2015年8月31日更新

「賢い=飼育が簡単」は大きな間違い!コモンリスザルの育て方について

ペット生活

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編集部

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ペットの購入を検討している方に勘違いされがちなのが、ペットの頭の良さが飼育の難易度に直結していると思われていることです。

実はそれは大きな間違いで、時にはペットの頭の良さが逆に作用してしまうことがあるのです。その例の一つが「コモンリスザル」の飼育です。

人と同じ霊長類でとても賢いコモンリスザルの飼育のどこがそんなに大変なのでしょうか?その一例をご紹介します。

 

その1:成長すると言うことをきかなくなることも

コモンリスザルはとても賢いので、しつけをすることは可能です。さらに日本猿のように簡単な芸も仕込むことができます。

しかし、飼い主の言うことを素直に聞いてくれるのはまだ成長しきっていない子どもの時期だけです。成長して大人になると賢い故に、自分の考えを優先させるようになってしまいます。

飼い主視点から言うと、気まぐれになって思うように行動してくれなくなってしまう訳ですね。同じ霊長類だけあって人間と似たような「意思」を持つようになるのです。

その2:トイレのしつけはできない

これも勘違いされがちなのですが、「賢い=決まった場所でトイレをする」とは必ずしも当てはまりません。トイレに関しては知能というよりも習性に起因する部分が大きいのです。

犬や豚は用を足す場所を一つに決めますが、コモンリスザルは好きなところで糞や尿をしてしまいます。基本的にはケージの中に垂れ流すことになるので、こまめな掃除は必須なのです。

 

ホットスポット・紫外線ライトは必須

知能とはあまり関係ありませんが、コモンリスザルにはホットスポットや紫外線ライトが必須です。中南米出身のコモンリスザルは気温は高めを好みますし、紫外線(日光浴)が不足するとビタミンD3が不足しクル病を発症してしまうリスクが高まってしまいます。

このように設備投資もかなりかさむこともコモンリスザルの飼育難度が高い一つの要因になってします。

気に入られるかどうかはあなた次第

私たちがコモンリスザルを観察しているように、コモンリスザルもまた私たちをじっくりと見ています。

きっちりと誠実に対応していればむげに扱われることはあまりありませんが、コモンリスザルに気に入られるかどうかは運によるところも大きいようです。

無理やりコモンリスザルに言うことをきかせるような行動はやめておきましょう。そのような行動は無意味ですし、不信感を抱くきっかけに成りかねません。

 
 

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