2015年8月17日更新

長靴を履いた猫。肢にソックスを履いたようなスノーシューの歴史、特徴、飼い方

ペット生活

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編集部

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薄いボディーカラーに耳の先や尻尾などだけ濃い色が出るポイントで有名なのはサイアミーズですが、肢に白いソックスを履いたようなポイントが何ともユニークで可愛いのがスノーシューです。

数も少なくレアな猫ですので実際に見たことがある人はあまり多くないかもしれません。

今回は、足元がキュートなスノーシューについてご紹介しましょう。

 

スノーシューのルーツ

ヴィクトリア朝の後期(1800年台後半)の写真や絵の中には足先の白い猫が描かれているものがいくつかあります。このことから、スノーシューの祖先となる猫がかなり昔から存在していたことが分かります。また、1950年台にはシルバーレースと呼ばれる足先の白いサイアミーズが確認されています。

しかしながら人工的にスノーシューを生み出そうという試みが始まったのは1960年台になってからで、サイアミーズのブリーダーであるドロシー・ハインズ・ドーティが最初でした。スノーシューという名前を付けたのもドーティだと言われています。

ドーティは足先の白い3匹のサイアミーズを入手し、黒毛でお腹、胸、喉、足先のみが白い猫と掛け合わせ始めました。しかしながらドーティは道半ばで繁殖を諦め、その後に別のブリーダー、ヴィッキー・オランドーがスノーシューを生み出すことに成功しました。

その後さまざまなブリーダーがスノーシューの品種確立に参加。スノーシューは1982年に品種管理団体のCFFに、1990年にはACFAに1994年にはTICAに公認されましたが、ICFAは未だにこの猫を公認していません。

スノーシューの特徴

何と言っても靴下を履いたような白い足先が特徴です。ただしスノーシューの子猫はポイントのない白い被毛で生まれてきて、生後数週間で尻尾、肢、頭、耳などに色がつき始めます。体の色が濃くなるのは子猫が大人になってからです。

スノーシューのソックス模様は劣性遺伝のため繁殖が難しく、時にオリエンタルショートヘアやサイアミーズに逆戻りしてしまうこともあるようです。

 

スノーシューの性格

スノーシューは明るく人懐こい猫。家族の中に好きな一人を決めて、その飼い主さんにべったりする習性があります。

同時に家の中ではボスのような態度で飼い主さんの様子を観察したりもします。頭も良くドアを開けることも簡単に覚えてしまうところもあります。

おしゃべり好きでよく鳴きますが、声がソフトですのであまり気になりません。性格が穏やかですので犬など他のペットとの相性も悪くないようです。

スノーシューを飼うポイント

スノーシューはブラッシングなどお手入れも簡単で飼いやすい猫と言えるでしょう。

たまに遺伝的に尻尾がねじれていたり斜視があったりする猫が生まれることがありますが、健康上に問題があるわけではありません。

性格がフレンドリーで子供や飼い犬との相性も良いので家族が多い家庭でも問題なく飼うことができるでしょう。

スノーシューに会えたらその幸運を大切に

スノーシューは数が少なくマイナーな猫であるため、なかなか出会うことができない貴重な猫です。

もし、出会うことができたら大切に飼ってあげてください。ただし、飼い主さんに寄り添う生活を好みますので、出張が多い飼い主さんや旅行好きな飼い主さんには合わないかもしれません。

 
 

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