2015年8月30日更新

愛犬、愛猫が手術する時に飼い主さんができる準備とアフターケア。

ペット生活

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編集部

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ペットの手術や入院。飼い主さんにとっては辛い出来事ですが悲しんでばかりもいられません。ペットが無事に治療を終え元気になるためには飼い主さんの充分な準備やアフターケアが必要です。確かに治療するのは獣医さんですが、実際に治すのはペット自身。飼い主さんにはそれをサポートする責任があるのです。

今回はペットの手術や入院に際して飼い主さんができることについて考えてみましょう。

 

ちょっと待って、その治療は本当に必要?

そもそも、ペットが受けようとしている手術や入院、本当に必要なのでしょうか?多くの場合、獣医さんはペットに最適な治療を選んでくれているはずですが、果たして選択肢は手術だけなのでしょうか。

例えばペットが高齢な場合。高齢のペットにとって麻酔や手術によるダメージは小さくありません。また高齢のペットの場合、手術や治療の対象になる臓器以外の部分も弱っている場合があります。複数の弱点を抱えるペットの場合、手術など積極的な治療を行うと弱っている別の臓器に致命的な影響を及ぼすこともあるのです。

緊急性の低い手術の場合は、もしかしたら手術のほかにも内科的なアプローチや中医学的な治療を選べるかもしれません。

手術を受ける前には獣医さんから充分な説明を受け、疑問点をクリアにしてから治療に臨むようにしましょう。場合によってはセカンドオピニオンを受ける必要もあるかもしれません。例え専門家でなくても飼い主さんが積極的に治療にかかわり、獣医さん任せにしないという姿勢が必要です。

いざ手術へ。飼い主さんにできることは?

手術の日まで充分な栄養を摂らせる

病状にもよりますがペットに食欲があるようであれば手術の日まで充分かつ質の良いフードを与えて体力をつけさせましょう。ビタミンB、Cや手術による炎症を軽減する働きがあるグルコサミン、コンドロイチンなどのサプリメントをあげても良いでしょう。飲ませる場合は事前に獣医さんと相談して手術に悪影響がないかどうか確認しましょう。

手術当日はメンタルのケアを

ペットが落ち着いて治療を受けることができるようホリスティックなアプローチを試してみても良いでしょう。バッチフラワーレメディはイギリスのバッチ博士が考案した植物エッセンスのレメディですが、フラワーレメディのひとつ「レスキューレメディ」はペットの緊張を和らげる効果があります。

最近ではインターネットでも入手できますので、病院に行く数時間前から30分おきぐらいに数滴ずつ与えてみましょう。バッチフラワーレメディは薬やアロマテラピーと違って副作用や不適合がありませんので安心して使用できます。

また、緊張を和らげるためにいつも使っている毛布なども持って行きましょう。術後の管理に影響がないと獣医さんが判断すれば入院ケージに入れてくれるでしょう。

入院が続く場合は好きなフードを持参

ペットは術後のショックであまり食べ物を口にしないかもしれません。術後に入院が必要な場合は好きなフードを持参してみましょう。慣れない病院の食事よりは食欲が沸く可能性があります。

 

退院後にオススメしたいこと

退院後はなるべく静かな環境でペットに充分な休養を取らせてあげましょう。治療による疲れと慣れない場所にいたストレスでペットは飼い主さんから得られる安心を求めています。できる限りペットのそばにいてあげましょう。ペットに変化がないかどうか観察するのも飼い主さんの重要な役割です。

また体力や免疫力を高めるサプリメントもオススメです。魚油などに含まれる必須脂肪酸やコエンザイムQ10などは手術で落ちた抵抗力をサポートするのに良いサプリメントですが、与える前に獣医さんに相談する必要があるのは術前と同じです。

手術・入院のストレスを少しでも軽減してあげよう

手術・入院は病気やケガを治療する近道ではありますが、ペットにとって物理的にも精神的にも大きなストレスなのは確かです。飼い主さんにできることはなるべくそのストレスを軽減してあげることと、ペットの自己治癒力をサポートしてあげることです。的確にサポートしてあげれば、ペットの体は自らの力を発揮して体を治癒してくれるはずです。