2015年8月16日更新

犬猫の乗り物酔い。車で出かける際に検討したいペットの乗り物酔い対策

ペット生活

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編集部

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人間と同様、犬や猫も乗り物酔いすることがあります。人間と違って気持ちが悪いことを言葉で伝えられず、「降ろして欲しい」と頼むこともできないため、飼い主さんに気付いてもらえず辛いことも多いのではないでしょうか。

せっかく一緒に旅行しようと思ってもクルマ酔いするようだとかわいそうで連れ出すこともできません。

今回は犬や猫の乗り物酔いについてご紹介しましょう。

 

動物の乗り物酔いはどうして起きるの?

乗り物酔いは平衡感覚を司る三半規管に関係していると言われています。三半規管の中にはリンパ液が満たされていて体が傾くと傾きに合わせてリンパ液が流れます。

三半規管の端には感覚細胞があり、リンパ液の流れの速度や方向などを感知して脳に伝えます。これによって動物は体の揺れや傾きに対してアジャストしているのです。

ところが三半規管がうまく機能しないと実際の体の動きと感覚が合わなくなり、乗り物酔いが起こるのです。

乗り物酔いを防ぐにはどうしたら良いの?

事前に車に慣れさせよう

ペットの乗り物酔いを軽減するにはクルマを犬や猫にとって安心できる空間にしてあげる必要があります。ペットを車に連れて行き、エンジンをかけずに車内で過ごし一緒に遊んであげましょう。

車の中でタバコを吸ったり、芳香剤を使ったりしている場合は極力匂いを消すように掃除しておきます。ペットは匂いに敏感で乗り物酔いの原因になることもあります。

車に慣れたと感じたら近所まで5分~10分車を動かしてみましょう。ペットに乗り物酔いの症状が出たら車を止めて休むようにします。犬の場合は外を散歩させても良いでしょう。こうして少しずつ車に慣れさせることが大切です。

車で出かける当日に準備すること

車で出かける当日は出発の2時間前までに食事を済ませるようにしましょう。車の中にお気に入りの毛布や玩具などを持ち込み、なるべく普段の環境に近づけましょう。

ペットはキャリーバッグなどに入れるようにしますが、犬の場合はリードを付けて一緒に後部座席に座らせても大丈夫です。その場合、車内にはペットシートを敷いて嘔吐した場合に備えましょう。

ドライブ中の注意

車の運転は静かに、なるべく左右に揺らさないようにすることが大切です。急発進、急ブレーキはペットの乗り物酔いを誘発します。

また長時間のドライブになるようなら途中で休憩し排泄する時間を取るようにします。犬の場合はサービスエリアでドッグランを利用したり散歩したりするのも良いでしょう。

心配な場合は乗り物酔いの薬を用意しよう

ペットがどうしてもドライブに慣れない場合は酔い止めの薬を用意することも考えましょう。乗り物酔いを防ぐためにはプロメタジンやジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬やフェノバルビタールなどの麻酔薬、副交感神経遮断薬スコポラミンなどが有効です。

乗り物酔いする犬や猫を長時間車に乗せる場合には車に乗る1時間~2時間前に薬を飲んでおくと良いでしょう。

 

ペットを車に慣れさせることで車でのお出かけを楽しく

犬を飼っていたら犬と一緒に出かけたいと思うこともあるでしょう。猫の場合はお出掛けがあまり好きではないのでむやみな遠出は避けた方が良いのですがそれでも帰省や病院などにやむなく車に乗せることはあるでしょう。

そんな場合に少しでもストレスなく車に乗ってもらうためには事前の準備が必要です。乗り物酔いには精神的なファクターも影響しますのでペットが車に酔わないよう気遣いすることが大切です。