2015年8月26日更新

猫にも必要、ネイルケア。飼い主になったら覚えておきたい猫の爪のケア。

ペット生活

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編集部

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猫にとって爪は便利な道具です。獲物を捕らえたり、木に登ったり、身を守ったりするなど多くの目的のために使われています。それが分かっているからこそ、猫も爪のケアを怠りません。定期的に爪を砥いで常に使える状態にしているのです。

しかしながら室内で飼っている猫の場合、飼い主さんが爪を切ってあげなければなりません。今回は猫のネイルケアについてご紹介しましょう。

 

猫の爪はどんな構造をしているの?

猫の爪は1本1本が鋭く曲がった鎌のようで、一見1枚に見えますが実は二層構造になっています。鋭くカーブした外側の爪とその内側にある血液や神経が通った部分に分かれているのです。狩や木登りに使う外側の尖った爪は定期的に剥がれ新しい爪に取って代わります。

猫の爪砥ぎは磨耗した古い外側の爪を剥いで新しい爪を出すための作業でもあります。猫を室内で飼うと丸くなった爪が落ちていることがありますが、これは古くなった爪。ケガをしているわけではありませんので安心してください。

猫の爪は靭帯で脚の腱に繋がっていて必要に応じて腱を引っ張りあげ、爪を出しています。爪を使う必要のない時やリラックスしている時には腱が緩み爪は自動的に格納されています。

しかしながら高齢の猫は靭帯が緩んで力がなくなるため完全に爪をしまえなくなることも多く、床の上を歩くと爪が床に当たる「カツカツ」という音がします。こういう音がするようになったら早めに爪を切ってあげましょう。

なぜ、室内飼いの猫に爪切りが必要なの?

野良猫や外飼いの猫は地面や石の上などさまざまな場所を歩いたりジャンプしたりするのに爪を多用するため、自然と爪が磨耗していきますが、室内飼いの猫の場合は爪が磨耗するような環境にはありません。そのためいつまでも爪がシャープなままです。

飼い主さんの安全のためにも鋭い爪をカットしておく必要があるでしょう。「爪砥ぎを置けば爪切りはしなくて良いのでは?」と思う飼い主さんもいらっしゃると思いますが、爪砥ぎの後で出てきた新しい爪こそ鋭い凶器なのです。

 

爪はどうやってカットするの?

既に猫を飼っている飼い主さんならご存知だと思いますが、猫は通常は爪を収納していますので、その爪を表に出してあげる必要があります。猫の指の付け根あたりを上下から指で挟んで軽く押すと隠れていた爪が顔を出しますので、先の方をカットします。

先ほど説明した内側の爪の部分は神経や血管が通っていますので、決して切らないようにしましょう。日に透かしてみると血管や神経の通っている内側の部分は薄いピンク色をしていますのですぐに分かります。

爪切りはどのくらいの頻度で行えば良いの?

爪切りは猫の住んでいる環境や年齢によっても異なりますが、2週間から3週間に一度はチェックして伸びている爪だけカットするようにします。前脚と後脚の爪では伸びるサイクルも違いますので、自分の猫の爪の伸び方をよく観察しましょう。

爪を切らずにそのままにしておくと伸び過ぎで巻き爪になり肉球に刺さってしまうことがあります。巻き爪になると爪を切るのも大変ですし猫も痛みを感じているはずですので、こんなことにならないように注意しなければなりません。

爪切りは飼い主さんのマストケアのひとつ

爪切りはブラッシングとともに猫の大切なケアのひとつです。初めは難しいかもしれませんが、猫を飼ったら必ず必要になりますので練習してください。

猫が暴れるなどしてどうしても爪を切らせてくれない場合は病院やトリマーさんにお願いするか、爪を切ること自体諦めるかしかないでしょう。外部の人にお願いした場合は猫のストレスになりますし、爪を伸ばしたままですとケガも覚悟しなくてはなりませんので、なるべく飼い主さんの手でケアしてあげたいものです。