2015年8月29日更新

犬、猫などペットの高度医療専門病院、JARMeCって知ってる?

ペット生活

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編集部

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ペットの医療は高度化が進み、治療の選択肢が増えてきています。しかしながら多くの動物病院では獣医さんが数多くの病気にひとりで対処しているケースが多く、また高度な医療機器も揃っていない場合もあります。飼い主さんが普段通っているのは人間で言えば町のお医者さんなのです。そんな中で高度医療に特化し、各診療科に専門医による治療を行っている病院JARMeCがあります。今回はJARMeCについてご紹介しましょう。

 

JARMeCってどんな病院?

JARMeC(Japan Animal Referral Medical Center)とは株式会社日本動物高度医療センターが経営している病院で、かかりつけ病院からの紹介があった場合のみ受診できる二次病院です。

かかりつけ病院では手に負えない深刻な病気や高度な医療機器が必要な場合に診察を受けることができ、病状が安定したらかかりつけ病院に戻って予後のケアを継続します。CT、MRI、放射線治療、PET-CTなど人間の医療同様の先端機器が揃い、各疾患を専門に研究、臨床現場に携わってきた専門医が担当して検査、治療を行うのが最大の特徴です。

どんな診療科があるの?

JARMeCには「腫瘍科」「脳神経科」「整形科」「眼科」「放射線・画像診断科」「泌尿生殖器・消化器科」「麻酔科」の7つの科があります。

腫瘍科

ホルタ―心電、心エコー、心カテーテル検査、フラットパネルによるX線ビデオ評価、血液ガスモニタなどの検査機器を揃え、バルーン拡張術、ペースメーカー設置、気管内ステント術、人工心肺装置を使った外科手術などを行っています。

脳神経科

神経学的検査、MRI検査、脳脊髄液検査、脊髄造影検査などの精密検査を行うことができます。てんかん、脳炎に対する内科的治療のほか、椎間板ヘルニア/脊椎骨折/脳腫瘍/水頭症などに対して最新の技術を駆使した幅広い治療を行っています。

整形科

X線検査、CT検査などによる診断を行っています。骨折、靭帯断裂についても最新技術を導入して結果を出しています。

眼科

細隙灯顕微鏡(スリットランプ)、眼底カメラ、眼圧測定器、双眼倒像鏡、網膜電位図(ERG)など特殊な検査機器を揃え、手術用顕微鏡を用いた角膜疾患、緑内障、白内障の手術を行っています。

放射線・画像診断科

X線検査、超音波検査、MRI、CTなどによる画像診断と、脳腫瘍、鼻腔腫瘍、口腔腫瘍、頸部腫瘍、骨の腫瘍、体表の腫瘍、骨盤腔内腫瘍などに対する放射線治療を行っています。
最近になってPET-CTを導入し今後は精度の高いがん検診の実施も予定しています。

泌尿生殖器・消化器科

内視鏡による消化器官の診断、バイオプシー、異物の摘出などを行っています。また治療においてはバルーンカテーテルを用いた食道拡張術、直腸拡張術などペットに負担の少ない治療を行っています。

麻酔科

痛みをコントロールするペインコントロールを行うほか、全身麻酔が必要な外科手術や検査の際に麻酔管理を行います。麻酔医の存在はあまり認識されていませんが高齢のペットや病気のペットの場合、麻酔による影響が大きいため麻酔の管理はペットの生存率を左右する重要なポイントです。

腫瘍科

PET-CTを使った精度の高い検査を実施。治療においてはリンパ腫、腺癌、肥満細胞腫、扁平上皮癌、メラノーマに対して外科的治療、抗がん剤治療、免疫治療、放射線治療など4つのアプローチによる治療を行っています。

 

どんな施設なの?

JARMecには集中治療室を含め120頭の入院に対応できる入院施設があり、犬と猫は別々に入院することができます。また、病理検査や遺伝子検査に対応できる検査センターを院内に持ち迅速な診断を行っています。災害時などの停電には自家電力で対応する設備も完備。人間の総合病院、大学病院に匹敵する設備をもった動物病院と言えるでしょう。

ペットの重篤な病気に希望

今まで諦めざるを得なかったペットの病気に対し、JARMeCは新たな希望となるでしょう。高度な医療はそれなりに費用が掛かりますし、川崎、名古屋といったロケーションに対応できない飼い主さんもいるでしょうが、ペット医療における光明であることは間違いなさそうです。

    • 日本高度動物医療センター川崎
    • 〒213-0032 神奈川県川崎市高津区久地2-5-8 電話:044-850-1280
    • 日本高度動物医療センター名古屋分院
    • 愛知県名古屋市天白区鴻巣1-604 電話:052-933-9901

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