2015年8月16日更新

高齢猫の暑さ対策。暑い夏を元気に乗り切ってもらうためのポイントとは?

ペット生活

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編集部

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猫はもともと暑い地域の出身ですのでそれほど暑さに弱いわけではありません。しかしながら長毛タイプの猫や高齢の猫にとっては夏の暑さは体力減退の原因になります。

特に高齢猫は暑さ、寒さを実感できなかったり、体が対応できかったりして疲労しがちです。夏を乗り切っても秋になってから疲れがどっと出る可能性もあります。

今回は高齢猫のための暑さ対策についてご紹介しましょう。

 

飼い主さん不在の時の部屋の温度管理

猫と一緒に家にいられる場合は、猫の様子を見ながらエアコンの設定温度を変えたり、窓を開けたりできますが、問題は飼い主さんが家にいない時間帯でしょう。

日差しの入り方にもよりますが、エアコンなしで部屋の窓を閉めきると室内の気温は50℃を超えてしまう場合もあります。

年の若い猫なら体感温度に合わせて涼しい場所に移動することもできますが、高齢猫の場合、暑いところで寝ている間に熱中症になったりしがちです。やはりエアコンを付けておいた方が安全でしょう。

設定温度は27℃~28℃にし、猫が寝る場所に直接冷たい空気が行かないようにルーバーを稼働させておくと良いでしょう。

部屋のドアを閉め切るのは危険!ドアストッパーでドアを開放

エアコンをつける場合、部屋が冷えすぎないように部屋の扉は少し開けておいた方が良いかもしれません。思ったより外気温が暑くてエアコンが効きにくい場合でも、ドアが開いていれば少しは空気を循環させることができます。

ドアは風や地震で閉まることがないようにドアストッパーでしっかり押さえておくと良いでしょう。

 

外光はカーテンで遮る

外からの太陽光をカーテンで遮れば部屋の温度を一定に保つのに役立ちますし、エアコンをつけたまま出かける場合でも電気代を抑えることが可能です。

部屋のカーテンは暗くならないよう薄いカーテンで直射日光を遮るようにしておきましょう。遮光カーテンがあればより経済的です。

温度の違うエリアを用意しよう

高齢でも自分の意思で動くことができるようなら、クールマットやタイルを使って冷たいエリアを作っておきましょう。

猫にも好みがあり必ずしも用意したクールエリアを気に入ってくれるかどうかわかりません。可能であれば素材や場所を変えていくつかパターンを用意しておくと良いでしょう。

怖いのは脱水。新鮮な水を必ず用意しよう

この時期、怖いのは水を飲まないことによる脱水です。

高齢の猫の場合、腎臓の働きが弱っていると体内の水分を大量に尿として排出してしまう場合があります。こうなると猫は体力を失い、食欲不振から体調不良になってしまうこともあります。

部屋に水飲み場をいくつか用意するのはもちろんですが、もし水を飲んでいる形跡がなければ飼い主さんが水をあげることを考えましょう。

フードに水を入れて水分摂取できるようにしたり、スポイトなどで水を直接飲ませたりして脱水を防ぐことが大切です。

高齢の猫には若い時と違う対応を

猫が若い時分は猫の自主性に任せておけば良かったことも高齢になると飼い主さんのケアが必要となります。室内の温度管理や体調管理もそのひとつです。

猫が高齢になったら若い時以上に猫をよく観察しフォローしてあげることが大切です。温暖化が進む中、猫にも人間と同じように暑さに対するケアが必要なのです。