匹荒野を行く」などのタイトルで出版されています。

くろねこルーシー

監督:亀井亨
制作国:日本
出演:塚地武雅  安めぐみ
制作年:2012年
時間:107分

「ハンサム★スーツ」「間宮兄弟」などで、俳優として活躍しているお笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雅が主役。

「ねこタクシー」のスタッフが制作している猫(が重要な役どころの)映画です。

迷信深く、縁起担ぎばかりしている小心者の占い師が主人公です。妻と息子とも別居して、一人暮らし中。そんなとき、ルーシーという黒猫が彼の前に現れて、2匹の子猫を彼のもとに置いていくのでした。いやいやながらも放っておけず、子猫の世話をする主人公。そのうちに、彼の運勢はだんだんと上向きに……。

ドラマ版もあるのですが、そちらは、父親が伝説の猫占いをする占い師で、そのトラウマなどもあって黒猫が苦手、という設定でした。

また、その父親が占いに使っていたのがルーシーという黒猫であり、主人公がひょんなことから世話をすることになってしまう子猫は、「ルー」と「シー」と名付けられます。

父親と分かり合えないままに父親が他界してしまった主人公ですが、ルーとシーと共に占いをすることによって、また、家族ができることによって父親のことを深く理解する、という展開になっていました。

映画版のほうでは、猫を親身に家族として世話をすることによって、家族、というものについてを深く考え、理解をしていく、という感じの流れです。幸せな気持ちにさせてくれる、スローテンポな進行、安心して観られる、まったりとした登場人物が出てくる映画なので、ホッとしたいときに観るのがいい映画かな、と思います。

ガーフィールド ザ・ムービー

監督:ピーター・ヒューイット
制作国:アメリカ
出演:ビル・マーレイ(声) ブレッキン・メイヤー
制作年:2004年
時間:81分
原題::Kotehok/The Kitten

世界中で大人気、ファンも多い猫の「ガーフィールド」の映画です。ガーフィールドのキャラクターはCGなのですが、ほかに生身(?)の猫もたくさん登場します。

気楽な毎日を過ごしている、怠け者でぐうたら、シニカルでいたずら好きなおでぶ猫、ガーフィールド。ある日、飼い主が子犬を家に連れてきたのですが、ガーフィールドは犬が大嫌い。なので、犬を家から追い出そうとして、色々と画策するのですが、ほんとうにその子犬が行方不明になってしまって、責任を感じたガーフィールドは、さて、どうするでしょうか。

ガーフィールドは、3DCG。毛並のふさふさ感、毛の質感、つやつやした感じやまんまるのおなかなどがとてもリアルに作りこまれています。

動物たち(ガーフィールドなど)がしゃべり、しかし映画の中では言葉は人間と通じてない、というギャップがまた笑えるポイントでもあります。

性格がよくない(悪い)主人公、ガーフィールドというのも、さすがに大人気キャラクターだけあって、「かわいいから面白い」のではないところがブラックでユーモラスです。

CGならではのダンスや滑らかな動きなども見どころ。また、性格がよくないのに、ネズミなどとは仲がよかったりする意外性も楽しめそうです。

ファミリー向けのコメディーなので、家族みんなで楽しめる作品です。

 
 

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