2015年9月14日更新

野性のネコ科動物のような猫〝サバンナ”のルーツ、特徴、性格について

ペット生活

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編集部

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普通のイエネコに比べて長い尻尾とスリムな体型で野生の大型ネコ科動物そっくりのルックスが特徴のサバンナ。アフリカ出身というだけあってその姿は日本の狭い家には似合わない高貴な雰囲気を醸し出しています。購入する際はアメリカから直輸入する必要があり、あまり見ない猫です。今回はサバンナについてご紹介しましょう。

 

サバンナのルーツ

サバンナは1986年4月7日にベンガル猫のブリーダーだったジュディ・フランクが雄の野生の猫サーバルと雌のシャム猫を交配させて最初に誕生させました。サバンナに興味をもったもうひとりのブリーダー、パトリック・ケリーはその中の1匹を引き取ってサバンナを品種として確立すべくプロジェクトを開始しました。

その結果サバンナは2001年に猫の品種管理団体TICAに品種として公認されました。2012年にはTICAにチャンピオンシップとして登録されています。

サバンナの特徴

体のサイズはいろいろ

サバンナは長い尻尾とスリムな体躯のため実際のサイズより大きく見えますが、サイズは世代(何代目の交配種か)と雌雄によってかなり差があります。

最も大きいのは野生のサーバルの影響を強く受けた第一世代と第二世代の雄でしょう。第一世代の雄は6キロ~11キロの大きさで、雌はそれより少し小さめです。それより世代が後になるとサイズも小さめになり3キロ~7キロと普通のイエネコのサイズになります。

スポット柄の4色のみが公認カラー

サーバルの血を引いたスポットのある被毛が特徴でTICAではスポットのある猫のみをサバンナのスタンダードとして公認しています。公認カラーはブラウン、シルバー、ブラック、ブラックスモークのみです。

スタンダードには認定されていませんが、他にもスポットのないタイプ、マーブル、スノーカラー、シナモンカラー、チョコレートカラーなどの被毛をもったサバンナもいてサバンナは比較的バリエーション豊かな猫だと言えます。

体のつくりと能力はチーターのごとく

長い尻尾、すっと伸びた首、小さな頭は猫というよりチーターのイメージです。またジャンプ力も猫随一で2メートル以上のジャンプ力があると言われています。

サバンナの性格

見た目はチーターのようですが性格は至って穏やかで人にもよく懐くと言われています。海外ではリードを付けて散歩する姿も見かけられるようで犬のように従順だとされています。

 

サバンナを購入するには?

サバンナには交配種としての血の濃い方からF1、F2…と分類されています。F1、F2などは入手が困難なうえ、野生種の血が濃いため都道府県知事の飼育許可が必要ですので日本での購入はあまり現実的ではないでしょう。

繁殖可能なのはF4からと言われ、日本で入手可能なのもF4あたりからのようです。このあたりの種であれば知事の許可は必要ないようです。いずれにせよ海外からの直輸入になることが多く、空輸、検疫などを経て手元に届くのは数か月後ですし、猫の価格にプラスして空輸代、陸送代、書類申請代などが掛かる場合が多いようです。価格はまちまちですが、トータルで100万円以下になることは少ないようです。

猫好きなら一度は見てみたい希少価値の高い猫

日本ではまだ飼育頭数が少なく高値の花のサバンナ。価格も去ることながら海外から輸入すると120日程度の検疫が必要だという点もハードルを高くしているようです。そんな希少価値の高い猫だけに猫好きなら飼うことはできなくても一度は触ってみたい猫なのではないでしょうか。